No.385 2003年 8月 OR学会だより 目次 |
第50回シンポジウム
日 程: 9月9日(火)
場 所: 九州大学国際研究交流プラザ(西新プラザ) (福岡市早良区西新2丁目16)
実行委員長: 川崎 英文 (九州大学)
テーマ: 「ORと数学」
事前振込み参加費: 正・賛助会員3,000円,学生会員1,000円,非会員4,000円
当日申込み参加費: 正・賛助会員4,000円,学生会員2,000円,非会員5,000円
*事前振込みは8月号に綴込みの振替用紙にて9月2日(火)までにお振込み下さい(本誌をお持ちでない方は事務局までご連絡下さい).折り返し,メール又はFAXにて入金確認をご連絡致します.(当日の受付は五十音順)欠席の場合,参加費の返金はできません.アブストラクト集を送付致します.
プログラム:
13:00〜13:55
「分割問題について〜動的計画からのアプローチ〜」 藤田 敏治 (九州工業大学工学部)
13:55〜14:50
「最適化における共役点理論概要」 川崎 英文 (九州大学大学院数理学研究院)
15:10〜16:05
「極値問題とニュートン図形」 岩崎 克則 (九州大学大学院数理学研究院)
16:05〜17:00
「制御差分方程式について」 岩本 誠一 (九州大学大学院経済学研究院)
同時開催: 世界初の折り紙博士 川崎敏和氏の作品展示
問合せ先: 〒812 -8581 福岡市東区箱崎6 -10 -1 九州大学大学院数理学研究院
川崎 英文 Tel.092(642)2767 E-mail: kawasaki@math.kyushu-u.ac.jp
2.平成15年秋季研究発表会
日 程: 9月10日(水),11日(木) 研究発表会
9月12日(金) 見学会
場 所: 福岡大学 (福岡市城南区七隈8 -19 -1)
*福岡大学についてはhttp://www.fukuoka-u.ac.jp/をご覧下さい.
特別テーマ: 「アジアに広がるOR」
近年のアジアの経済,社会の急激な変化には,目をみはるものがあります.とりわけ,中国のWTO加盟以後,日本企業をはじめとする多くの企業の中国市場をにらんだ動きが活発化しています.アジアに開かれた都市,福岡は,東京へいくよりも,ソウルのほうが近く,上海への距離も東京とほぼ同じです.
人や企業活動が容易に国境をこえ,急激にグローバル化する社会において,アジアの産業界行政界ではどのような意思決定がなされ,意思決定の科学といわれるORにどのような活躍の場面があるのか,アジア進出をにらんだ産業界に日本のORがどのように寄与できるのか,アジアのゲートウェイシティ福岡で,グローバルな産学官連携の視点から発表していただき,展望してみたいと思います.
実行委員長: 斎藤 参郎 (福岡大学)
実行副委員長: 谷崎 隆士 (鰹Z友金属小倉),前田 博 (九州工業大学)
9月10日(水) 13:00〜14:30
テーマ: 「中国・日本のORの現状と産官学連携への展望」 ※通訳付き
中国・日本のOR学会会長,副会長がORの現状と将来展望を,産官学の連携や東アジアとの連携にも触れつつ,市民にもわかりやすく語ります.
開会挨拶: 小笠原 暁 (日本OR学会会長) 「中国OR学会会長の紹介」
講 師: 章 祥孫 (中国OR学会会長) 「中国のORの現状と展望」
伏見正則(南山大学教授,東京大学名誉教授) 「コメント:日本のORの現状と展望から」
司 会: 眞鍋 龍太郎 (日本OR学会副会長)
開催場所: 福岡大学
参加費: 無料 (一般公開・市民の方々も自由に参加できます.)
市民公開パネルディスカッション:
9月11日(木) 14:30〜17:00
テーマ: 「中国の産業発展と日本の対応〜生産基地から豊かな消費市場へ」(仮題)※同時通訳付き
中国山東省は,青島市,煙台市など大都市を抱える中国でも大きく成長している地域です.実際,人口600万の煙台市では,電子情報産業の集積をはかり,中国のシリコンバレーを目指しています.とくに,煙台−ソウルとの直行便の開設予定,APEC電子商務博覧会の開催,煙台−大阪直行便の開設など,対外的に注目を集めつつあります.
本パネルディスカッションでは,煙台市長,煙台市経済開発区委員長,煙台市経済顧問を迎え,なぜ煙台市の経済開発区に様々な外国企業が進出し,電子情報産業が急激に成長してきたのか,また,それを地域発展にどのように結びつけようとしてきたのか,について,話題提供していただきます.それと同時に,日本側からは,九州経済産業局長,(財)福岡県産業・科学技術振興財団専務理事,活タ川電機会長を迎え,日本の経験を踏まえ,中国の経済発展について意見を述べてもらうとともに,日中産業間の相互進出の際の問題点とその克服方法を議論し,国境を越えた日中産業間の連携の可能性を探ります.
