No.451 2009年 2月 OR学会だより
目次 |
1.日本オペレーションズ・リサーチ学会学生論文賞の論文募集
OR学会の発展は,将来の優秀なOR研究者およびOR実務担当者の養成いかんにかかっています.その一助として,日本OR学会は,昭和58年度より,ORに対する学生の関心を高めかつ大学におけるOR関係学科間での情報交流にも役立てるため,学生会員の卒業論文,修士論文の中から,毎年優秀なものを選び,「日本オペレーションズ・リサーチ学会学生論文賞」として表彰することを実施しております.
つきましては,今年度も下記応募要領で広く学生会員から論文を募集することになりましたので,ふるってご応募ください.また,指導教員の方々にもぜひご勧誘くださいますようお願い申し上げます.
〔応募要領〕
1. 応募資格:平成21年3月に学部を卒業,あるいは修士課程を修了する会員で,ひきつづき学生会員あるいは正会員である者.
2. 応募手続:
(1) 提出書類と送付先:@卒業論文あるいは修士論文の論文要約(A4判で3枚以内),及び本論文を別ファイルとして,応募される学生から電子メールに添付してhyosho@orsj.or.jp宛てに送付して下さい.形式はPDFとします.ファイル送信に関して注意事項がありますので,詳しくは学会のホームページをご覧ください.A学会員である指導教員の推薦状1部を,指導教員から電子メールに添付してhyosho@orsj.or.jp宛てに送付して下さい.(推薦状は,学会のホームページhttp://www.orsj.or.jp/aboutUs/award7.htmからダウンロードしてご利用下さい.)
(2)応募締切:平成21年3月31日 午後5時(必着)
3. 表 彰:受賞者には,OR学会研究発表会その他適当な機会に賞牌を授与するとともに,受賞論文の要約をOR誌に掲載して表彰します.
2.平成20年度臨時総会
平成20年度臨時総会を開催いたします.代議員の皆様の出席をお願いいたします.なお,総会に正会員は出席し,意見を述べることができます.
日 時: 2月23日(月) 18:00〜19:00
場 所: 轄\造計画研究所 本所新館
地下1階レクチャールーム
(〒164-0011 東京都中野区中央4-5-3)
丸の内線新中野駅 徒歩1分
URL: http://www.kke.co.jp/map/tokyo.html
議 事:
1. 平成21年度事業計画及び予算案
3.第61回シンポジウム
日 程: 3月16日(月)
場 所: 国立大学法人筑波大学 つくばキャンパス春日地区 情報メディアユニオン2階
実行委員長: 住田 潮(筑波大学)
テーマ: 「地球時代のOR-CSR(Corporate Social Responsibility)とOR」
プログラム(予定):
13:00〜13:10 開会挨拶
第T部
13:10〜13:30 高橋弘一(富士通)
13:30〜13:50 星野祐史(鞄立製作所)
13:50〜14:10 吾妻まり子(潟潟Rー)
14:10〜14:40 ディスカッション
第U部
15:00〜15:20 八尾祐美子(東京ガス)
15:20〜15:40 白鳥和彦(積水化学工業)
15:40〜16:00 鈴木 均(日本電気)
16:00〜16:20 佐藤正弘(内閣府)
16:20〜17:00 ディスカッション
17:00〜17:10 閉会挨拶
コメンテーター:
今野 浩(中央大学)
山本芳嗣(筑波大学)
鈴木 勉(筑波大学)
事前振込み参加費:正・賛助会員2,000円,非会員3,000円,学生 無料
当日申込み参加費:正・賛助会員3,000円,非会員4,000円,学生 無料
(学生の方は,学生証提示で無料,当日受付)
特典利用について:個人正会員(年会費納入済み)は,春,秋開催のうち年1回に限り,シンポジウム参加費が無料となります.
この特典を利用する場合は事前申込が必要です.研究発表会にもご参加の場合は,本号綴込みの振込用紙「特典利用」に○をつけて研究発表会参加費をお振込みください.シンポジウムのみご参加の場合は下記OR学会事務局宛にFAXで記入済み振込用紙を送付,またはメールにてご連絡ください.
参加費関連問合せ先: OR学会事務局
Fax.03(3815)3352 E-mail: jimukyoku@orsj.or.jp
シンポジウム関連問合せ先:
E-mail: nc2009s@orsj.or.jp
*詳しくはhttp://www.orsj.or.jp/nc2009s/をご覧下さい.
