本学会では,昨年まで,文献賞,文献賞奨励賞,実施賞,普及賞,事例研究賞,業績賞,学生論文賞を設定し,それぞれの分野で顕著な成果・業績を挙げられた個人や企業を毎年表彰してきました.先にお知らせしましたように,本年度からは,文献賞,文献賞奨励賞が研究賞,研究賞奨励賞に名称変更されると共に,論文賞が新設されました.つきましては,今年度の受賞候補者の積極的なご推薦を募ります.なお,論文賞につきましては,本学会論文誌に掲載された論文のみが授賞対象になりますので,特に推薦は募りません.ご注意ください.各賞の推薦締切は以下の通りです.
1. 実施賞,普及賞,業績賞:平成23年1月5日
2. 研究賞,研究賞奨励賞,事例研究賞:平成23年1月31日
3. 学生論文賞:平成23年3月31日
推薦は原則として学会所定の様式に従ってください.様式は,ホームページhttp://www.orsj.or.jp/whatisor/award7.htmlからダウンロードしてご利用ください.推薦に関する詳細につきましては同じく学会のホームページをご覧くださるようお願いします.なお,各賞の概要は次のとおりです.過去の受賞一覧は,http://www.orsj.or.jp/whatisor/award.htmlに記載しています.
〔研究賞〕 昭和43年(1968年)に創設された大西記念文献賞,及びそれを継承した文献賞を受け継ぎ,本年度から設けられた本学会で最も歴史のある賞です.次の条件を満たす個人に贈られます.
1. 本学会員であること.
2. 独創性と将来性に富み,ORの発展に寄与する研究業績をあげていること.
授賞対象とする研究業績は過去5年以内のものとし,毎年1名程度を表彰する予定です.
〔研究賞奨励賞〕 若手研究者個人を対象とする賞です.上の研究賞の条件に加えて被推薦者の年齢に関して次の条件があります.
3. 被推薦者は,原則として平成23年1月1日に満35歳以下であること.ただし,OR研究歴が短い方などは,この年齢制限を超えていても構いません.
授賞対象とする研究業績は過去3年以内のものとし,毎年3名程度を表彰する予定です.
〔論文賞〕 本年度より設けられた新しい賞です.過去1年間に本学会論文誌に掲載された論文のうち,特に優れたもの1編に贈られます.授賞論文の著者すべてを表彰します.なお,論文賞の推薦は募りません.
〔実施賞〕 ORの実施を強力に推進してきた個人,グループまたは企業等に贈られます.毎年1件程度を表彰する予定です.
〔普及賞〕 ORの普及に大きな貢献をした個人,グループまたは企業等に贈られます.毎年1件程度を表彰する予定です.
〔事例研究賞〕 本学会員の行ったすぐれた事例研究に対して贈られます.本学会員個人に限らず,本学会員を含むグループも対象になります.毎年3件程度を表彰する予定です.
〔業績賞〕 ORの研究・教育・実施等に関わる活動に顕著な業績を挙げた個人に対して贈られます.ただし被推薦者は,原則として満40歳以上,満60歳以下の学会員であることが必要です.毎年1名程度を表彰する予定です.
〔学生論文賞〕 学生によるORに関する優れた研究に対して贈られるものです.対象は,来春提出される学部の卒業論文,または大学院の修士論文とします.毎年5編程度を表彰する予定です.詳しい募集要項は,OR誌2月号に掲載します.
(表彰委員会)
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