社団法人 日本オペレーションズ・リサーチ学会
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2017年度 研究部会・グループ 部会報告 (2017年3月~2018年2月)

常設部会

1. 待ち行列
2. 数理計画(RAMP)
3. 評価のOR
4. 意思決定法
5. サプライチェーン戦略

研究部会

1. アグリサプライチェーンマネジメント
2. 最適化の基盤とフロンティア
3. 数理的発想とその実践
4. 離散アルゴリズムの応用と理論
5. ORによる大規模インフラストラクチャー分析
6. 確率モデルとその応用
7 .不確実性環境下の意思決定モデリング
8. エネルギーミックスの諸問題とOR
9. オリンピック,パラリンピックとOR
10. システム信頼性 
11. データサイエンスとマーケティング分析
12. 危機管理と防衛のOR

研究グループ

1. 地域課題解決のOR

※問合せ先メールアドレスの◎は半角@に置き換えてください

  〔4部会合同〕
(確率モデルとその応用,システム信頼性
,待ち行列,不確実性環境下の意思決定モデリング)

~確率モデルの新展開~

日 時

2017年10月7日(土)

実行委員会

実行委員長:木村光宏(法政大学)
実行委員:塩田茂雄(千葉大学),穴太克則,堀口正之(神奈川大学), 北條仁志(大阪府立大学),田村信幸(法政大学),佐久間大(防衛大学校), 来島愛子(上智大学),吉良知文(群馬大学),中西真悟(大阪工業大学), 土肥正(広島大学),岡村寛之(広島大学),齋藤靖洋(海上保安大学校), 広谷大助(県立広島大学)

場 所 県立広島大学サテライトキャンパス502大講義室

出席者

24名

テーマ
講 師
概 要

(1)「野球における投手の分類」
谷口哲至(広島工業大学)
講演者は自身の野球,ソフトボールの経験の下,投球時打たれた打球の質によって,その日の成績(失点の具合)がある程度分かると感じていた.この客観的な情報のみで投手の能力を測り,また今後の育成面における課題を洗い出せないかと思案したことが本研究の動機である.一方で,投手の能力を評価する基準として防御率というものがある.この指標は球場の大きさやチームの守備力の影響が加味されているので,客観的な指標というには乱暴であると感じられる.しかしながら,日米を問わずプロ野球界ではこの指標をもって投手の俸給に大きな影響を与えてきた.
今回,客観的な指標のみでどれほど投手の能力を見ることができるのか?どのような投手が点を取られにくいのか?に焦点をあてて講演を行った.なお,この研究は平尾氏(愛知県立大),小泉氏(横浜市大)らとの共同研究である.

 

(2)「市場価格インパクトを考慮した最適執行問題」
大西匡光(大阪大学)
自らによる資産の売買がそれらの市場価格へのインパクトを与える“大きな投資主体”にとっては,それら市場価格インパクトを考慮した売買の執行戦略を策定する必要がある.本講演では,報告者らが最近に提案した,過渡的インパクトと永久的インパクトを同時に組み入れた離散時間の資産価格変動モデルを構築した上で,確率動的計画法を用いて,その最適執行戦略を導出した.さらに,取引所外の取引をも考慮したモデルとそれに関連する売買契約の問題についても言及した.

 

(3「)オンラインテスティングを用いた教育システムの構築とシステムの信頼性」
廣瀬英雄(広島工業大学)
毎授業での習熟度を確認し不足があれば追加授業によって学生を支援する教育システム(フォローアッププログラム)では,習熟度の確認にオンラインテスティングを用いている.授業時間中に行なうためできるだけ短い時間(例えば10分)で行なうのが望ましいが,少ない問題数(例えば5問)の場合には習熟度測定値の信頼度を損なう可能性がある.そこで、テスティング時間と問題数とのトレードオフを探り,適切な問題設定数について考察し,オンラインテスティング特有のシステムの信頼性について触れた.

 

(4)「貸出データを用いた図書館の蔵書貸出モデルと分析」
加藤憲一(神奈川大学)
本発表では平塚市立図書館から提供された図書貸出データを用いて,図書の分類,出版年からの時間経過等による図書の貸出冊数の統計的な特徴について考察を行った.図書館の利用の程度をはかる指標として蔵書回転率や貸出率といった指標が用いられている.また貸出件数についてはこれら平均値的な指標だけでなく多くの研究がなされている.例えばある図書館において一定期間における図書の貸出件数の度数分布は負の二項分布に似たものとなるといった性質が知られている.本発表では得られたデータの分析を行い,これらの既存の研究で指摘されている貸出の経験則に対して確率モデルの観点から考察を加えた.また図書館では所蔵スペースの制約があり,全ての図書を利用者が自由にアクセスできる開架方式で配置することは難しい.発表の後半では開架・書庫の配置方式や貸出冊数の制限などの利用者規約に関する課題に対して,待ち行列モデルの考え方を用いて図書館における適切なサービスについていくつかの考察を行った.

 

(5)招待講演:「A Model of Price Impact Function」
木島正明(首都大学東京)
Institutional traders consider liquidity in addition to prices when they trade. Their large trades create price impacts, which incur the risks of slippage and unfavorable market conditions that adversely affect their profit. We proposed a generic framework to model the market price of liquidity risk. By setting the framework’s parameters appropriately, we obtained different closed-form solutions of price impact function and the market price of liquidity risk. One particular price impact function is concave with respect to the order flow. We also found a proportional relationship between illiquidity and volatility. These features of our model are qualitatively consistent with existing empirical evidence.

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 〔アグリサプライチェーンマネジメント

第12回

日 時

2017年10月21日(土) 14:00~15:30

場 所 藤女子大学 472教室
(北海道札幌市北区北16条西2丁目1-1)

出席者

9名

テーマ
講 師
概 要

「次世代農産物サプライチェーンマネジメント構築へ向けた課題」
蓮池隆(早稲田大学)
農産物サプライチェーンの取り組みは,生産から物流,消費者嗜好の把握まで,様々に研究がなされており,企業においても次世代のビジネスモデルを構築しようと動き始めている.このような事情をふまえ,今後注視すべきサプライチェーンの課題について,講演者の経験を題材に講演された内容に関して,参加者との活発な議論が行われた.

第11回

日 時

2017年7月28日(金)14:00~16:00

場 所 岡山寺 集会施設
(岡山県岡山市北区磨屋町5-5)

出席者

8名

テーマ
講 師
概 要

(1) 「Network restoration scheduling in post-disaster logistics management」
I-Lin Wang (National Cheng Kung University)
地震や突発的災害により,ネットワークが遮断される場合に,どこから,どれくらいの資源をかけて,どの順番で復旧させるかの意思決定は非常に重要であり,農産物サプライチェーンにおいても不可欠である.本講演では,いくつかの事例に対し,数理モデルを構築し,実数値例を元にした解析結果が紹介された.

 

(2) 「農業経営における意思決定統合支援システム構築に向けた取り組み」
伊藤 健 (東北大学)
農業経営に関わる意思決定問題は,作付計画問題をはじめ数多く存在する.一方で,フードサプライチェーンを通じた地域活性化に貢献することも今後の農業システムには重要であることから,個々の局所的な問題のみを扱うのではなく,営農者の意思決定を統合的にサポートする仕組みを模索する著者の取り組みが紹介された.

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 〔意思決定法

部会URL

http://sites.google.com/site/decisionorsj/

第45回

日 時

2018年1月23日(火)16:00~18:00

場 所 日本大学 桜門会館 303会議室

出席者

10名

テーマ
講 師
概 要

(1) 「演色性評価における従来型AHPと支配型AHPの適用事例」
妻島元輝(名城大学 大学院2年生)
本研究では, 従来型AHPと支配型AHPの評価構造における相違点を整理した. またその過程で, BeltonとGearの代替案の順位逆転の現象について紹介し, 支配型AHPではそれが評価に現れないことを示した. 今回の講演では, 市販の電灯から個人の選好にあった電灯を選択するための, AHPを利用した電灯の演色性評価の枠組みを提案する. この枠組みに従来型AHPと支配型AHPの双方を適用した結果を示し, 各手法の特徴を述べる.

 

(2) 「一対比較の転置行列を用いた評価順位逆転現象の改善」
金箱大輝(日本大学 学部4年生)
本研究では一対比較の転置行列を用いて、評価順位逆転現象の改善を目的とする.これを一段階改善とよぶ.もし転置行列で改善できない場合は通常の一対比較行列の結果と足し合わせる.これを二段階改善とよぶ.一段階改善と二段階改善の結果から得られた考察を提示し、特にどのようなパターンで改善されなかったのかを考察した.

 

(3) 「一対比較における過大評価・過小評価の調整」
中村源太(日本大学 学部4年生)
本研究では意思決定者の作成した一対比較行列に対して最小限の調整で整合性のある一対比較行列を作成し,評価順位逆転現象を改善した.具体的には一対比較行列の過小評価されている要素を変数xと置き,評価順位逆転現象が起きないような変数xの特定の値を求める.そして,整合性のある一対比較行列にするために過小・過大評価されている要素を調整した.

 

(4) 「事務事業の施策に対する影響度に関する一考察~男女共同参画事業を例にして~」
小泉涼(諏訪東京理科大学 大学院1年生)
地方自治体では財政削減の流れから,行政評価に於いて事務事業の相対評価,施策に対する有効性の評価が求められている.本発表では,長野県茅野市の男女共同参画事業を例に,個々の事務事業の施策に対する影響度を,AHP/ANPを使って計算方法を提案した.活用案として,影響度を使って事務事業の相対評価点を求める方法を示した.

第44回

日 時

2017年12月12日(火)16:00~18:00

場 所 大阪商業大学 谷岡学園梅田サテライトオフィスCURIO-CITY
(大阪市北区大深町4番20号 グランフロント大阪タワーA(南館)16階)

出席者

6名

テーマ
講 師
概 要

(1) 「仮想通貨の比較と評価に関する研究」
法雲俊栄(大阪商大)
本研究では,仮想通貨が金融業界,個人に広まりつつある背景から,一般的に時価総額でランキングされている評価を,通貨の時価総額,利便性(取引所,送金手数料,決済),特徴(サービス,プロジェクト,事業),安定性(将来性,流動性,安全性,詐欺)を基準にし,金融業界・個人・投資家の3面から比較評価を提案した.


(2) 「一対比較行列からの重要度の計算について」
田地宏一(名古屋大学)
本講演では,AHPの手順の中で,一対比較行列からの重要度を算出する方法について議論した.まず,もっともよく知られている,固有ベクトル法と幾何平均法について,それらの数学的背景について説明したあと,多目的最適化の視点からこれらの方法を見直すことで,固有ベクトル法はパレート最適性を満たさないことがあるのに対し,幾何平均法は常にパレート最適な重要度を算出することを示した.また,重要度のパレート最適性に対する,グラフ表現や,図形的表現を紹介し,これらに基づく新しい重要度算出法の可能性について議論した.

第43回

日 時

2017年10月24日(火)16:00~18:00

場 所 名城大学ナゴヤドーム前キャンパス西館2階 レセプションホール
(名古屋市東区矢田南四丁目102番9)

出席者

7名

テーマ
講 師
概 要

(1) 「代替案を順番に評価するためのAHPの枠組みについて」
飯田洋市(諏訪東京理科大学)
AHPでは代替案を評価するために一対比較が利用される.このとき,全ての代替案がそろっていることが暗黙裡に要求される.本報告では,代替案がいっぺんにそろわない場合を例に,それらを一つずつ独立に評価していき,全てそろったところで従来型の視点から調整することで評価比表を得るための手順が紹介された.数値例としてフィギュアスケート競技での評価が挙げられた.