4.平成21年春季研究発表会
日 程: 3月17日(火)〜18日(水)
場 所: 国立大学法人筑波大学 つくばキャンパス春日地区7A棟
実行委員長: 香田正人(筑波大学)
特別テーマ: 「地球時代のOR(Operations Research for the Global Era)」
特別講演:(参加費無料) 大宮英明氏(三菱重工業梶@社長)
第2回近藤賞受賞者
事前振込み参加費:正・賛助会員6,000円,学生会員2,000円,非会員8,000円
当日申込み参加費:正・賛助会員7,000円,学生会員2,000円,非会員10,000円
(但し,学生の方は,学生証提示で2,000円)
登壇料: 非会員のみ,参加費と別途2,000円/件(本学会の許可が必要)
*事前振込みは本号に綴込みの振替用紙にて3月2日(月)までにお振込下さい.折り返し,メールまたはFAXにて入金確認をご連絡致します(当日の受付は五十音順).欠席の場合,参加費の返金はできません.
アブストラクト集を送付いたします.
懇親会: 平成21年3月17日(火)
会場: 筑波大学 春日地区食堂
会費: 事前振込み4,000円,当日申込み5,000円
問合せ先:2009年春季研究発表会実行委員会
E-mail: nc2009s@orsj.or.jp
*詳しくは http://www.orsj.or.jp/nc2009s/
をご覧下さい.
5.第23回企業事例交流会
趣 旨:OR学会企業事例交流会とは,企業において活躍されている方にOR実施例(問題の発生からさまざまな苦労を経て解決に至る苦労話など)を新規研究の発表という形式ではなく,ORの適用事例という形式で発表していただき,学識者の方,他企業の方と意見交換をしていただく場です.
日 程: 3月17日(火)
場 所: 筑波大学 筑波キャンパス春日地区
(茨城県つくば市春日1-2)
参加方法: 研究発表会のセッションの一部として行いますので,研究発表会参加の手続きをして下さい.
プログラム:
(1)「アパレル国際物流における環境負荷を低減する最適港揚げ混載計画システム」
山内秀樹(住金物産梶j
(2)「航空貨物コンテナの最適積み付け〜積載率向上による燃料費削減〜」
矢野夏子(轄\造計画研究所)
(3)「製鋼熱延同期スケジュール―中国鋼鉄様における事例―」
濱 利行(日本アイ・ビー・エム梶j
問合せ先:日本アイ・ビー・エム梶@米沢 隆 E-mail: yonezat@jp.ibm.com
6.平成20年度第2回ORセミナー開催案内
「企業改革を支えるサプライチェーン戦略」
開催趣旨:戦略的なサプライチェーンとそのマネジメントシステムの構築を軸として、広域化し複雑化するサプライチェーンと、変化の激しい市場とに対応できる強い企業体質への改革を進める企業が生まれつつあります。現実の問題を起点にして、新しい手法で意思決定と最適化を支援するORの使命として、SCMの果たすべき役割を広い視点から再認識することも重要であると考え、このセミナーを企画しました。SCMの推進を通して企業改革を目指すには、システムやツールだけではなく、中心的な推進組織と使命感のある個人の存在、広い視野をもった経営層の支援などが重要な要素と考えられます。SCMを基軸とした組織改革や企業再生の成功事例を含めて、豊かな経験をもつ論客の講演を集めた今回のセミナーは、不透明な時代への新たな羅針盤になりうると考えています。
日 時: 2月2日(月) 9:30〜16:45
会 場: 株式会社 野村総合研究所 丸の内総合センター 9F
東京都丸の内1-6-5 丸の内北口ビル
《交通》 JR東京駅丸の内北口、東京メトロ東京駅より徒歩2分
《地図のURL》 http://www.nri.co.jp/company/map/nri_honsha.html
コーディネーター: OR学会サプライチェーン・ストラテジー(SCS)研究部会
(主査)(株)フレームワークス 高井英造、(幹事)草刈君子
《研究部会URL》 http://scs.blog.so-net.ne.jp/
協賛学協会: 日本経営工学会、経営情報学会、
サプライチェーン・カウンシル日本支部
プログラム: (講演順序は一部変更される場合があります)
(1) 9:30〜9:35 開会挨拶
(2) 9:35〜10:45 「トータルマネジメントコンセプトとSCM」
多摩大学大学院研究科長 教授 (元サントリー且謦役SCM本部長) 橋本忠夫(Hashimoto Tadao)
(3) 10:50〜12:00 「雪印乳業のSCM取り組み」
雪印乳業(株)生産部担当部長 松本卓夫 (Matsumoto Takao)
生産部 大石眞樹 (Oishi Masaki)
(4) 13:00〜14:10 「サプライチェーンロジスティクスの取組みと課題」