開会挨拶(予定): 松本 龍(福岡日中友好協会会長,衆議院議員),山崎広太郎(福岡市長),焉 栄竹(煙台市書記)
パネリスト: 周 斉(煙台市市長),王 秀臣(煙台市経済技術開発区委員長),李 強(煙台市経済顧問),西村雅夫(九州経済産業局長),久保善博((財)福岡県産業・科学技術振興財団専務理事),永次 廣(活タ川電機会長)
コーディネーター: 中川 茂 (西日本新聞社梶@論説委員)
参加費: 無料 (一般公開・市民の方々も自由に参加できます)
事前振込み参加費: 正・賛助会員6,000円,学生会員1,000円,非会員8,000円
当日申込み参加費: 正・賛助会員7,000円,学生会員1,000円,非会員10,000円
(但し,学生の方は,学生証の提示で1,000円)
登壇料: 非会員のみ,参加費と別途2,000円/件(本学会の許可が必要)
*事前振込みは8月号に綴込みの振替用紙にて9月2日(火)までにお振込みください(本誌をおもちでない方は事務局までご連絡下さい).折り返し,メールまたはFAXにて入金確認をご連絡致します.(当日の受付は五十音順)欠席の場合,参加費の返金はできません.アブストラクト集を送付いたします.
懇親会: 9月10日(水) 18:00〜20:00 福岡大学60周年記念館(ヘリオスプラザ)(会費6,000円)
見学会: 9月12日(金) 9:00〜17:30予定(参加費4,000円)
テーマ: 「活タ川電機モートマンセンタ(午前)および日産自動車葛繽B工場(午後)見学」
*午前または午後だけの見学会参加も可能です.
*日産自動車葛繽B工場につきましては,同業者の方の見学はご遠慮ください.
*見学受け入れ先の準備の都合上,見学予定者の名簿を作成します.見学会参加ご希望の方は8月20日(水)までに tanizaki-tks@sumitomometals.co.jp 宛,「お名前」と「所属」をお知らせください.
問合せ先: 〒814 -0180 福岡市城南区七隈8 -19 -1
福岡大学経済学部 栫井 昌邦(かこいまさくに)
Tel.092(871)6631(内線:4121) Fax.092(874)6830 E-mail: or_qshu-info@qbic.fukuoka-u.ac.jp
*詳しくは http://or2003.econ.fukuoka-u.ac.jp/
をご参照下さい.航空機・ホテル予約案内,観光案内等も掲載しております.
3.第12回企業事例交流会
趣 旨: 企業事例交流会とは企業のOR実務担当者に,OR実施例(問題の発生からさまざまな苦労を経て解決に至る苦労話など)を新規研究の発表という形式ではなく,ORの適用事例という位置付けで発表していただき,学識者の方,他企業の方と意見交換をして頂く場です.
日 程: 9月10日(水)
場 所: 福岡大学(福岡市城南区七隈8 -19 -1)
参加方法: 研究発表会のセッションの一部として行いますので,研究発表会参加の手続きをして下さい.
会 場:J会場
スケジュール:
14:40〜15:40
「テレビ番組CMの割付に対する数理的アプローチ」
大西浩志,石田健二,青山浩之(潟rデオリサーチ),猿渡康文(筑波大学),猪飼美羽(東京工業大学)
「自動車・鉄鋼間におけるSCMの適用」 後川 隆文(新日本製鐵)
15:50〜16:50
「3次元地図データベースによる地球環境に優しい交通システム」 穴井 誠二(潟[ンリン)
「データ・マイニングを取り入れたシステム・インテグレーションの動向」 軽部 和幸(日本アイ・ビー・エム)
問合せ先: (社)日本オペレーションズ・リサーチ学会事務局
Tel.03(3815)3351 Fax.03(3815)3352
E-mail: kenkyu@orsj.or.jp
4.国際会議案内
・「APORS2003」
アジア太平洋地域各国のOR学会の合同組織であるAPORS(Asia-Pacific Operational Society)の国際学会であるAPORS
-2003が下記の要領で開催されます.わが国からも多くの参加者が参加されますよう,期待されております.皆様の積極的なご参加をお願いいたします.
日 程: 12月8日(月)〜11日(木)
場 所: New Delhi, INDIA
問合せ先: APORS事務局長 大山達雄
*詳しくは,www.apors2003.comをご覧ください.
5.第15回RAMPシンポジウム
日 程: 9月25日(木),26日(金)
場 所: 東京工業大学ディジタル多目的ホール
主 催: (社)日本オペレーションズ・リサーチ学会
参加費: 一般5,000円,学生2,000円,論文集のみ4,000円
懇親会: 9月25日(木) 18:00〜20:00 懇親会費5,000円
東京工業大学百周年記念会館フェライト会議室
プログラム(予定):
25日 10:00〜13:00
「非線形最適化とその周辺」 オーガナイザ: 矢部 博(東京理科大学)
25日 14:30〜17:30
「日米加・最適化ロジスティクス」 オーガナイザ: 伊倉 義郎(潟Tイテック・ジャパン)
26日 9:30〜12:30
「バイオインフォマティクスと統計科学」 オーガナイザ: 下平 英寿(東京工業大学)
26日 14:00〜17:00
「大規模組合せ最適化問題への挑戦」 オーガナイザ: 宇野 毅明(国立情報学研究所)
問合せ先: 東京工業大学大学院 社会理工学研究科 水野 眞治
Tel.03(5734)2816 Fax.03(5734)2947 E-mail: mizuno@me.titech.ac.jp
*詳しくは,http://ramp.me.titech.ac.jp/ramp2003.htmlをご覧ください.
