No.459 2009年 10月 OR学会だより
目次 |
1.日本OR学会各賞候補ご推薦のお願い
本学会では,文献賞,文献賞奨励賞,実施賞,普及賞,事例研究賞,業績賞,学生論文賞を設定し,それぞれの分野で顕著な成果・業績を挙げられた個人や企業を毎年下記のように表彰しております.つきましては,今年度の受賞候補者の積極的なご推薦を募ります.締切は学生論文賞を除き,平成22年1月5日といたします.推薦は原則として学会所定の様式に従ってください.様式は,ホームページhttp://www.orsj.or.jp/aboutUs/award7.htmからダウンロードしてご利用ください.推薦に関する詳細につきましては同じく学会のホームページをご覧くださるようお願いします.なお,各賞の概要は次のとおりです.過去の受賞一覧は,http://www.orsj.or.jp/aboutUs/award.htmに記載しています.
〔文献賞〕 昭和43年(1968年)に創設された大西記念文献賞を継承して,昭和47年(1972年)に設けられた本会で最も歴史のある賞です.次の条件を満たす論文の著者をご推薦ください.
1. 論文は独創性と将来性に富み,ORの発展に寄与するものであること.
2. 論文はOR学会発行の論文誌またはこれに相当する権威ある雑誌,論文集に概ね過去2年以内に掲載された論文であること.なお,同一の主著者による複数の論文セットでも構いません.
3. 著者(論文の著者が複数のときは主著者)は学会員であること.
対象論文の著者(主著者)を文献賞の被推薦者とします.論文の著者が複数のときは,被推薦者が文献の主著者であることに他の著者が同意することを示す文書を添付してください.毎年1名程度を表彰する予定です.
〔文献賞奨励賞〕 若手研究者を対象とする賞です.条件は上の文献賞の条件に加えて被推薦者の年齢に関して次の制限があります.
4. 被推薦者は,原則として平成22年1月1日に満35歳以下であること.
ただし,OR研究歴が短い方などは,この年齢制限を超えていても構いません.毎年3名程度を表彰する予定です.
〔実施賞〕 ORの実施を強力に推進してきた個人,グループまたは企業等に贈られます.毎年1件程度を表彰する予定です.
〔普及賞〕 ORの普及に大きな貢献をした個人,グループまたは企業等に贈られます.
毎年1件程度を表彰する予定です.
〔事例研究賞〕 学会員の行ったすぐれた事例研究に対して贈られます.学会員個人に限らず,学会員を含むグループも対象になります.毎年3件程度を表彰する予定です.
〔業績賞〕 ORの研究・教育・実施等に関わる活動に顕著な業績を挙げた個人に対して贈られます.ただし被推薦者は,原則として満40歳以上,満60歳以下の学会員であることが必要です.毎年1名程度を表彰する予定です.
〔学生論文賞〕 学生によるORに関するすぐれた研究に対して贈られるものです.対象は,来春提出される学部の卒業論文,または大学院の修士論文とします.毎年数名程度を表彰する予定です.応募締切は平成22年3月31日といたしますが,詳しい募集要項は,OR誌2月号に掲載します.
(表彰委員会)
2.第63回シンポジウム
日 程: 平成22年3月3日(木) 午後
場 所: 首都大学東京 秋葉原サテライトキャンパス(秋葉原ダイビル12F)
JR 「秋葉原」駅下車徒歩1分
実行委員長: 室町幸雄(首都大学東京)
テーマ: 「世界金融危機からの復活」
3.平成22年春季研究発表会
日 程: 平成22年3月4日(木)〜5日(金)
場 所: 首都大学東京 南大沢キャンパス
(京王相模原線 「南大沢」駅下車徒歩5分)
実行委員長: 中塚利直(首都大学東京)
特別テーマ: 「Next Society−変革の時代の知の創造−」
懇親会: 平成22年3月4日(木)
4.平成21年度第2回ORサロンのご案内
「レクチャー・シリーズ:サービス・イノベーション」
日 時: 11月26日(木) 午後6:00〜8:50
場 所: スター研究センター 3F “Earth”
千代田区神田駿河台3-7
テーマと講師:
「サービスサイエンスによる企業改革の実践」
ワクコンサルティング 常務執行役員 諏訪良武氏
(元オムロンフィールドエンジニアリング常務取締役)
コーディネータ:潟tレームワークス 高井英造
第2回サロン参加費:
賛助会員:1名のみ無料,2人目以降は1,000円
個人会員:1,000円
非会員:1,000円+事前入会手続
参加費は当日会場にてお支払い下さい.