パナソニック株式会社本社グローバルロジスティクス本部参事 増森毅(Masumori Tsuyoshi)
(5) 14:15〜15:25 「戦略的SCMと企業革新」
野村総合研究所ビジネスイノベーション事業部上席コンサルタント 藤野直明(Fujino Naoaki)
(6) 15:35〜16:45 「企業改革にSCORモデルを使うわけ」
(株)日本ビジネスクリエイト ディレクターコンサルタント 三枝利彰 (Saegusa Toshiaki)
テキスト: 当日会場にて配布
問合せ先: (社)日本オペレーションズ・リサーチ学会事務局 Tel:
03(3815)3351
〒113-0032 文京区弥生2-4-16 学会センタービル内
7.研究部会・グループ開催案内
〔防衛と安全〕
・第11回
日 時: 2月13日(金) 16:00〜18:00
場 所: 政策研究大学院大学 研究会室4A
テーマと講師:
「原子力発電所の安全設計とセキュリティ」 井村 功(INET代表,柏崎刈羽原子力発電所元副所長)
問合せ先: 防衛大学校 宝崎隆祐,小宮 享
Tel. 046(841)3810 (内線:3621,3783) Fax. 046(844)5911
E-mail:hozaki@nda.ac.jp , komiya@nda.ac.jp
〔政治と社会と行政のOR〕
・第3回
日 時: 2月16日(月) 16:30〜18:30
場 所: 政策研究大学院大学 4階研究会室4B
テーマと講師:
(1)16:30〜17:30
「ネットワークの等長分割問題とその応用―道路ネットワーク上の公平な施設配置を目指して―」
古田壮宏(東京理科大学)
(2)17:30〜18:30
「これからのインターネット社会のビジネス・イノベーションの方向性」
岡本吉晴(法政大学)
問合せ先:電気通信大学 田中健一 E-mail: ken1tnk@se.uec.ac.jp
〔待ち行列〕
・第211回
日 程: 2月21日(土) 14:00〜17:00
場 所: 東京工業大学 西8号館(W)809号室
テーマと講師(*は講演者):
(1)「An efficient Authentication Protocol for Mobile IP Networks」
李 頡(筑波大学)
(2)「Markov chains with delay」
*岸 康人,紀 一誠(神奈川大学)
問合せ先:東京工業大学 大学院情報理工学研究科 加藤憲一
Tel/Fax.03(5734)3851 E-mail: kkatou@is.titech.ac.jp
〔意思決定法〕
・第7回
日 程: 2月25日(水)
場 所: 国士舘大学 世田谷キャンパス 梅ヶ丘校舎A棟4階34A401教室
〒154-8515 東京都世田谷区世田谷4-28-1
http://www.kokushikan.ac.jp/access/140000_0179.html
テーマと講師:
(1)「対数型誤差モデルによる一斉法−幾何平均一斉法の提案」
大屋隆生(国士舘大学)
(2)「AHPとクラスター分析を利用した市場分析法」
小澤正典(慶應義塾大学)
(3)AHPによるダイバーシティ・マネージメント分析」
澤谷由里子(日本IBM)
問合せ先: 国士舘大学理工学部 大屋隆生
Tel.03(5481)3262 E-mail: takaohya@kokushikan.ac.jp
8.会合案内
〔第285回新宿OR研究会〕
日 時: 2月17日(火) 12:00〜13:30
場 所: 東天紅会議室(新宿センタービル53F)
テーマと講師:
「OR学会の現状」 伏見正則氏 (OR学会会長)
参加費: 3,000円
問合せ先: 日本OR学会事務局
9.他学協会案内
他学会等が主催する大会やシンポジウムで当学会が協賛しているものについては,原則として主催学会の会員と同じ費用で参加できますので,皆様奮ってご参加ください.
・第39回信頼性・保全性シンポジウム(協賛)
主 催: (財)日本科学技術連盟
日 程: 7月13日(月)〜14日(火)
場 所: 日本教育会館
(東京都千代田区一ツ橋)
*詳細はhttp://www.juse.or.jp/をご覧下さい.
・電子・情報・システム部門大会(協賛)
主 催: (社)電気学会
日 程: 9月3日(木)〜4日(金)
場 所: 徳島大学工学部
(〒770-8506 徳島市南常三島町2-1)
問合せ先: (社)電気学会 事業サービス課 電子・情報・システム部門大会係
E-mail: conf21c@iee.or.jp Tel.03(3221)7313 Fax.03(3221)3704
*詳細はhttp://www2.iee.or.jp/~eiss/conf2009/をご覧下さい.