(2) 「地域コミュニティ型小水力発電事業の提案と費用便益分析」
大野栄治(名城大学)
本研究では,まず温暖化対策と地域活性化の両立を図る地域コミュニティ型小水力発電事業を提案した.この事業には住民ボランティアを活用してコストを削減するという特徴がある.次に,ボランティア活動(奉仕労働:WTW)が社会的便益の指標になるという独自理論に基づきWTW関数を推定して事業の社会的便益を計測した.そして,費用便益分析を通じて事業の実現可能性を検討した.

第42回

日 時

2017年8月31日(木)16:00~18:00

場 所 日本大学 桜門会館 303会議室
(〒102-0076東京都千代田区五番町2-6)

出席者

6名

テーマ
講 師
概 要

(1) 「授業評価アンケートにおけるAHPの活用」
大山口菜都美(秀明大学)
大学における授業評価アンケートにAHPを導入することで,学生が授業に対し何を重要視するかを反映させた授業評価を目指す.実際に発表者の授業において行った,三つの評価基準に対して三角図を用いた三つ組比較を行う項目を追加したアンケートの分析結果を報告し,今度の改善案や注意点について様々な意見をいただいた.


(2) 「支配代替案法における階層化の扱い」
大屋隆生(国士舘大学)
支配代替案法,多重支配代替案法の評価過程で表われる一対比較を1つの一対比較行列として表現した超一対比較行列を提案したが,評価基準が階層化されている場合も代表の評価基準を支配評価基準として用いることにより超一対比較行列を用いて計算できることを示した.

第41回

日 時

2017年7月8日(土)15:00~17:00

場 所 名城大学ナゴヤドーム前キャンパス南館DS404
(名古屋市東区矢田南四丁目102番9)

出席者

5名

テーマ
講 師
概 要

(1) 「KES-IDT2017の報告」西澤一友(日本大学)
6月下旬にポルトガルで開催されたKES-IDT2017について,発表セッションであるDecision Making Theory for Economicsの概要を報告した.このセッションの発表数は5件で日本から3件の発表があった.来年度はオーストラリアでの開催となるので,多くの人に論文投稿等,積極的な参加をお願いした.


(2) 「AHPの一対比較行列と投票理論」水野隆文(名城大学)
AHPの固有ベクトル法に基づいた、投票集約手法を提案した.そして,提案した集約手法を、主要な投票集約手法である多数決とCondorct-Kemeny-Young法,Bordaルールと比較した.さらに,詳細な数値実験により,固有ベクトル法に基づく集約方法がBordaルールに非常に近いことを確認した.

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 〔システム信頼性〕

部会URL

https://sigrel.wordpress.com/

第6回

日 時

2018年1月20日(土)

場 所

NATULUCK飯田橋東口 駅前店

出席者

11名
テーマ
講 師
概 要

「粘菌の賢い戦略と数理モデル」
伊藤賢太郎(法政大学)
真正粘菌変形体は巨大なアメーバ状の単細胞生物であり、その体全体を使った情報処理についてはここ十年来多くの研究が行われている.本講演では粘菌が生み出す管ネットワークを,輸送網という観点から鉄道網と比較した過去の研究,粘菌の餌探索戦略について調べた近年の実験,及びその数理モデルについて紹介した.

第4回

日 時

2017年8月5日(土)

場 所

法政大学市ヶ谷キャンパス80年館7階

出席者

23名
テーマ
講 師
概 要

(1) Presenter: Kishor S. Trivedi (Duke University)
Title: Reliability and Availability Modeling in Practice
Abstract: High reliability and availability is a requirement for most technical systems. Reliability and availability assurance methods based on probabilistic models is the topic being addressed in this seminar. Non-state-space solution methods are often used to solve models based on reliability block diagrams, fault trees and reliability graphs. Relatively efficient algorithms are known to handle systems with hundreds of components and have been implemented in many software packages. Nevertheless, many practical problems cannot be handled by such algorithms. Bounding algorithms are then used in such cases as was done for a major subsystem of Boeing 787. Non-state-space methods derive their efficiency from the independence assumption that is often violated in practice. State space methods based on Markov chains, stochastic Petri nets, semi-Markov and Markov regenerative processes can be used to model various kinds of dependencies among system components. However, the resulting state space explosion severely restricts the size of the problem that can be solved. Hierarchical and fixed-point iterative methods provide a scalable alternative that combines the strengths of state space and non-state-space methods and have been extensively used to solve real-life problems. We take a journey through these model types via interesting real-world examples.

 

(2) Presenter: Raito Matsuzaki (Tokyo Metropolitan University)
Title: Detection Method of Impassable Roads for Efficient Tsunami Evacuation Guidance
Abstract: In recently, earthquake disasters are frequent, and many people die or go missing when a tsunami strikes after the earthquake. Therefore, we need to evacuate quickly to an elevated position for reducing damage. In our research, we proposed the tsunami evacuation support system for efficient tsunami evacuation. This system can maintain to construct ad-hoc networks using home servers for smart homes in the case of an existing network disconnection. Moreover, we proposed the detection method of impassable roads by other evacuees behavior for efficient tsunami evacuation guidance. We evaluated the proposed system by experiment.

 

(3)Presenter: Masahiro Hayashi (Tokyo City University)
Title: A New Approach for Executing Differential Calculus and Application to Failure Rate Analysis
Authors: Hiroyuki Okamura and Tadashi Dohi
Abstract: We proposed a new approach to executing differential calculus using simple 2 by 2 matrices and demonstrate an important application to the reliability engineering field. This matrix approach prevents an exponential increase in computation time of the post-expression obtained by differential calculus and shows instead a linear increase. This approach is a breakthrough for solving computation problems not only in the reliability engineering field but also in almost all science and engineering fields because differential calculus is essential to and commonly used in almost all of them.

第3回

日 時

2017年7月3日(月)~6日(木)

場 所

INP-ENSE^3, GreEn-ER, 21 Avenue des martyrs, 38000 Grenoble, France

テーマ
講 師
概 要

(1) Presenter: Taishin Nakamura (Tokyo Metropolitan University)
Title: Necessary Conditions for Optimal Arrangement of Connected-(r,s)-out-of-(m,n):F Lattice System with Minimal Cuts Overlapping
Authors: Taishin Nakamura, Hisashi Yamamoto, Xiao Xiao, Natsumi Takahashi and Tomoaki Akiba
Abstract: A connected-(r,s)-out-of-(m,n):F lattice system consists of m×n components arranged as an (m,n) matrix, and fails if and only if the system has an (r,s) sub-matrix where all components fail. One of the most significant problems in reliability theory is the component arrangement problem (CAP) on the assumption that component reliabilities are given and components are interchangeable. The CAP is to find optimal arrangements of components to maximize the system reliability. By taking optimal arrangements into account, we can make the best use of limited resources and maximize the performance of the system.
In this study, we provided necessary conditions for the optimal arrangement of the connected-(r,s)-out-of-(m,n):F lattice system with its minimal cuts overlapping, that is, m<2r or n<2s. Since we calculated the reliability of only the systems corresponding to the arrangements satisfying the conditions, we could considerably reduce the search space for the CAP. We evaluated the performance of the proposed algorithm by performing numerical experiments.

 

(2) Presenter: Lu Jin (The University of Electro-Communications)
Title: Operation and Maintenance Policy with Flexible Load Sharing
Authors: Lu Jin, Tomofumi Uwano, and Kazuyuki Suzuki
Abstract: An integrated operation and maintenance policy with flexible load sharing was proposed for multiple-component deteriorating systems under a constant total workload. The underlying deterioration process of the system, which depends on the workload allocation, is described by a discrete-time Markov chain. The decision-making problem is formulated as a Markov decision process that minimizes the total expected cost (both operation and maintenance costs) on an infinite horizon. The properties of the resulting optimal decision policies were investigated, and a set of sufficient conditions for a monotone policy to be optimal are provided. The efficiency of the proposed integrated operation and maintenance policy with flexible load sharing was demonstrated through a numerical example.

 

(3) Presenter: Hiroyuki Okamura (Hiroshima University)
Title: A note on computation of quasi-stationary distribution in continuous-time Markov chains
Authors: Hiroyuki Okamura and Tadashi Dohi
Abstract: This paper discussed the computation of quasi-stationary distribution for continuous-time Markov chain (CTMC). The quasi-stationary distribution is defined as a left eigenvector of an infinitesimal generator of the CTMC with absorbing states. Compared to the computation of steady-state probability vector of CTMC, the computation cost of quasi-stationary distribution is much higher. In the paper, we introduced an iterative approach to obtain the quasi-stationary distribution, which is similar to Gauss-Seidel algorithm for the computation of steady-state probability vector.

 

(4) Presenter: Shuhei Ota (Hosei University)
Title: A study on reliability deterioration and improvement of coherent systems under dependent failure-occurrence environment
Authors: Shuhei Ota and Mitsuhiro Kimura
Abstract: In this study, we investigated the effect of dependent failure occurrence on system reliability assessment. In general, it is known that an n-component parallel system cannot deliver its designed reliability if the lifetimes of the individual components have positive dependence. On the other hand, an n-component series system can exceed its designed reliability under such dependent failure-occurrence environment. This research analyzed to what extent the dependence among the components worsens/improves the reliability of n-component coherent
systems. The dependence among the components is modeled by FGM copula. We obtained the results by using numerical examples. Moreover, in these examples, we newly considered the allowable values of the parameters of FGM copula although they have been simply assumed [0,1]^n in the literature.

 

(5) Presenter: Syouji Nakamura (Kinjo Gakuin University)
Title: Optimum Incremental Backup Policies with Failures at Random Updating Times
Authors: Syouji Nakamura, Xufeng Zhao, and Toshio Nakagawa
Abstract: In order to ensure the data security, plans of incremental backups are usually set up to save the costs which is suffered from full backups. In this paper, we supposed that failures occur at data updating times and incremental backups are implemented only at the end of data updates and full backups are done at time T and update N to balance the costs of data backup and failure recovery. Using the theory of renewal process, we obtained the expected costs of backup and recovery and the expected cost rates for full backups. Optimum solutions of T and N to minimize the expected cost rates were discussed in analytical ways and computed with numerical examples.

 

(6) Presenter: Shinji Inoue (Kansai University)
Title: Markovian Imperfect Debugging Modeling for Software Reliability Assessment with Change-Point
Authors: Shinji Inoue and Shigeru Yamada
Abstract: We discussed Markovian software reliability modeling with the effects of change-point and imperfect debugging environment. Testing- time when the characteristic of the software failure-occurrence or fault -detection phenomenon changes notably is called change-point.
Considering the effect at change-point on software reliability growth process must be important to improve the accuracy of software reliability assessment. And, assuming imperfect debugging activities in software reliability modeling contributes to reflecting more actual situation of debugging activities. We also showed numerical illustration of our model for software reliability analysis by using actual data.

 

(7) Presenter: Tomohiro Kitagawa (National Defence Academy of Japan)
Title: Three repair options depending on failure time for a system equipped on ship
Authors: Tomohiro Kitagawa, Tetsushi Yuge, and Shigeru Yanagi
Abstract: A maintenance model for a system equipped on ship taking a voyage with a random duration was proposed. When a failure occurs, one action is chosen from three, return to the base, instantaneous repair on-site and to leave it alone and repair it after the end of the voyage. Our goal is to determine the optimal action depending on the occurrence time of failures, where the optimal policy minimizes the expected cost until the completion of one voyage, ensuring a certain mean availability.

 

(8) Presenter: Nobuyuki Tamura (Hosei University)
Title: State-age-dependent replacement policy for a semi-Markovian deteriorating system with major and minor failures
Author: Nobuyuki Tamura
Abstract: We consider a multi-state system whose deterioration is modeled as a semi-Markov process with an absorbing state. The system can suffer major and minor failures. When the system reaches the absorbing state, a major failure occurs and the system is replaced. Meanwhile, minor failures can occur depending upon the state and the sojourn time. Upon the occurrence of a minor failure, the system is minimally repaired. For the system, we proposed a state-age-dependent replacement policy which minimizes the expected long-run cost rate. Also, we investigated structural properties of the optimal replacement policy.