非会員の方は,別途事前に入会手続が必要です.
正会員(個人)入会金1,500円 年会費14,400円
学生会員(個人)入会金600円 年会費5,000円
学会ホームページから入会手続をお願いします.
なお学生会員入会には,確認の為指導教員の氏名とメールアドレスの記入が必須です.
(http://www.orsj.or.jp/whatisOR/admission.htm)
参加人数:30名程度で締切.ホームページ等でお伝えいたします.
申込み先:
(社)日本オペレーションズ・リサーチ学会事務局
E-mail: salon@orsj.or.jp
Tel.03(3815)3351 Fax.03(3815)3352
*11月13日(金)までにお申込下さい.
必要事項:
@ORサロンの開催日,Aお名前,B所属 組織・部署名,C会員種別(個人正会員,学生会員,賛助会員,非会員)D連絡先住所 ETELまたはFAX番号
5.平成22年度研究部会新設・継続申請受付
研究普及委員会では,その活動の大きな柱の1つとして,研究部会・グループの設立・運営のお手伝いをしてまいりましたが,来年度もこの方針に従って研究部会を積極的に育成していくことになりました.つきましては,新しい部会活動のご提案をふるって学会事務局にお寄せ下さい.部会の設置期間は,原則として2カ年以内ですが,理事会の承認が得られればさらに1カ年延長することも可能です.部会が発足しますと財政的な補助も致します.メンバーの公募につきましては,当委員会がお手伝い致します.研究テーマは,基礎理論から実践研究までご自由にお考えいただいて結構です.
現在,次の部会・グループが設置されています.待ち行列,数理計画(RAMP),統合オペレーション,評価のOR,意思決定法,安全安心学,SCM時代の製造マネジメント,未来のインフラストラクチャー,価値の創造とOR,サプライチェーンストラテジー,食料・農業・環境とOR,防衛と安全,マーケティング情報,若手によるOR横断研究,画期における最適化,計算と最適化の新展開,ゲーム理論と市場設計,サービスサイエンス,実践的データマイニング,数理モデルとその応用,ソフトコンピューティングと最適化,ファイナンス理論の展開,不確実性下の意思決定モデリング,政治と社会と行政のOR,都市のOR,不確実環境下での柔構造最適化モデリング.
なお,現在2年目の部会・グループのうちで来年度も活動を希望の場合は,継続の申請をして下さい.
*新設及び継続申請の締切は,11月20日(金)です.申請用紙は事務局までご請求下さい.
(研究普及委員会)
6.研究部会・グループ開催案内
〔待ち行列〕
・第215回
10月部会(第215回部会)は学生の方の研究発表・討論の場とする予定です.待ち行列ないしその応用分野を研究テーマとする学生の方の発表を募集しています.
日 時: 10月17日(土) 14:00〜17:00
場 所: 東京工業大学 西8号館W809号室
登壇・参加費:無料
*詳しくはhttp://www.orsj.or.jp/queue/をご覧ください.
発表を希望する学生または指導教員の方は10月8日(木)までに幹事の加藤までご連絡ください.
申込及び問合せ先:東京工業大学 加藤憲一
Tel/Fax.03(5734)3851
E-mail kkatou@is.titech.ac.jp
〔評価のOR〕
・第33回
日 時: 10月24日(土) 13:30〜16:00
場 所: 政策研究大学院大学 1階1A会議室
(東京都港区六本木7-22-1)
地図はhttp://www.grips.ac.jpをご覧下さい.