10.公募案内
・国立大学法人 東京農工大学 総合情報メディアセンター
募集人員: 教授1名(任期5年 再任2回まで可)
専門分野: 情報基盤技術(ネットワーク,サーバーシステム,LMS/CMSソフトウェア等),情報セキュリティ技術,データベース技術等
業務内容: 東京農工大学総合情報メディアセンターが推進する学内ネットワークに対する情報セキュリティ,各種データベース化,及びIT化教育に関連する研究・開発等の業務.
応募資格: 博士の学位を有する者又は同等の能力があると認められる者で,情報基盤技術に必要な知識と経験を有し,当該業務・研究開発を,熱意をもって進められる方.
着任時期: 4月1日以降できるだけ早い時期
提出書類:(1)履歴書(写真添付),(2)業務実績・研究業績・取得特許・受賞歴・資格などのリスト,(3)これまでの業務・研究などの内容と今後の研究概要A4 2,000字以内,(4)本職応募に際しての抱負
応募締切: 2月13日(金) 当日消印有効
書類送付先: 〒183-8538 東京都府中市晴見町3-8-1
東京農工大学学術情報チーム副チームリーダー
*封筒の表に「総合情報メディアセンター専任教員応募書類」と朱書きの上,必ず書留で送付のこと.
問合せ先: 東京農工大学総合情報メディアセンター 専任教員選考委員会委員長 島田 清教授
Tel.042(367)5760,Fax.042(367)5760
E-mail: shimadak@cc.tuat.ac.jp
*詳しくはhttp://www.tuat.ac.jp/general/koubo/pdf/koubo081202.pdfをご参照下さい.
・防衛大学校総合教育学群数学教育室
募集人員: 准教授または講師1名
専門分野: 応用数学(確率論,ORなど)
担当科目: 基礎科目(微積分,線形代数),確率統計,応用数学
応募資格: 博士またはPh. Dの学位を有し,博士前期課程の研究指導ができる方が望ましい.
着任時期: 10月1日
提出書類: (1)履歴書(写真添付),(2)研究業績リスト(投稿中で発表受理の論文については受理証明の手紙のコピーを添えること),(3)主要論文の別刷り(コピー可),(4)研究の概要(A4用紙1枚),(5)研究能力を評価出来る照会者2名の氏名と連絡先,(6)連絡先(住所,Tel,E-mail)
応募締切: 4月10日(金) 必着
書類送付先及び問合せ先:
〒239-8686 神奈川県横須賀市走水1-10-20
防衛大学校総合教育学群数学教育室 打越敬祐
E-mail: uchikosh@nda.ac.jp
*必ず封筒の表に「応募書類在中」と朱筆し,簡易書留で送付のこと.
・大阪府立大学大学院工学研究科 電気・情報系専攻 電気情報システム工学分野
募集人員: 教授1名
専攻分野: オペレーションズリサーチの理論と応用の分野,なかでもサプライチェーンなどのシステム設計・解析の分野に意欲のある方が望ましい.
担当科目: オペレーションズリサーチ,技術英語,卒業研究,およびオペレーションズリサーチ特論,電気・情報系特別演習,同特別研究など
応募資格: 博士の学位を有し,博士前期・後期課程の教育研究指導を担当でき,学校教育法第9条に規定する欠格条項に該当しない者
着任時期: 10月1日(予定)
応募書類: (1)履歴書(工学研究科様式1),(2)研究業績等(工学研究科様式2),(3)主要論文5編以内の別刷り,(4)主要論文の概要(各200〜400字),(5)これまでの研究概要(1,000字程度),(6)採用後の研究計画及び教育に関する方針(1,000字程度),(7)推薦書1通もしくは応募者の業績等について意見を伺える方2名の氏名と連絡先
*応募書類の詳細および様式は
http://www.osakafu-u.ac.jp/information/staff_01.htmlをご覧下さい.
応募締切: 3月30日(月) (必着)
書類送付先: 公立大学法人大阪府立大学総務部人事課
〒599-8531 大阪府堺市中区学園町1番1号
*封筒の表に「工学研究科電気・情報系専攻電気情報システム工学分野電気システム講座応募書類在中」と朱筆し,「書留」で送付のこと.
問合せ先: 〔専門分野関係〕電気情報システム工学分野主任教授 大橋正治
E-mail: ohashi@eis.osakafu-u.ac.jp
または 教授 長沢啓行Tel.072(254)9347 E-mail: ng@eis.osakafu-u.ac.jp
〔募集全般〕 公立大学法人大阪府立大学総務部人事課 Tel.072(254)9105(直通)
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