 

(9) Presenter: Yu Hayakawa (Waseda University)
Title: Delayed reporting of faults in warranty claims
Authors: Richard Arnold, Stefanka Chukova, and Yu Hayakawa
Abstract: We presented a model for the delayed reporting of faults: multiple non-fatal faults are accumulated and then simultaneously reported and repaired. The reporting process is modelled as a stochastic process dependent on the underlying stochastic process generating the faults. The joint distribution of the reporting times and numbers of reported faults was derived. We also presented a few extensions of the above model, which deal with multiple fault types, planned preventative maintenance and customer rush.

第2回

日 時

2017年6月6日(火)14:30~15:30

場 所

広島大学工学部A1-731

出席者

16名
テーマ
講 師
概 要

”Reliability Assurance and PHM: Key Challenges”
Ming J Zuo, Professor, (University of Alberta, Canada)
This talk addressed key challenges in assurance of the reliability of systems in continuous operation utilizing condition monitoring data. Key issues include quantification of the health status of system in operation and the relationship between health indicators and the predicted remaining useful life. The covered research aspects include fault detection, fault assessment, fault diagnosis, deterioration trend prediction, reliability assessment, maintenance optimization models and methods, and decision-making tools for inspection, maintenance, and operation.

第1回 (日本信頼性学会春季シンポジウムにおけるシステム信頼性研究部会オーガナイズドセッション )

日 時

2017年5月31日(水)14:40~16:20

場 所

一般財団法人 日本科学技術連盟 本部(西新宿2-7-1小田急第一生命ビル・Room-C)

出席者

21名

テーマ
講 師
概 要

(1) “A note on a statistical detection method of cascading failure for parallel systems”
Shuhei OTA and Mitsuhiro KIMURA (Hosei University)
Cascading failure, one kind of dependent failures, is a phenomenon in which the failure occurrence of one component triggers other failures. The trigger component can cause a huge number of failures after it fails if other components strongly rely on the trigger component. For example, this phenomenon is observed in complex network systems such as blackouts of power transmission systems. As a result, the cascading failure causes the reliability deterioration of the systems. From the viewpoint of reliability management, the factors of the cascading failure should be ideally eliminated before the utilization of the system. In this study, we proposed a statistical detection method of the cascading failure occurrence in n-component parallel systems. This research contributes to the cause analysis of the cascading failure occurrence in the n-component parallel system. The cascading failure is modeled by hazard rate switching mechanism. We assumed that the lifetime distribution of the remaining components changes if such a trigger component actually exists and fails. The cascading failure occurrence can be detected by identifying the change of the distribution. The performance of the proposed method was demonstrated by simulation studies.

 

(2) “ Conditions for the optimal arrangement of a connected-(m-1,s)-out-of-(m,n):F lattice system”
Taishin NAKAMURA, Hisashi YAMAMOTO, Sayaka MATSUO, Xiao XIAO (Tokyo Metropolitan University), and Tomoaki AKIBA (Chiba Institute of Technology)
A connected-(r,s)-out-of-(m,n):F lattice system consists of m×n components arranged as an (m,n) matrix, and fails if and only if the system has an (r,s) sub-matrix where all components are failed. One of the most important problems in reliability theory is the component arrangement problem (CAP) on the assumption that component reliabilities are given, and components are interchangeable. The CAP is to find the optimal arrangement of components to maximize system reliability. By taking CAP into account, we can make the best use of limited resources and maximize the performance of the system. In this study, we provided necessary conditions for the optimal arrangement of the connected-(r,s)-out-of-(m,n):F lattice system in the case of r=m-1. Since we only need to calculate the reliability of the systems corresponding to the arrangements satisfying the necessary conditions, our proposal necessary conditions can considerably reduce the search space for the patterns of component arrangements. We evaluated the performance of the proposed algorithm by numerical experiments.

 

(3) “Compromised life test plan for accelerated degradation test of three factor stress level”
Takenori SAKUMURA (Chuo University)
Accelerated degradation tests (ADT) are often used to quickly find the life of materials such as electrical insulators. An ADT consists of several high levels of stress and the number of samples at that level. Each sample is subjected to the stress for a certain evaluation time and the degradation rate at that time is
measured. The time when the degradation reaches a certain threshold is regarded as the failure time. The lifetime can be predicted from the obtained failure time data under the assumption that the physical law
is empirically established between the stress and the lifetime and the logarithmic lifetime follows a specific probability distribution under a certain stress. In this research, focusing on finding the optimum sample allocation number, we considered the case where the number of stress levels is three. In order to consider the reality, we used the mathematical model obtained from actual experimental data and its parameter value.

 

(4) “Analysis for the Conditions of Component Assignment for the Optimal Arrangement of a k-Window System”
Tomoaki Akiba (Chiba Institute of Technology)
k-window system in this study is an application system of the consecutive-k-out-of-n:F system. This system can be expressed to the occurring of a failure in the system when a certain extent intensive components failure happens in the system. One of the most important problems for this kind of system is the optimal arrangement problem. In the previous study, we confirmed by the simulation approaches that optimal arrangement of k-window system. However, this component arrangement depends on the system parameters k, r and components reliabilities. In this study, we provided necessary conditions of component assignment for the optimal arrangement of k-window system by the mathematical analysis.

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  〔数理的発想とその実践

第15回

日 時

20182月25日(日) 14:00~18:00,2月26日(月) 9:00~11:55

場 所 かんぽの宿富山
(〒939-2694 富山県富山市婦中町羽根5691-2)

出席者

13名

テーマ
講 師
概 要
2月25日(日) 14:00~18:00
(1) 「最速避難計画とその応用」
加藤 直樹(関西学院大学 理工学部)
今後30年間に南海トラフ地震が発生する確率は,80%と言われており,太平洋沿岸地域 では,巨大津波に備える必要がある.本講演では動的ネットワークフローモデルを 用いた最速避難計画に関する研究成果を紹介し,徳島市,大阪市,和歌山県串本町を 対象とした,最速避難計画の計算例を示した.

 

(2) 「一般化集荷配達巡回セールスマン問題とその応用」
片桐 英樹(神奈川大学 工学部)
本講演では,巡回セールスマン問題において,集荷場所と配達場所がグループ化された 「一般化集荷配達巡回セールスマン問題」の数理モデルと解法について紹介された. この問題に取り組むきっかけとなった基板検査機メーカーとの産学連携の背景, 提案手法の実機への組み込みとその効果についても報告がなされた.

 

(3) 「買い物目的を考慮した店舗選択行動モデル構築に向けての諸問題」
山口 景子(東京理科大学 経営学部)
本研究は,消費者がもつ買い物目的と彼らの店舗・業態選択行動の関係を明らかにする ことを目的としている.そこで本報告では,(1)マルチプルID-POSデータを用いて買い物 目的の抽出を試み,(2)抽出した買い物目的と店舗・業態選択行動の関係性を明らかにし た.その上で,今後の数理モデル化の方向性を示した.

 

2月26日(月) 9:00~11:55
(4) 「Tracking the Business Cycle of the South East Asia Area using Mixed Frequency data」
Supanut THENHIRAN(福井工業大学大学院 工学研究科)
千葉 賢(福井工業大学 環境情報学部)
本研究では, 東南アジアの政府統計を用いて, 各国の経済成長の方向性や速度, 景気循環や季節性を適切に測定する統計的手法を提案した. 本手法は, 観測頻度の 異なるデータや観測頻度の変更が頻繁に発生する当該地域において適切に機能する だけでなく, 他分野のデータ解析での利用も可能な手法となっている.           

 

(5) 「Social NetworkにおけるInfluencerの推定」
杉原 一臣(福井工業大学 環境情報学部)
近年,ソーシャルメディア上で口コミによるマーケティングを展開するという取り組みが行われている.今回は,Social Networkをモデル化し,ネットワーク上に存在する ユーザとユーザ間の接続状況から,個々のユーザの影響度を測定し,ソーシャルメディ
ア上のマーケティング活動に貢献するユーザ(Influencer)を推定する方法を提案した.

第14回

日 時

2017年12月2日(土) 14:30~17:00

場 所 サイエンスヒルズこまつ こまつビジネス創造プラザ・セミナールーム
(石川県小松市こまつの杜2番地)

出席者

9名

テーマ
講 師
概 要
(1) 「人工腎臓の現状と安全性について ~人工腎臓膜材質からの溶出物の検証~」
佐藤 宜伯(小松短期大学)
人工腎臓は近年,慢性腎不全患者だけではなく多様な治療法へと進化した.一方, 現在頻用されている合成高分子膜には,人体への臓器蓄積性、血圧低下等の報告が されている物質が含まれている.今回,in-vitro実験で溶出物の検証を含めた, 現状の人工腎臓の安全性について多角的な検証を行ったことを報告した.

 

(2) 「臨床系学生の地域貢献活動~小松市AEDマップの作成~」
大多 慶,小川 健二,佐藤 宜伯(小松短期大学)
小松短期大学COC活動の一環として,AED知識の普及を目的とした取り組みを紹介する とともに,その継続した活動の必要性について報告した.また,更なる知識の普及を 試みるべく,後進が継続して活動していることに触れ,最後に,本活動で得た経験を 元に,地域医療に貢献出来る医療専門職に向けての抱負を述べた.

 

(3) 「精神疾患研究において健常者との差異を示すための統計手法」
星野 貴俊(金沢工業大学 情報フロンティア学部)
運転シミュレータを用いて,反応時間,注意,エラーなどの運転指標の比較を行った. 統合失調症患者では,健常者より課題によっては反応時間が遅いことが判明したが, いくつかの指標では両者で差異が認められなかった.健常者では,一部の運転指標と 統合失調型パーソナリテイや記憶や注意機能との関連が認められた.

第13回

日 時

2017年9月30日(土) 14:30~17:00

場 所 大学連携センター Fスクエア 講義室707(AOSSA 7階)
(福井県福井市手寄1-4-1)

出席者

9名

テーマ
講 師
概 要
(1) 「Do Tourists Have Love of Variety? Structural Estimation of Tourists' Destination Choice」
安達 有祐(名古屋大学大学院 経済学研究科)
産業の集積が起こる過程を説明する理論が観光産業に適用できるかデータを使用して検証した.産業の集積が起こる要因の一つは,消費者が多様な種類の財の消費を好む性質(多様性への選好)を持つことである.本研究は,多様性への選好を観光客が持つという仮説を欧州のデータを用いて検証した.その結果,仮説が支持されることを確認した.

 

(2) 「ライフサイクル思考に基づく環境教育プログラムの開発過程」
笠井 利浩(福井工業大学 環境情報学部)
福井工業大学笠井研究室では,緑のカーテンと雨水利用を教材として用いたライフサイクル思考に基づく長時間体験型環境教育プログラムの開発と実践を行ってきた.これまで小学校および中学校で7年間に渡って実践を行ってきた環境教育プログラムの流れを紹介すると共に,実践過程で得られた環境教育の可能性と今後の課題について述べた.

第12回

日 時

2017年7月29日(土)14:30~17:00

場 所 金沢学院大学 大学院サテライト教室
(金沢市南町3番1号 南町中央ビル6階)

出席者

15名

テーマ
講 師
概 要
(1) 「個人と集団における数理計画法による最適化とその応用」
松井 猛 (群馬大学 社会情報学部)
個人の意思決定問題に対する数理計画法の応用例について紹介した.また,各意思決定者が相互に独立で,相競合する目的を持ち,2人の意思決定者の決定が逐次的に行われる状況下での意思決定問題のモデル化である2レベル計画問題について述べ,意思決定者が複数存在する状況における数理計画法の応用例についても紹介した.

