定例部会案内

第272回部会
日時: 平成29年12月16日(土) 14:00〜17:00
場所: 東京工業大学 大岡山キャンパス 西8号館(W)809号室
テーマと講師
  1. セルラネットワークにおけるチャネル適応型ユーザスケジューリング効果の確率幾何解析
    山本 高至(京都大学)
    移動通信では,マルチパスフェージングのために受信信号電力が大きく変動する.この対策として,セルラネットワークにおいては,瞬時通信品質に応じたユーザスケジューリングが行われている.本講演でははじめに,セルラネットワークの通信品質のひとつとしての信号対干渉雑音電力比に関して,その解析手法である確率幾何解析の一般的手法を紹介する.特に,モンテカルロ法との関係,ポアソン点過程,キャンベルの定理や確率母汎関数,ラプラス変換が用いられる理由を解説する.次に,チャネル適応型ユーザスケジューリング効果の確率幾何解析手法を紹介する.
  2. マルコフ連鎖の切断誤差評価とPoisson方程式
    増山 博之(京都大学)
    本研究では,まず,ポーランド空間上の連続時間マルコフ連鎖のPoisson方程式を考える.一般的なドリフト条件と比較的緩い条件のもとで,Poisson方程式の標準解の上界を導く.また,具体例として,MAP/GI/1待ち行列の系内仕事量過程を考え,そのPoisson方程式の標準解に対する計算可能な上界を示す.さらに,可算空間上で定義された連続時間マルコフ連鎖の切断誤差評価への応用について述べる.

  3. 第6回(2017年度)待ち行列研究部会「論文賞」のご案内

    待ち行列研究部会では,第6回(2017年度)待ち行列研究部会論文賞の募集を行っております.選考対象論文は公募により受け付けております(推薦も可). 希望される方は,表彰規定をご参照の上,選考対象論文を
    千葉大学 塩田 茂雄 (待ち行列部会主査)
    shioda[at]faculty.chiba-u.jp
    防衛大学校 佐久間 大(待ち行列部会幹事)
    sakuma[at]nda.ac.jp
    までお送りください.なお,応募の際は,
    1. 論文名,著者,発行雑誌,発行年月
    2. 待ち行列部会または待ち行列シンポジウムでの 関連発表のタイトル,発表年月
    3. 著者本人が応募する場合は,論文概要
    4. 推薦の場合は,推薦者の氏名・所属と推薦理由
    を簡単にまとめたものを一緒にお送りください.
    注:待ち行列研究部会論文賞の規定により,今回は2016年および2017年に刊行された論文が対象となります.
    【締切】 2017年12月末日迄
    【問い合わせ先】 防衛大学校 佐久間 大 (sakuma[at]nda.ac.jp)

    2017年度待ち行列シンポジウムのご案内

    今年度の待ち行列シンポジウムは以下の要領で実施予定です.
    1.日程: 2018年1月17日(水)〜19日(金)
    2.場所: 大阪大学会館・アセンブリーホール(大阪府豊中市待兼山町)
    3.参加・発表申し込み:待ち行列シンポジウムのHPをご覧ください.
    ※宿泊を伴う参加をご検討されている方々につきましては、早めの宿の確保をお勧めいたします.

    (2017年11月24日更新)