テーマと講師:
(1) 「An epsilon-based measure (EBM) of efficiency in DEA」 刀根 薫(政策研究大学院大学)
(2)「Comparative Study on Bankruptcy Assessment by DEA and DEA-DA」 後藤美香(電力中央研究所)
*詳しくはhttp://www-sys.ist.osaka-u.ac.jp/hyoka/をご覧下さい.
〔数理モデルとその応用〕
・第4回
日 時: 11月28日(土) 14:30〜17:00
場 所: 金沢学院大学 大学院サテライト教室
(〒920-0919石川県金沢市南町3番1号 南町中央ビル6階)
テーマと講師:
(1) 「様々な人達における発達に関する認知」 奥田裕紀(金城大学医療健康学部)
(2)「人間行動へのアプローチ ―構造方程式モデリングの観点から―」 前川浩子(金沢学院大学文学部)
問合せ先: 金沢学院大学 桑野裕昭
Tel.076(229)8939 E-mail: kuwano@kanazawa-gu.ac.jp
7.会合案内
〔第292回新宿OR研究会〕
日 時: 10月20日(火) 12:00〜13:30
場 所: 東天紅会議室(新宿センタービル53F)
テーマと講師:
「楽しいファシリティマネージメント-これからの施設管理の進め方-」
成田一郎 氏 (大成建設皆M推進部 チームFMコンサルタント )
参加費: 3,000円
問合せ先: 日本OR学会事務局
8.助成案内
・平成22年笹川科学研究助成
〔学術研究部門〕
申請区分と研究対象領域:
〔一般科学研究〕人文・社会科学および自然科学(医学を除く)に関する研究
〔海洋・船舶科学研究〕「海洋学および海洋関連科学」ならびに「船舶および船舶関連科学」の研究
助成金額: 1研究あたり100万円を限度(単年度のみ)
〔実践研究部門〕
研究対象領域: 実践研究とは成果が現場または広くその分野の活性化・発展に貢献することを目的とする研究
助成金額: 1研究あたり50万円を限度(単年度のみ)
受付期間: 10月1日(木)〜10月15日(木)必着
問合せ先: (財)日本科学協会 笹川科学研究助成係
*募集の詳細は, http://www.jss.or.jp をご覧下さい.
・平成21年度鹿島学術振興財団研究助成
対象分野:
(1) 都市・居住環境の整備:
都市並びに居住環境の向上,災害・公害の防止,交通・輸送能力の向上
(2) 国土・資源の有効利用:
国土の有効利用と保全,海洋の利用と保全,水資源の確保と有効利用,エネルギー及び資源の有効利用,輸送,貯蔵,廃棄物の処理と再資源化
(3) 文化的遺産・自然環境の保全:
文化的遺産の保全,自然環境の保全
対象研究者:上記分野での研究者または研究グループ
助成金額と期間:
(1) 総額4,500万円(1ヵ年).1件あたりの助成金は,継続期間の分も含めて合計300万円以内とする.
(2) 助成期間は原則として2ヵ年以内.
使途:研究に必要な設備備品費,消耗品費,謝金,旅費,印刷製本費等
推薦者:OR学会会長
*推薦締切は,10月16日(金)事務局宛.
・ICF(財)国際コミュニケーション基金 平成21年度助成・援助募集
対象分野:
(1) 調査研究―情報通信の普及・発展,グローバル化に寄与する調査,研究
(2) 国際会議開催―情報通信の普及・発展に寄与する国際会議
(3) 社会的・文化的諸活動―情報通信を通じて社会や教育等に貢献する各種の活動
助成金額: 1件あたり100万円までとし、10件程度(対象分野による)
受付期間: 10月1日(木)〜10月20日(火) 必着
問合せ先: 財団法人国際コミュニケーション基金
*詳しくはhttp://www.icf.or.jpをご覧下さい.
|