 

(2) 「ビットコインにおける確率モデリング~マイニングとトランザクション処理の数理
~」
笠原正治 (奈良先端科学技術大学院大学 情報科学研究科)
本講演では,ビットコインのマイニング処理とトランザクション承認処理に対する確率モデルを用いた性能解析手法が紹介された.具体的には, マイニング処理には極値理論に基づく分析法,トランザクション承認処理では優先権付き集団サービス待ち行列モデルが紹介され,実データとの比較を通じてモデルの妥当性が議論された.

第11回

日 時

2017年5月20日(土)14:30~17:00

場 所 福井工業大学 福井キャンパス 1-604 教室
(福井市学園3丁目6番1号)

出席者

7名

テーマ
講 師
概 要

(1) 「人工呼吸器制御における患者の肺特性モデル最適化について」
中道正紀 (福井工業大学 工学部)
人工呼吸器の設定は,患者の肺特性に合わせた設定が望ましいとされている.本研究では,測定可能な情報から患者の肺特性を推定する手法を提案しているが,肺特性式の構造最適化が必要となってくる.本講演では,患者の肺特性推定手法及び構造最適化手法について述べ,議論をおこなった.

 

(2) 「粒子群最適化による二足歩行ロボットの歩行パラメータ獲得」
内種岳詞 (神戸大学経済経営研究所)
二足歩行ロボットの歩行パラメータ獲得問題では,物理モデルの複雑さから解析的に最適解を求めることが困難である.進化戦略(Covariance Matrix Adaptation Evolutionary Strategy)と粒子群最適化法(Particle Swarm Optimization)を適用して歩行パラメータを獲得できることをシミュレーション実験により示した.また,粒子群最適化法を適用したとき,探索成功率がより高くなることを示した.

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 〔危機管理と防衛のOR

第9回

日 時

2018年2月6日(火)15:00-18:00

場 所 政策研究大学院大学 研究会室4A

出席者

29名

テーマ
講 師
概 要

(1) 「巡回経路選択問題と警備員配置問題に関する幾つかの試み」
宝崎隆祐(防衛大学校)
この報告では,まず警備問題にゲーム理論を適用させる際の幾つかの重要な概念について解説があった.また,同氏がこれまで研究してきた施設警備のゲームに関し,警備巡回路の合理的な選択問題と警備員の配備計画に関する研究の紹介があった.

 

(2) 「都市の警備配置問題を高速に解く数理手法」
岩下洋哲((株)富士通研究所))
攻撃目標に向かう犯罪者を検問所で確保する問題などをモデル化した都市ネットワーク警備ゲームについて,同氏らのグループが開発した高速な解法に関する解説があった.最小カット配置とグラフ縮約を用いた手法により,従来手法では扱えなかった東京23区規模の問題を解くことに成功している.

 

(3) 「動的警備計画に対する3つの定式化」
吉良知文(群馬大学)
巡回する警備員とその視線を巧妙に回避する侵入者を考慮した宝崎氏らの動的警備ゲームに関連して,侵入者の学習能力に応じた3つのクラスを議論している時空間ネットワーク上のフローを用いることで,それぞれのクラスのシュタッケルベルグ均衡を混合整数線形計画問題,線形計画問題,双線形計画問題に帰着して求めている.

第8回

日 時

2018年1月26日(月)15:00-18:00

場 所 政策研究大学院大学 研究会室A

出席者

23名

テーマ
講 師
概 要

(1) 「我が国周辺の国際情勢-最近の北朝鮮、中国の動向―平成29年度防衛白書等から」
石塚泰久(三井住友海上火災保険(株))
最近北朝鮮による弾道ミサイルの相次ぐ発射,核実験などにみられるように, 日本周辺の国際情勢は緊迫の度を深めている. 講演では,防衛省が毎年発行している防衛白書や公表資料の最新版を基に, このような国際情勢についての説明があった.

 

(2) 「日本に対する脅威とは何か-国際紛争の理論と現実」
村井友秀(東京国際大学・国際戦略研究所)
講演では,国に対する脅威を『攻撃能力』,『攻撃意志』,『規模』及び『近接性』の 4つの要件から判断する方法論についての説明があった. また,東アジアにおける戦争の可能性について, パワーシフト,スケープゴート,セキュリティージレンマなどの 国際紛争理論からの分析結果についての説明があった.

第7回

日 時

2017年12月11日(月)15:00-18:00

場 所 政策研究大学院大学 研究会室4B

出席者

20名

テーマ
講 師
概 要

(1) 「終戦決定はなぜ難しいのかー出口戦略のディレンマ」
中村長史(東京大学)
終戦(撤退)の決定は開戦(介入)の決定よりも難しいとされるのは,なぜか.出口戦略が介入国には欠けていたと事後的に言及されるにとどまってきた既存の議論に対し,講演では,たとえ出口戦略を十分に練る意思と能力を持っていたとしても,撤退決定が困難になる,より構造的な要因が指摘された.

 

(2) 「分離主義地域をめぐるコミットメント問題生成のメカニズム:2レベル・ゲームを用いたロシアと分離主義地域(チェチェン、タタルスタン)の政治交渉の分析」
毛利裕昭(早稲田大学), 冨樫耕介(東海大学)
本発表では,ゲーム理論を用いて冷戦後の分離主義紛争発生のメカニズムを分析している.特に,なぜある事例では政治交渉が妥結し,なぜ別の事例では交渉が破綻し武力紛争の発生へと至るのかを明らかにしている.講演では,具体例として,タタルスタンとチェチェンのロシアからの分離運動を2レベル・ゲームにより議論している.

第6回

日 時

2017年11月1日(水)15:00-18:00

場 所 政策研究大学院大学 研究会室B

出席者

21名

テーマ
講 師
概 要

(1) 「代表的バーチャル&コンストラクティブシミュレーション事例・技術・アドバンテージの紹介」
大貫智(㈱リアルビズ)
同社の販売するVBS3やSwordといったコストパフォーマンス大なシミュレーションシステムのキーとなる技術の特徴や長所,また近年脚光を浴びているヘッドマウントディスプレイを使用したバーチャルリアリティ・シミュレーションの紹介が行われた.

 

(2) 「モデリング&シミュレーションとシリアスゲームの現状と今後の可能性について」
古市昌一(日本大学)
防衛・航空・宇宙・交通等の各分野では,教育・訓練等を目的としてモデリング&シミュレーションが効果的に活用されている.更に,同技術はシリアスゲームとも呼ばれるようになり,幅広い分野での利用が期待されている.本講演では,モデリング&シミュレーション及びシリアスゲームの基礎理論及び応用例が紹介され,最後に今後の可能性について説明があった.

第5回

日 時

2017年10月13日(金)15:30-18:00

場 所 大江戸温泉物語(日光霧降温泉)

出席者

14名

テーマ
講 師
概 要

(1) 「実社会におけるシミュレーション技術の活用事例~都市インフラ最適化への取り組みを中心に~」
嶋田佳明((株)NTTデータ数理システム)
(株)NTTデータ数理システムで販売している離散イベントシミュレーション・連続型シミュレーションやマルチエージェントシミュレーションが可能な汎用パッケージS4 Simulation Systemを活用して,交通流制御や,人流予測,エネルギーマネジメント等の都市インフラ・社会システムに関する課題へのソリューション提案事例を中心に紹介が行われた.また,これらの課題に対するデータ分析や数理最適化の活用事例も併せて紹介された.

 

(2) 「交通シミュレータ(PTV VISSIM)を用いた事例のご紹介」
指尾健太郎((株)構造計画研究所)
構造計画研究所が販売代理店となっているドイツPTV社の交通シミュレータVISSIM(ビッシム)の簡単な紹介とVISSIMを用いた事例について紹介があった.事例では,交通需要マネジメント,自動運転,避難シミュレーションなどが紹介された.

第4回

日 時

2017年7月14日(金)14:30-18:00

場 所 政策研究大学院大学 研究会室F

出席者

17名

テーマ
講 師
概 要

(1) 「東京オリンピックに向けて民間気象会社ができること」
松田靖((株)メテオテック・ラボ)
2020年の東京オリンピックに向けて,民間気象会社の役割と可能性について講演いただいた.そこでは,気象庁を初めとする官側気象予報を補間すべく,民間気象会社はより詳細な(地理的精度と予報時間)気象情報を提供可能であるが,それの警備体制への活用を産官学で協議すべきであるとの提言がなされた.

 

(2) 「都市型豪雨と積乱雲」
小林文明(防衛大学校)
積乱雲発生メカニズムと都市型豪雨,ヒートアイランド現象等に関し講演をいただいた.また,近年日本にあっても脅威となりつつあるスーバーセルや竜巻に対処するため,複数の高性能(ドップラー)レーダーやPOTEKAを初めとする地上観測網の設置の緊急性についての提言があった.

 

(3) 「地形・地質学的視点からみた地震災害と関東地方」
八木浩司(山形大学)
特に関東平野における造山活動について,歴史的な事件も踏まえながら説明いただいた.北米プレート,フィリピン海プレート及び太平洋プレートに乗る関東平野の特異的な成り立ちから,断層の走り方,地震発生の歴史を教授いただくとともに,地震災害の観点から2020年の東京オリンピック実施における留意点についての指摘があった.

第3回

日 時

2017年6月8日(木) 15:00~18:00

場 所 政策研究大学院大学研究会室4A

出席者

18名

テーマ
講 師
概 要

(1) 「臨海部のオリンピック会場への観戦客輸送のための直通バスの導入効果」
田中健一 (慶應義塾大学)
2020年の東京オリンピック開催時において,首都圏の主要な鉄道駅から臨海部の競技会場へ直通バスを運行させた場合の人の流れを記述する数理モデルが提案された.ある一日の時空間的なOD需要を見積もった上で,移動手段が鉄道のみの場合と直通バスが導入された場合とで観戦客の移動の様子が比較された.新宿駅や木更津駅を出発する直通バスへの需要が大きいことや,ゆりかもめ新橋駅の混雑緩和に寄与することなどが報告された.

 

(2) 「東京オリンピックメインスタジアムへの観戦客の徒歩流動モデル」
鳥海重喜 (中央大学)
2020年の東京オリンピック観戦客の移動需要に関して,①立候補ファイルに基づいた競技場と競技スケジュール,②首都圏の宿泊施設,③鉄道ネットワークと通常時の通勤・通学需要,に関するデータを活用した予測結果が報告された.また,鉄道駅を降車後のメインスタジアムへの観戦客の移動に関して,新宿御苑を活用することが提案され,時間拡大ネットワークを用いた徒歩流動モデルによる分析結果が示された.

第2回

日 時

2017年5月26日(金) 15:00~18:00

場 所 政策研究大学院大学研究会室4B

出席者

13名

テーマ
講 師
概 要

(1) 「経営管理システムで考える防衛組織のリソース・アロケーション」
川上 智 (防衛省)
防衛組織のリソース・アロケーションについて,ロジスティクスの歴史的背景のもとに構築された業務手順と各業務の意義が説明された.また,欧米主要国(米国,英国,仏国)の国防組織におけるリソース・アロケーションの分析について説明され,各国のリソース・アロケーションが,目的の展開,予算管理,個別活動の統制,業績評価により構成されているとの解釈のもとに,その特性比較について説明された.

 

(2) 「国際政治研究とORの連携-中国の軍拡とその帰結-」
東 義孝 (防衛省)
この報告では,他の論文における国際政治学におけるパワーの論じ方,パワーアセスメントの実例及び軍事能力評価の例を概観し,軍事力評価における地理的影響(海洋及び海底等の地形等)を考慮することの重要性を主張している.その際,この分野へOR的思考を取り入れる必要性を明らかにするとともに,ソフトパワーの影響も考慮しつつ,国際政治学の立場から,中国によるパワートランジションが不可能であることを明らかにしている.