注:シンポジウムのプログラムは更新されています。RAMPホームページもしくは9月号をご覧下さい。
6.研究部会・グループ開催案内
〔OR/MSとシステム・マネジメント〕
・第4回
日 時: 9月13日(土) 15:00〜17:00
場 所: 東京工業大学百年記念館2階第1会議室
テーマと講師:
「IT(情報技術)からICT(情報通信技術)へ―デジタル化とネットワーク化の融合がもたらすもの―」
小笠原 泰(NTTデータ経営研究所)
問合せ先: 神奈川工科大学情報工学科 田中宏和
Tel.046(291)3203 E-mail: tanaka@ic.kanagawa-it.ac.jp
7.平成15年度第1回 ORセミナー
『日本の消費財サプライチェインマネージメントの最先端と展望』
日 程: 8月26日(火)
会 場: 轄\造計画研究所レクチャールーム (〒161 -0011 中野区中央4 -5 -3)
(地下鉄丸の内線新中野駅 出口2番から出て荻窪方向へすぐ)
司 会: 藤野 直明 (竃村総合研究所SCMコンサルティンググループGM上席コンサルタント)
テーマと講師:
(1) キーノート「日本におけるSCM」
松尾 博文 (筑波大学大学院教授)
(2) 「日本における卸ロジスティクスの最先端」
加藤 弘貴 ((財)流通経済研究所主任研究員)
(3) 「日本の食品メーカーSCMの実際」
杉垣 隆文 (サッポロビール(元SCM部長))
(4) 「日本のアパレル流通とコラボレーション取引の実際」
中村 守孝(活ノ勢丹営業企画担当部長)
(5) 「日本の消費財SCMの展望」
パネルディスカッション
*この他「小売業のオペレーション高度化の現状」(仮題)についての追加講演を調整中です.
参加費: 正・賛助会員20,000円,学生会員5,000円,非会員25,000円
申込先:
(社)日本オペレーションズ・リサーチ学会事務局
Tel.03(3815)3351 Fax.03(3815)3352 E-mail: kenkyu@orsj.or.jp
*8月22日(金)までに学会事務局へE-mailまたはFAXにて
8.他学協会案内
他学会等が主催する大会やシンポジウムで当学会が協賛しているものについては,原則として主催学会の会員と同じ費用で参加できますので,皆様奮ってご参加ください.
・第16回信頼性シンポジウム(協賛)
主 催: 日本信頼性学会
日 程: 10月24日(金)
場 所: (財)日本科学技術連盟 東高円寺ビル
問合せ先: 日本信頼性学会事務局
Tel.03(5378)9853 Fax.03(5378)1227
9.会合案内
〔第231回新宿OR研究会〕
日 時: 9月16日(火) 12:00〜13:30
場 所: 東天紅会議室(新宿センタービル53F)
テーマ: 「ゴミステーションを巡回する収集車の経路問題」
講 師: 川中子 敬至(足利工業大学)
参加費: 3,000円
問合せ先: 日本OR学会事務局
*8月例会は夏休みの為お休みです.
10.公募案内
・静岡大学情報学部
募集人数: 教授,助教授または講師1名
所 属: 情報コミュニケーション講座
担当科目: (1)ガバナンス論,e -ポリティクス論(専門科目)など,(2)専門分野に関する教養基礎科目,なお,情報システムに関する演習も担当できることが望ましい.
応募資格: 修士の学位を有する者またはそれと同等以上の業績を有する者
着任時期: 12月1日以降,平成16年4月1日までのなるべく早い時期
提出書類:
(1)履歴書,
(2)研究業績リスト(主要な業績3点に○印をつけること),
(3)主要論文の別刷りまたはコピー,
(4)教育と研究に関する抱負(2,000字程度)
応募締切: 8月20日(水)(必着)
書類送付先: 〒432 -8011 浜松市城北3 -5 -1 静岡大学情報学部長宛
*応募書類は封筒に「情報コミュニケーション講座教員応募書類」と朱書し,簡易書留で送付のこと.
問合せ先: 静岡大学情報学部情報社会学科 藤井史郎
Tel/Fax.053(478)1522 E-mail: fujii@ia.inf.shizuoka.ac.jp
*給与等に関しては,静岡大学総務部人事課任用係 Tel.054(238)4415,4416 Fax.054(238)4268まで.
学会事務局夏休みのお知らせ
8月4日(月)〜8日(金)
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