第1回

日 時

2017年4月26日(水) 15:30~18:00

場 所 政策研究大学院大学研究会室4A

出席者

23名

テーマ
講 師
概 要
(1) 「緊急車両施設の配置について」
諸星穂積 (政策研究大学院大学)
東京都内における救急隊(救急車)出動頻度や現場到着までの時間分布の実データを用い,出動要請に対し一定時間内(例えば6分以内)の現場到着を可能とするための各消防署への配備数の決定問題に対し,従来型の数理計画や出動要請に対するカバー確率を制約として含む Cooperative covering による定式化,さらにはロバスト最適化手法の利用など,救急隊の最適配置問題に関する様々な数理的取扱いが紹介された.

 

(2) 「東京オリンピックにおける警備と危機管理に関する検討」
大山達雄 (政策研究大学院大学)
来る2020年の東京オリンピックに関連して,競技名や種目,それらの会場と観戦者数に関するデータが過去のオリンピックも含め披露された.また,近年における警備の重要性とコスト増に関する傾向や,瞬間最大配備数が約2万人と予想される警備員が対処すべき3つのリスク(移動障害,機能障害,情報障害)に関する説明がなされた.警備計画の立案に関しては,ランダム警備やブロック警備ゾーニングに基づくマクロ/ミクロ警備システム構築のための数理モデルの必要性が強調された.

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  〔離散アルゴリズムの応用と理論

部会URL

http://research.nii.ac.jp/~sumita/or/

第10回

日 時

2018年2月9日(金)10:30~18:00

場 所

京都大学数理解析研究所1階111号室

出席者

20名

テーマ
講 師

10:30-11:15 藤井 海斗(東京大学)
「劣モジュラ秘書問題のアルゴリズムと拡張について」
11:15-12:00 岩政 勇仁(東京大学)
「値付き制約充足問題と離散凸性:2 次値付き制約充足問題のM凸交叉による多項式時間可解なクラス」

 

12:00-13:00 お昼休み

 

13:00-13:45 松岡 達也(東京大学)
"Polymatroid-based capacitated packing of branchings"
13:45-14:30 白髪 丈晴(中央大学)
「複数意見を持つ確率的分散投票モデルの合意時間解析」

 

14:30-14:40 休憩

 

14:40-15:25 横井 優(情報学研究所)
「リスト優モジュラ彩色におけるリスト長の削減」
15:25-16:10 小宮山 純平(東京大学)
「確率的バンディット問題とその拡張」

 

16:10-16:20 休憩

 

16:20-17:05 山口 勇太郎(大阪大学)
「クエリ可能な確率的詰め込み問題」
17:05-17:50 相馬 輔(東京大学)
「離散凸性による劣モジュラ最大化の近似比保証」

第9回

日 時

2018年1月26日(金)10:00~17:45

場 所

京都大学 時計台国際交流ホールI

出席者

69名

テーマ
講 師

10:00~10:05 開会の辞


10:05~10:45 岩田覚(東京大学)
「重み付き線形マトロイド・パリティ」

 

10:45~11:00 休憩

 

11:00~11:25 根本俊男(文教大学)
「参議院選挙合区に対する数理的考察」

 

11:25~11:55 安藤和敏(静岡大学)
「subdominant 閉路完全距離の特徴付けとそれに対する効率的なアルゴリズム」

 

11:55~13:40 お昼休み

 

13:40~14:20 室田一雄(首都大学東京)
「整凸関数の離散凸解析における役割」

 

14:20~14:50 田村明久(慶應義塾大学)
「離散凸解析を用いたマッチングモデルの展開」

 

14:50~15:10 休憩

 

15:10~15:40 平井広志(東京大学)
「CAT(0)空間上のアルゴリズムと最適化について」

 

15:40~16:10 谷川眞一(東京大学)
「周期グラフの大域剛性」

 

16:10~16:30 牧野和久(京都大学)
「正モジュラ関数の最適化」

 

16:30~16:50 休憩

 

16:50~17:40 藤重悟(京都大学)
「最小ノルム点問題と離散最適化」

 

17:40~17:45 閉会の辞

第7回

日 時

2017年7月26日(水)~28日(金)

場 所

京都大学 数理解析研究所 4階420号室/北部総合教育研究棟1階  益川ホール

出席者

89名

テーマ
講 師

(1)7月26日(水) 10:30~17:30
「不確実性を考慮した最適化手法」
武田朗子 (統計数理研究所)

 

(2)7月27日(木) 9:30~17:00
「ネットワーク上の分散グラフアルゴリズムと最適化」
泉 泰介 (名古屋工業大学)

 

(3)7月28日(金) 9:30~17:00
「グラフの実現問題とその周辺」
谷川眞一 (東京大学)

第6回

日 時

2017年4月27日(木) 16:00 ~17:20

場 所

国立情報学研究所 19階 1901会議室
http://www.nii.ac.jp/about/access/

出席者

14名

テーマ
講 師
概 要
宮本裕一郎(上智大学)
「離散最適化ヒューリスティクスに対するパラメーターチューニング手法の比較」
最適化手法に関する知見の蓄積や最適化ソルバーなどの進歩に伴い,最適化問題に対する発見的解法(ヒューリスティクス)で用いられる手法の選択肢は大幅に増えた.そして同時にヒューリスティクスの性能を決めるパラメーターのチューニングも人の手に負えるものではなくなりつつある.本発表では,離散最適化問題に対するヒューリスティクスのパラメーターチューニングを題材に,パラメーターチューニング手法の比較を行い,その計算実験結果を報告する.まず,発表者らが過去に取り組んだネットワーク設計問題を取り上げ,そのヒューリスティクスを紹介する.続けて,パラメーターチューニング手法として分枝探索とベイズ最適化をそれぞれ簡単に紹介し,計算実験による比較・考察を報告する.パラメーターチューニングの題材としては,紹介したヒューリスティクスのパラメーターチューニングを扱う.
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  〔確率モデルとその応用

第27回

日 時

2018年2月16日(金) 11:00~17:45

場 所 秋田市民交流プラザ アルヴェ 4階洋室C

出席者

11名

テーマ
講 師
概 要

(1)「区間推定型マルコフ決定過程での収束性について」
堀口正之(神奈川大学理学部)
推移法則未知のマルコフ決定過程において,推移法則の分布関数を区間型ベイズ更新によって推定するモデルがある.本講演では,分布関数の分離性およびその仮定における収束性について基本的な結果を示した.

 

(2)「レベニューマネジメントにおける顧客の選択行動を考慮した予約制御モデルについて」
小笠原悠(弘前大学医学研究科)
限られた時間と容量の下,利益の最大化を目指した意思決定を扱う分野はRevenue Management (RM) と呼ばれる.本発表ではその中でも,顧客の選択行動を考慮したchoice-based RMをTalluri and van Ryzin (2004)のモデルとその諸定理を通して紹介した.そして,choice-based RMを座席位置の選択行動へと応用した,座席位置選択モデルとその計算手法についても紹介した.

 

(3)「トリボナッチ数列に纏わる話から」
安田正實(千葉大学名誉教授)
3項間再帰的関係式トリボナッチ数列を中心に,ペリン、パドバン数列等の一般表現を部分Bell多項式によって定める。合成微分の連鎖則を用いる奇妙な関係から,上記以外の再帰関係をOEISやFQ誌などから,それらの級数表現、生成列について概観した.

 

(4)「区間推定型マルコフ決定過程での収束性について」
玉置光司(愛知大学経営学部)
本講演では、最適停止問題において,時系列として表される複数候補者の評価に加法的ペイオフ関数をもちいた無情報型最良選択を扱う.候補者出現確率とペイオフによって構成される最適停止規則について概観した.

第26回

日 時

2017年11月18日(土) 10:00~11:50

場 所 上智大学 四谷キャンパス2号館11階1130a室 経済学部会議室B

出席者

4名

テーマ
講 師
概 要

「Bayesian Optimal Exploration-And-Exploitation in Process Monitoring and Optimization」
Jue Wang (Smith School of Business, Queen's University)
不確実性下での意思決定問題は, 探索と知識利用のいずれを主にすべきかのジレンマがある. 本講演では, 2次形式と正規誤差で表される被説明変数に対するベイズ解析手法の結果を示した. また, 変化点問題である2状態部分観測マルコフ決定モデルの定式化, 最適方程式および適応的最適政策を紹介した.

第25回

日 時

2017年10月20日(金) 16:00~18:00

場 所 上智大学 四谷キャンパス2号館11階1130a室 経済学部会議室B

出席者

7名

テーマ
講 師
概 要

(1)「一様楕円性を有する作用素のKeller-Segel系への適用」
矢作由美(東京情報大学 総合情報学部 数理情報学系)
Keller-Segel 系とは,細胞性粘菌の集合体形成現象を表現する連立偏微分方程式系である.本講演では,一様楕円性を有する作用素をKeller-Segel系に適用する.半群の縮小性および逐次近似法を使用し、時間局所解の一意存在性を示した.また,数値計算例を紹介した.

 

(2)「地球温暖化の最適制御のDPモデルとその数値計算」
今泉良太(神奈川大学大学院工学研究科経営工学専攻吉田研究室)
地球温暖化対策には複数の不確実性を含むパラメータがある.例えば,排出を削減することによる経済損失コスト,排出し続けることによる気候への損害コストだ.この問題を統合評価モデル(DICEモデル)により定式化される問題として動的計画法で解き,その感度分析を行うことを目指す.その概要について報告を行った.

第23回

日 時

2017年9月23日(土) 13:00~14:20

場 所 神奈川大学横浜キャンパス 3号館B-102番講堂

出席者

5名

テーマ
講 師
概 要
「順序距離空間における不動点定理と非線形境界値問題への適用と今後の展望」
渡辺俊一(東京情報大学,明治大学)
本講演では、順序をもつ距離空間における mixed monotone写像の概念の拡張と新たに得られた不動点定理について成果が報告された.この不動点定理の応用として,elastic beam方程式と呼ばれる4階の2点境界値問題の解の存在が得られることが述べられ,今後のさらなる展望についても議論がなされた.

第22回

日 時

2017年8月19日(土) 14:30~16:30

場 所 上智大学四谷キャンパス 2号館11階1130a室 経済学部会議室B

出席者

12名

テーマ
講 師
概 要
(1)「イジングマシンの研究開発概観」
大輪 拓也 (株式会社富士通研究所)
ある種の組合せ最適化問題をイジングモデルに変換する方法があり,その方法で最適解を求めるための専用機の開発が国内外で盛んである.本講演では,これらの研究や開発状況が紹介された.また,データ解析のビジネスにおける課題,イジングマシンを含む組合せ最適化解法や機械学習などの活用方法についても議論された.

 

(2)「連続時間量子ウォークとグラフ構造」
井手 勇介 (神奈川大学)
連続時間量子ウォークは離散空間(グラフ)上のシュレディンガー方程式に従う量子過程であり,連続時間ランダムウォークの量子版とみなせるモデルである.また,ランダムウォークに比べて拡散しやすいため,探索問題への応用も期待されている.本講演では,グラフ構造と連続時間量子ウォークの挙動の関係が紹介された.

第21回

日 時

2017年5月13日(土) 13:30~15:00

場 所 上智大学 四谷キャンパス 2号館11階1130a室 経済学部会議室B

出席者

9名

テーマ
講 師
概 要
「非線形フィルターのソフトウェアによる実現と最適化問題への応用」
上原啓輔 (神奈川大学大学院工学研究科経営工学専攻 (吉田研究室))
本発表では,非線形フィルターに対する最良モデルであるZakaiの方程式を用いた推定値の近似計算が議論された.Zakaiの方程式は,1969年に提案された確率偏微分方程式であるが,当時のコンピュータ技術では実計算は不可能であった.Zakaiの方程式に対する新たな数値計算手法が提案され,より高精度な近似が期待できることが述べられた.

第20回

日 時

2017年4月11日(火) 17:00~18:00

場 所 神奈川大学 横浜キャンパス 3号館401番講堂

出席者

22名

テーマ
講 師
概 要
“Game-Theoretic Best-Choice Model with Incomplete Information”
Professor Vladimir Mazalov (Institute of Applied Mathematical Research, Karelian Research Centre, Russian Academy of Sciences)
人気番組"The Voice"は,不完全情報下でのゲーム論的最良選択モデルと定式化できる.N人の審査員(プレーヤー)はM人の候補者各々の一方の情報xにより他方の情報yとの組(x,y)による最良選択を目的とする.本講演では,ペイオフ関数の定式化とともに閾値型の最良選択の解の導出と具体例を示した.
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  〔待ち行列〕

部会URL

http://www.orsj.or.jp/queue/

第273回

日 時

2018年2月17日 14:00~17:00

場 所

東京工業大学 大岡山キャンパス 西8号館(W)809号室

出席者

18名

テーマ
講 師
概 要

(1) 「利用者の戦略を考慮した待ち行列モデルについて」
佐久間 大(防衛大学校)
本講演では,窓口数に不確実情報を含む待ち行列において,系内滞在時間に制限がある場合に,到着客を待ち行列に加える確率を最大化するための窓口数分布について解説された.特にここでは,M/G/1およびM/M/c待ち行列の2通りのモデルに基づいた定式化について述べられた.さらに,提案モデルのセキュリティ分野への応用についても簡単に議論された.

 

(2) 「確率セルオートマトンモデルによるセルロースの酵素分解ダイナミクスの解明」
江崎 貴裕(JSTさきがけ)
セルロースの酵素分解ダイナミクスについて,一分子の働きを確率セルオートマトンモデルで表現し,それらのダイナミクスをシミュレートするためのモデルについて解説された.本講演では提案されたモデルにより,生化学実験で得られた実験を定量的に再現できるだけでなく,一分子の働きと生化学反応としての無数の分子達の集団的な働きの間に大きな乖離が存在することについて,その理由を説明できることが示された.

第272回

日 時

2017年12月16日 14:00~17:00

場 所

東京工業大学 大岡山キャンパス 西8号館(W)809号室

出席者

21名

テーマ
講 師
概 要

(1) 「セルラネットワークにおけるチャネル適応型ユーザスケジューリング効果の確率幾何解析」
山本 高至(京都大学)
セルラネットワークの通信品質のひとつとしての信号対干渉雑音電力比について,その解析手法である確率幾何解析の一般的手法について解説された.特に,モンテカルロ法との関係,ポアソン点過程,キャンベルの定理や確率母汎関数,ラプラス変換が用いられる理由について述べられた.さらに,チャネル適応型ユーザスケジューリング効果の確率幾何解析手法について紹介された.

 

(2) 「一般的な状態空間をもつマルコフ連鎖のPoisson 方程式の解に対する計算可能な上界とその応用」
増山 博之(京都大学)
ポーランド空間上の連続時間マルコフ連鎖のPoisson方程式を考え,一般的なドリフト条件と比較的緩い条件のもとで,Poisson方程式の標準解の上界の導出について解説された.さらに,具体例として,M/GI/1待ち行列の系内仕事量過程を考え,そのPoisson方程式の標準解に対する計算可能な上界が示された.

第271回

日 時

2017年11月18日(土)14:00~17:00

場 所

東京工業大学 大岡山キャンパス 西8号館(W)809号室

出席者

19名

テーマ
講 師
概 要

(1) 「Performance of Large Cellular Networks; Data and Models」
Bartłomiej Błaszczyszyn(INRIA-ENS, Paris, France)
セルラー網においてユーザスループットと通信需要との関係を分析するためのモデルについて解説が行われた.ユーザはプロセッサーシェアリングによりセル内で無線リソースを共有して基地局と通信する.ユーザの平均通信速度はセル内のローカルな通信速度(各地点での通信速度)の調和平均で与えられ,ローカルな通信速度は信号対干渉・雑音比に依存する.雑音に他のセルから干渉電波が含まれることで生じるセル間の相互作用は,平均場近似により自己無矛盾に決定する.以上のモデルにより,現実のユーザスループットと通信需要量との関係が定量的に再現できることを示した.さらに,本モデルをミクロセルとマクロセルが混在する場合に拡張するとともに,本モデルで得られた関係式がネットワーク規模のスケーリングに対して不変であることを示した.

 

(2) 「平均上界付き有界確率過程における最大統計量の期待値の最良な上界」
高田 寛之(長崎大学)
本講演では,上界と下界および平均の上界をパラメータとする有界確率過程のクラスにおける,とりうる最大統計量の期待値の中の最大値について解説が行われた.ここでは,最大値を達成する確率ベクトルが同じクラスから見つかり,それはパラメータを用いて陽に定めた多変量ベルヌーイ型分布に従うことを示した.さらに求めた上界と従来用いられていた一般的な不等式の上界との比較を行った.その結果,非負項に対するmax-sum不等式よりは一部改善が認められるものの,その差はごくわずかであることが示された.また,unionに関する確率の評価へ適用するとブールの不等式が得られることから,このクラスは,極限操作などをしない限り,潜在的に緩い上界を与えてしまうことを示した.ここでは,統計的多重効果の直感的な解釈から,この結果の意味付けについても解説を行った.

第270回

日 時

2017年7月15日(土)14:00~17:00

場 所

東京工業大学 大岡山キャンパス 西8号館(W)809号室

出席者

26名

テーマ
講 師
概 要

(1) 「不確実な状況下での空港旅客流のモデリングとマネジメント:福岡空港の事例から」
山田広明 ((株)富士通研究所)
福岡空港国際線ターミナルを対象とした旅客流シミュレーションについて解説された.ここでは,各施設により構成される空港ターミナルを複雑適応系と捉え,離散事象モデルを用いた旅客流シミュレーションを構築し,二回の実験により構築したシミュレーションの妥当性を確かめた.さらに,シミュレーションと実験結果を用いてステークホルダーと対話を行うことで,事前に入手することが困難であったデータや専門家の領域知識を入手できることを確かめた.以上の結果から,シミュレーションのコミュニケーションツールとしての側面に着目し,モデリング・予測・ステークホルダーとの議論を繰り返すことで,不確実性を体系的に低減させながらシミュレーションを開発することが可能であることを示した.

 

(2) 「有界な経路損失関数をもつセルラネットワークにおける信号対干渉比分布の裾の対数漸近特性」
三好直人 (東京工業大学)
セルラネットワークの空間確率モデルに対して信号対干渉比分布の裾の漸近特性を示した.これまでに,距離による信号の減衰を表す経路損失関数として冪乗関数が用いられていたが,これは距離が近くなると発散してしまい,信号対干渉比分布の裾を調べるのに現実的であるとは言えなかった.そこで本講演では,有界な経路損失関数を考えるのと同時に,これを正則変動関数への一般化を行った.こうして得られたモデルに対して,いくつかの仮定のもとで信号対干渉比分布の裾の対数漸近上界および対数漸近下界を導いた.

第269回

日 時

2017年6月17日(土)14:00~17:00

場 所

東京工業大学 大岡山キャンパス 西8号館(W)809号室

出席者

20名

テーマ
講 師
概 要

(1) 「ネット炎上のモデル化と対策」
会田 雅樹(首都大学東京)
ネット炎上の発生原因について工学的なモデル化を行い,その対策技術について解説された.本講演では,ユーザ間の影響力が非対称であることを反映して有向グラフ上での振動モデルを導入し,ノードの振動エネルギーが,伝統的なノード中心性の概念の拡張になることを示した.さらに,ノード中心性が発散する現象をネット炎上とし,その発生原因をグラフ構造に関連付けて解決策を議論した.また,ネット炎上がその発生要因からどのように生ずるのかについて,因果関係を把握可能なモデル化を行うと,量子論的な時間発展方程式に結びつくことを示した.

 

(2) 「マルコフモデルによる救急自動車の最適配備について」
稲川 敬介(秋田県立大学)
救急自動車のシステムのモデル化を行い,配備場所などの変更による運用改善について解説された.本講演では最初に,混合整数計画法を用いた古典的な配置問題の基本モデルとその応用例について紹介され,次に,マルコフモデルを適用した救急自動車システムのモデル化について紹介された.このマルコフモデルを用いることにより,現実的な不確実性を表現することが可能である.ここでは,救急自動車の配備場所と台数の関係を示す事例や,現状の配備に数台の救急自動車を追加する際の最適な配備場所をシミュレーションにより求めた事例などが紹介された.

第268回

日 時

2017年5月20日(土)14:00~17:00

場 所

東京工業大学 大岡山キャンパス 西8号館(W)809号室

出席者

20名

テーマ
講 師
概 要
(*は講演者)

(1) 「協調型ITSに向けた車車間通信モデル」
木村達明 (NTT ネットワーク基盤技術研究所)
協調型ITS(Cooperative Intelligent Transport Systems)におけるV2V/V2I通信に向けた,都市環境を考慮した通信の数理モデルが提案され,stochastic geometryアプローチによる理論的な性能解析について述べられた.ここでは主に,格子状道路網における通信モデル,停止・走行車両を考慮した交差点のモデル,車両の混雑を考慮した電力制御法について解説された.

 

(2) 「無線全二重通信ネットワークにおける理論解析」
*眞田耕輔,森 香津夫,小林英雄 (三重大学)
同じ周波数で送受信を同時に行うことのできる無線全二重通信ネットワークについて,性能解析のための理論手法について述べられた.ここでは特に,これまでに検討されている無線全二重通信におけるMACプロトコルに対する数理モデルが提案され,無線全二重通信がネットワークの振舞いおよび性能に与える影響について解説された.

第267回

日 時

2017年4月15日(土)14:00~17:00

場 所

東京工業大学 大岡山キャンパス 西8号館(W)809号室

出席者

23名

テーマ
講 師
概 要

(1) 「待ち行列理論とシミュレーションとの連携」
水野信也 (静岡理工科大学)
テーマパークにおける施設の配置問題について,閉鎖型待ち行列ネットワークの理論解を用いた配置方法が提案された.さらに,対応するシミュレーションの実験結果から,得られた施設配置のシステム性能に与える影響が示され,理論とシミュレーションとの連携について今後の展望が述べられた.

 

(2) 「マルチンゲールと待ち行列ネットワークの漸近解析」
宮沢政清 (東京理科大学)
マルチンゲールと測度変換を用いた確率解析による待ち行列ネットワークの大きな混雑の評価(定常分布の漸近特性)について解説された.本講演では特に,マルチンゲールの作り方および測度変換後の待ち行列ネットワークの安定性について述べられ,ここで得られた手法の一般化ジャクソンネットワークへの応用が示された.

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  〔評価のOR〕

第78回

日 時

2018年1月20日(土)13:30~16:45

場 所

東京理科大学 富士見校舎F602室

出席者

18名
テーマ
講 師
概 要

(1) 「Technological change and Productivity growth in the Japanese Non-Life Insurance Industry: A Quadratic Spline Function Approach」
中岡 孝剛 (近畿大学)
我が国の損害保険業は金融危機や規制緩和など複数の経営環境の変化に直面してきた.しかし,これらの経営環境の変化が損害保険業における技術変化と生産性の変化にどのような影響を与えていたのかは,依然として明確な結論が得られていない.そこで,本研究では技術変化に対してよりフレキシブルな費用関数を採用し,1985年から2014年までの計30年間のデータを用いた包括的な検証を行った.その結果,1)不況期に労働節約的,あるいはアウトソーシングやIT技術利用的な技術変化が生じること,2)TFP成長率は1996年の規制緩和後に高い値を示しており,それには技術変化が強く寄与していることが明らかになった.

 

(2) 「英国のインセンティブ規制における配電事業者の効率性の評価」
澤部 まどか(電力中央研究所)
電気事業における送配電部門は今後も自由化はされず,料金規制が残る.英国では,送配電事業者に効率性を促すためにインセンティブ規制を課しているものの、近年、送配電料金水準の地域格差が指摘されるようになっていることから,本研究では、英国の配電部門に着目し,地域ごとの効率性についてDEAを使用して計測した.現段階で分析に使用するモデルの選択に改良の余地はあるものの、英国全体で2000年代に配電事業者の生産性が低下する傾向にあることが分かった.この背景には、需要規模の増加による設備投資ではなく,分散型電源の導入に対応するための配電設備の増強が要因として働いていることを示唆していると思われる.

第77回

日 時

2017年12月9日(土)13:30~16:40

場 所

東京理科大学 富士見校舎F602室

出席者

18名
テーマ
講 師
概 要

(1) 「マルムキスト指標の基本と応用」
筒井 美樹 (電力中央研究所)
DEAの効率値計測において,複数年にわたるデータがある場合,マルムキスト指標を計算し,その時系列的変化に着目する研究が多く見られる.本講演では,主に初学者を対象とし,マルムキスト指標の構造を理解し,関連する諸指標について正しい解釈ができるよう解説が行われた.さらに 各DMUの実態をより包括的に捉えられる応用指標についても紹介があり,討議がなされた.

 

(2) 「公衆衛生対策と DEA―感染症対策を中心として―」
濱口 由子(北海道大学)
近年,医療機関を対象とした効率性分析に DEA が導入されるようになって久しいが,公衆衛生における保健衛生政策の評価についての応用例は数少ない.公衆衛生対策では, 目標とするアウトカムの達成のためにいかなる要素の組み合わせが,そのパフォーマンスを構成しているのか, またいかにして地域特性を反映した政策評価を行ったらよいのかなどが課題である. 本講演では,公衆衛生の課題の中でも歴史の長い感染症政策を中心に,DEA によるパフォーマンス評価のポテンシャルについての議論があり,討議がなされた.

第75回

日 時

2017年5月20日(土)13:30~16:10

場 所

静岡大学浜松キャンパス 工学部5号館3階 第1会議室

出席者

11名
テーマ
講 師
概 要

(1) 「DEAによるわが国の電力自由化後における電力各社の生産性推移と東日本大震災に影響について」
杉山 学 (群馬大学)
本講演では,1995年の電力自由化開始以来,段階的に自由化が進む状況において, 利用者にそのメリットを長期的に還元出来る状態かを検証するために,既存の電力各社の生産性が効率化されているかを,DEAとInverted DEAの時系列分析を用いて実証的に分析された取り組みについて,紹介があった.電力各社の生産性を公共性「非効率性の改善」と企業性「効率性の追求」の両面からとらえ,東日本大震災以降の新しいデータ を使用した震災以後の生産性の状況の分析についても報告があり,講演全体を通して討議がなされた.

 

(2) 「DEAを用いた商圏属性に適合したホームセンターの部門別陳列棚数構成方法の提案」
三浦英俊 (南山大学)
本講演では,ホームセンターの実データをもとにDEAを用いて,商圏に対応したホームセンターの適切な品揃えを構成する方法が提案された.ホームセンターに限らず多くの店舗は,効率的な店舗経営のために,売場面積あたりの売上の向上を目指して,常によい売れ行きが期待される商品の品揃えを探求している.今回は,DEAを用いて売り上げ効率の高い優良店舗の品揃えを参照しながら店舗ごとの品揃えを改善する方法が紹介され,討議がなされた.

第74回 学生発表会

日 時

2017年4月15日(土) 13:30~17:15

場 所

東京理科大学 富士見校舎 6階 F602号室

出席者

28名
発表者と演題

東京・名古屋・静岡などから学生が参加し,以下の順で発表した.

(1) 「購入顧客データから見る新たな販売市場」
溝渕秀之・中嶋健太 (東海大学4年)
(2) 「AHPを利用した就職先リコメンデーションとその分析」
生熊紀寿 (静岡理工科大学4年)
(3) 「マルコフ連鎖を用いたAndroidアプリケーション間の競合関係分析」
東小薗 郁真 (筑波大学修士1年)
(4) 「マルコフゲームを用いた野球の代打戦略の評価
西澤 元 (東京工業大学修士1年)
(5) 「ゴルフ場予約サイトにおけるゴルフ場の特性を加味したキャンセル要因の分析」
西條直哉 (中央大学修士1年)
(6) 「複数車格を生産する自動車組立て工場のグローバル最適配置問題」
舟橋紀絵 (名古屋大学修士1年)
(7) 「スーパーマーケットチェーンにおける店舗コーザルを用いた顧客特徴と購買行動の評価」
宇佐美 俊 (中央大学修士1年)
(8) 「台湾が輸入する日本産農産物の輸入額推移の評価」
鈴木 友季也 (東海大学修士1年)
(9) 「ECサイトにおけるリピート顧客の特徴分析」
佐藤由将 (中央大学修士1年)
(10) 「時系列データを用いたキャベツを用いた価格予測に関する研究」
山田紗弥・森角亮太 (東海大学修士1年)
(11) 「Harker法ANPのAHP総合評価再現性」
坂井祐輝 (静岡大学修士1年)

表彰式 発表者には学生奨励賞が授与された.
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  〔不確実性環境下の意思決定モデリング

部会URL

http://www.oit.ac.jp/or/

第15回

日 時

2017年12月9日(土)14:00-17:00

場 所

サムティフェイム新大阪 4階4F-G

出席者

19名

テーマ
講 師
概 要

(1)「戦略的消費者に直面した小売店の在庫・価格政策:「見切り販売」制限のゲーム理論的分析」
中山雄司(大阪府立大学)
消費者が戦略的に購買時期を決定し,小売店は販売時期に応じて価格を変更可能であるとした二期モデルにおいて,Cachon and Swinney(2009)は,数値分析に基づき,在庫が残っても値下げしないことにコミットすることは,小売店にとって期待利潤最大化の観点から一般的に望ましくないという強い主張を行っていることが説明された.本発表では,この主張の妥当性を彼らのモデルを簡単化した上で数値分析を行い再検討がなされた.そして,原論文における数値分析の結果は特定のパラメータの値に依存している可能性が高く,値下げしないことにコミットすることが期待利潤を高める場合も多いことが説明された.

 

(2)「探索ゲームとその周辺」
菊田健作(兵庫県立大学)
静止目標物が有限ネットワーク上のノードのどれかに隠されていることが紹介された.探索者はネットワークの辺上を移動しながらノードにある静止目標物を探すことが説明された.本講演では,探索者の移動費用とノードの調査費用を考慮した有限ネットワーク上の期待費用最小化問題が扱われた.基本モデル,関連する周辺問題,研究の状況と検討課題について述べられた.

第14回 (4部会合同研究会~確率モデルの新展開~)

日 時

2017年10月7日(土)13:00~17:50

場 所

広島県立大学サテライトキャンパスひろしま

出席者

24名

テーマ
講 師
概 要

4部会合同 開催報告をご覧ください.

第13回 (国際数理科学協会「確率モデルと最適化」分科会研究会 共催)

日 時

2017年8月25日(金)13:15-17:30

場 所

大阪工業大学梅田キャンパス204セミナー室
大阪市北区茶屋町1番45号

出席者

18名

テーマ
講 師
概 要

(1)「On Bivariate Software Reliability Assessment Technologies」
井上真二(関西大学)
ソフトウェアの信頼性を定量的に計測・評価するためのソフトウェア信頼性モデルの多くは,テスト時間のみに依存したソフトウェア故障発生現象に基づいた信頼度成長過程を記述していると説明がなされた.本講演では,信頼度成長要因として,従来のテスト時間要因に加え,テスト網羅度などのテスト労力要因に依存したソフトウェア信頼度成長現象を記述する2変量ソフトウェア信頼性モデルについて,2つの数理モデルとそれらの実データに対する適合性評価結果が述べられた.

 

(2)「確率的ジョブショップスケジューリング問題の近似解法」
吉冨康成(京都府立大学)
[1]不確定環境型遺伝的アルゴリズム(GAUCE)、[2]GAUCEとモンテカルロ法を組み合わせたアルゴリズム,[3]粒子群最適化にGAの機能を援用し,モンテカルロ法を組み合わせたアルゴリズム,と進歩してきた,確率的ジョブショップスケジューリング問題の近似解法についての著者らの研究がレビューされた.  

 

(3)「lead time quotation model の解析」
中出康一(名古屋工業大学)
生産者は,顧客に対し現時点での生産指示量をもとに納品に必要なリードタイムを示す.顧客は自身の待ち時間の効用をもとに実際に購入するかどうかを決める.適切なリードタイムについて,生産時間が指数分布の場合の解析とともに,一般分布に従う場合についてMn/G/1の解析結果を用いた数値実験が行われた.その際必要となる残余時間分布に関する計算法について述べられた.  

 

(4)「多目的最適化問題のパレートフロンティア探索法と金融工学等への応用」
花田良子(関西大学),仲川勇二(発表者,関西大学)
多目的非線形ナップザック(分離形離散最適化)問題の全ての有効解(パレートフロンティア)を探索するユニークな列挙解法について報告された.この列挙法は改良代理制約法(Management Science 2014)に基づいた方法で,対象とする領域の実行可能解を全て列挙することで有効解の部分集合が求められる.目的関数空間上で探索領域を再帰的に分割しつつ,その領域に含まれる有効解を全列挙することで,最終的に全ての有効解が列挙される.他の代表的解法として,IBM CPLEXを用いたSayin等(Managemet Science 2005)と動的計画法を用いたBazgan等(Computer & Operations Research 2009)があることが説明された.これらの解法との比較実験の結果とともに,金融工学等への応用について報告された.  

第12回

日 時

2017年6月3日(土)14:00~17:00

場 所

大阪工業大学梅田キャンパス301会議室
大阪市北区茶屋町1番45号

出席者

19名

テーマ
講 師
概 要

(1) 「提携の実現に制限のある協力ゲーム」
楠木祥文 (大阪大学)
従来の提携形ゲームではプレイヤーのすべての提携が実現可能であると仮定されているが,現実には種々の要因によって実現が不可能な提携が存在する.そのような状況を扱うために,分割,コミュニケーション構造,許可構造などの実現可能な提携を表す種々の提携構造が提案されていることが説明された.本講演では,最も良く研究されている提携構造である弱和閉集合システムとその特殊形に限定して,提携構造を伴うゲームの研究について紹介された.

 

(2) 「プロジェクト・リスクの対策効果の定量化について」
福田裕一 (発表者,金沢学院大学),桑野裕昭 (金沢学院大学)
プロジェクト・リスク・マネジメントにおけるリスク対策の現状および問題点が指摘された.その問題解決のため,リスク対策の効果を定量的に表現するための数理モデルが提案された.さらに,この数理モデルを用いて,リスク対策の対象とすべきプロジェクト・リスクを定量的に選択する手法について述べられた.

第11回

日 時

2017年4月8日(土)14:00~17:00

場 所

サムティフェイム新大阪 4階4F-G (大阪市淀川区西中島6-5-3)

出席者

17名

テーマ
講 師
概 要

(1) 「待ち時間に制約のある M/G/1 待ち行列におけるロス確率の解析 」
井上文彰 (大阪大学)
待ち時間に制約のあるM/G/1待ち行列における客のロス確率が考察された.再帰的に定まる関数の無限列を用いたロス確率の公式が古くから知られているが,モデルのパラメータがロス確率に与える影響を直接評価することは難しいことが説明された.本講演では,この関数列に対する確率的解釈に基づいた,ロス確率の新しい解析法が紹介された.

 

(2) 「右側打切りデータを用いたソフトウェアの適応的予防若化方策」
林坂 弘一郎 (神戸学院大学)
本講演ではエージング現象に起因するシステム障害が発生するソフトウェアシステムに対して,障害時間の右側打切り時間データが得られる状況を想定し説明がなされた.この上で次の障害時間に関する確率分布をノンパラメトリック予測推論によって定式化し,アベイラビリティを最大にする最適予防若化スケジュールが適応的に導出された.

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  〔最適化の基盤とフロンティア

部会URL

http://dopal.cs.uec.ac.jp/okamotoy/woo/

第15回

日 時

2017年12月23日 (土) 13:30~18:00

場 所

東京理科大学 神楽坂キャンパス 森戸記念館第2フォーラム

出席者

22名

テーマ
講 師
概 要

(1) 「離散エネルギー最小化による近似手法の設計について」
田中 健一(東京大学大学院情報理工学系研究科 数理情報学専攻)
本講演では,あるクラスの解析関数に対する補間型近似公式の設計問題について述べる.この問題については,近似誤差作用素の作用素ノルムの最適値が,標本 点に関する最適化問題として書けることが分かっている.そこで,この最適化問題を,ある離散エネルギーの最小化問題を経由して近 似的に解き,近似公式を設 計することを考える.


(2) 「DC 最適化とその応用」
田中 未来(統計数理研究所)
DC 最適化とは非凸最適化問題を解くためのひとつの方法論である. 基本的な DC 最適化アルゴリズムの各反復では, 非凸関数を凸関数の差として表現し,一方を線形近似することによって得られる凸な子問題を各反復で解く. 本講演では DC 最適化の基本的な考え方といくつかの応用例を紹介する. なお, 本講演の内容の一部は武田朗子氏 (統計数理研究所, 理化学研究所), Dr. Alain B. Zemkoho (University of Southampton) との共同研究に基づく.

第14回

日 時

2017年11月 4日 (土) 13:30~18:00

場 所

東京理科大学 葛飾キャンパス 管理棟5階第1演習室

出席者

20名

テーマ
講 師
概 要

(1) 「モジュラリティデンシティ最大化問題に対する再定式化とアルゴリズム」
伊豆永 洋一(筑波大学 ビジネスサイエンス系)
最適化問題に対する定式化の方法は,(当然ながら)様々なものが考えられ,その方法によりアルゴリズムの設計も大きく異なる.本発表では,コミュニティ抽出におけるモジュラリティデンシティの最大化問題を対象とし,いくつかの再定式化とそれに対するアルゴリズムを紹介する. 具体的には,非負対称行列を変数に持つ問題に対する半正定値計画緩和に基づくアルゴリズムと,0-1整数計画問題に対する分枝価格法に基づくアルゴリズムである. 本発表の内容は,松井知己(東京工業大学)・山本芳嗣氏(筑波大学),佐藤圭介氏(鉄道総研)との共同研究に基づくものである.


(2) 「線形計画緩和と半正定値計画緩和の階層の統一的な理解」
森 立平(東京工業大学 情報理工学院 数理・計算科学系)
一般的にNP困難である組合せ最適化問題の近似解を得るための最も汎用的な手法は線形/半正定値計画緩和であろう。本講演では局所的な制約を持つ制 約充足問題に対する3種類の半正定値計画緩和の階層を紹介し、それらの確率分布に基づく直感的かつ統一的な理解を説明する。この理解に基づき、制約充足問題の充足不可能性について半正定値緩和を適用した際の限界を示す。

第13回

日 時

2017年10月14日(土) 13:30~18:00

場 所

電気通信大学 東3号館3階マルチメディアホール (301号室)

出席者

24名

テーマ
講 師
概 要

(1) 「組合せ最適化問題に対する近似アルゴリズムの典型性能評価と相転移現象」
高邉賢史(名古屋工業大学大学院工学研究科情報工学専攻)
本講演では組合せ最適化問題に対する量子計算モデルである量子アニーリングについて, その基礎を成す原理から実際に問題を解く際の手順,さらには量子アニーリングの効率化手法に関する展望について紹介する. 組合せ最適化問題の多くは多項式時間での厳密な求解が困難であ り,近似アルゴリズムの開発と性能評価が重要視されている.その近似精度の評価として は,問題のインスタンスの中での最悪性能が従来調べ られてきたが,近年ではランダムに生成されるインスタンスに対する典型(平 均)近似性能も興味をもたれ ている.本講演では,主に統計力 学的な手法を用いた典型近似性能の解析的な評価法と典型近似性能に関する相転移現象について概説 する.本講演の内容の一部 は福島孝治氏 (東京大学),前原貴憲氏(理化学研究所)との共同研究である.


(2) 「算制約付き安定マッチング問題に対する近似アルゴリズム」
河瀬康志(東京工業大学工学院経営工学系)
予算制約付き安定マッチング問題とは,病院に課せられた予算制約のもとで,病院と研修医との間の安定マッチングを求める問題である.予算制約のある 状況では,安定マッチングは存在するとは限らないため,その近似解を求めることを考える.本講演では受入保留方式と除去可能オンライン ナップサック問題に 対するアルゴリズムを組み合わせた解法を提案する.本講演は岩崎敦氏(電気通信大学)との共同研究に基づくものである.

第12回

日 時

2017年7月1日 (土) 13:30~18:00

場 所

東京理科大学 森戸記念館第2フォーラム

出席者

23名

テーマ
講 師
概 要

(1) 「量子アニーリングの基礎と発展」
関 優也 (東北大学大学院情報科学研究科)
本講演では組合せ最適化問題に対する量子計算モデルである量子アニーリングについて, その基礎を成す原理から実際に問題を解く際の手順,さらには量子アニーリングの効率化手法に関する展望について紹介する. 量子アニーリングは通常のコンピュータの動作原理とは異なる原理で動作する計算モデルであり,高速な動作および省電力性が期待されている. しかしながら,通常のコンピュータの方が得意な問題と量子アニーリングの方が得意な問題との境界線は未だ不明瞭であり, これを明らかにすることは解決が期待されている課題である. 本講演の一部は西森秀稔氏(東京工業大学)との共同研究に基づくものである.


(2) 「形状最適化で使われる理論とアルゴリズム」
畔上 秀幸 (名古屋大学情報学研究科)
偏微分方程式の境界値問題が定義された領域を設計対象にして,その境界値問題を制約条件にした最適化問題は形状最適化問題とよばれる.これらの問題 は,基礎的な最適化理論とアルゴリズムが使われているのだか,設計変数が関数で評価関数が汎関数で構成されるために,それらのし くみがわかりにくくなって いる.しかし,関数解析にもとづいて,有限次元ベクトル空間との対応を考えていけば,2次計画問題と同じ構造をしていることがみ えてくる.解法も,勾配法 や Newton 法に対応した方法であることに気づけば,そのしくみも理解される.講演では,これらの解説に加えて応用についても紹介する.

最適化の基盤とフロンティア ─ 未来を担う若手研究者の集い2017 ─

日 時

2017年5月13日(土),14日(日)

場 所

筑波大学 筑波キャンパス 春日地区 春日講堂

出席者

183名

一般講演

40件

特別講演
(2件)
テーマ
講 師
概 要

(1) 「最適化モデリング」
池上 敦子 (成蹊大学)
ナーススケジューリングを中心に,モデリングを通して見えた世界や,いったんこの研究から逃れた時期に考えたこと,そして, ナーススケジューリングへの再挑戦に至った経緯についてお話したいと思います.そして,最近取り組んでいることとして,最適化モデルが与 える最適解から,実用される解(勤務表)までの修正を支援する情報作りについて紹介します.最適解を1つ得るだけでなく,それと同等な解を出来る限りたくさん列挙することで,陽に与えられた制約を守りながらも,潜在的に考慮している制約や評価尺度に対応する解を見つけること,修正のための自由度を知る方法などを考えてみます.これまで最適解を得ることが困難であったベンチマーク問題に対し,膨大な数の最適 解を列挙することに成功しましたが,そこでわかったことは,シンプルかつ興味深いものでした.


(2) 「最小二乗法と線形計画法 -モデリング・数理・アルゴリズムを巡るささやかな冒険-」
土谷 隆 (政策研究大学院大学)
最小二乗法と線形計画法は,数理計画における重要な基本的分野である.本講演では,これらの手法の研究を通じて辿ってきたモデリング・数理・アルゴリズム の世界とそれを踏まえた現在の研究について,肩の凝らない形で紹介する.
キーワード:最小二乗法,線形計画法,双対性,内点法,ソ連,2次錐計画法,半正定値計画法,対称錐計画法,最適設計,年代推 定,情報幾何,Chubanovの方法,前処理付き共役勾配法

最優秀発表賞
(2件)

・大城 泰平 (東京大学大学院 情報理工学系研究科 数理情報学専攻)
「混合行列を係数とする微分代数方程式の指数減少法」
・倪 辰日 (東京大学大学院 新領域創成科学研究科 複雑理工学専攻)
「楕円体型クラスタリングを利用したロバスト判別モデル」

優秀発表賞
(8件)

・徐 安洋 (東京工業大学 工学院 経営工学系)
「整数二次計画問題による旅客機搭乗戦略の定式化」
・神谷俊介 (東京農工大学大学院 工学府 情報工学専攻)
「混合整数二次錐計画法によるAIC最小化手法の高速化」
・高澤 陽太朗 (東京工業大学 工学院 経営工学系)
「被覆型の0-1整数計画問題に対する近似アルゴリズム」
・林 興養 (東京大学大学院 情報理工学系研究科 数理情報学専攻)
「最小有向木の数え上げ」
・佐藤良亮 (東京大学大学院 情報理工学系研究科 数理情報学専攻)
「Polyhedral Clinching Auctions in Two-sided Markets
・佐藤裕亮 (東北大学大学院 情報科学研究科 人間社会情報科学専攻)
「グラフ m 分割型モデルと分数計画法を用いた選挙区割画定問題の解法
・黒木祐子 (東京工業大学 工学院 経営工学系)
「Approximation algorithm for star-star hub network design problems and star-metric labeling problems」
・大島宏希 (東京大学大学院 情報理工学系研究科 数理情報学専攻)
「k-劣モジュラ最大化の脱乱択化」

第11回

日 時

2017年3月14日(火)13:30~18:00

場 所

沖縄県市町村自治会館4階第3会議室

出席者

43名

テーマ
講 師
概 要

(1) 「劣モジュラ関数最大化に対するストリーミングアルゴリズム」
垣村尚徳 (東京大学大学院総合文化研究科 附属国際環境学教育機構)
ストリーミングアルゴリズムとは一連のデータの流れを効率的に処理するためのアルゴリズムであり,クラスタリングやテキスト要約など,入力データが メモリに全て収まりきらないような大規模な最適化問題を省メモリで計算することができる. 本講演では,劣モジュラ関数最大化に対して効率的なストリーミングアルゴリズムを発表する. 具体的には,サイズ制約付き劣モジュラ関数最大化に対する既存の定数近似ストリーミングアルゴリズムを紹介し,そのナップサック制約への拡張を提案する. 本研究はChien-Chung Huang氏(CNRS),吉田悠一氏(NII)との共同研究である.

 

(2) 「マッチングとパス詰め込み」
山口勇太郎 (大阪大学 大学院情報科学研究科 情報数理学専攻) ?
グラフにおけるマッチングおよびパス詰め込みは,組合せ最適化の分野において中心的な話題として20世紀中旬から盛んに研究されてきた. これらの問題に対する研究を通じて,最大最小定理による良い特徴付けや,増加道に基づく効率的なアルゴリズムなど,様々な概念・ 技法が発達してきた. 本講演では,一連の研究について紹介しながら基本的な概念をおさらいした後,さらなる拡張に関する講演者らの成果について紹介する. なお,講演内容の一部は谷川 眞一氏との共同研究に基づくものである.

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イベントカレンダー
2017年度第4回ORセミナー
日程:
2018年1月20日(土)
場所:
南山大学
シンポジウム
2018年春季シンポジウム
日程:
2018年3月14日(水)
場所:
東海大学

2018年秋季シンポジウム
日程:
2018年9月5日(水)
場所:
名古屋市立大学
研究発表会
2018年春季研究発表会
日程:
2018年3月15日(木)-16日(金)
場所:
東海大学

2018年秋季研究発表会
日程:
2018年9月6日(木)-7日(金)
場所:
名古屋市立大学