第55回 研究部会「評価のOR」のご案内

  8月17日(土)15:00-17:30
  福岡大学
  A棟803教室 (8階)
  〒814-0180 福岡市城南区七隈8-19-1

  (1)  橋本敦夫(発表者、福岡大学大学院)・福山博文(福岡大学)
     題目:温室効果ガス排出量を考慮した都道府県の生産性評価
  (2) 天達洋文(発表者、IT DHARMA Ltd)・上田 徹(成蹊大学)
   題目:生産可能領域での等効率面

要旨:橋本敦夫(発表者、福岡大学大学院)・福山博文
私たちは生産活動を行う過程で様々な環境問題を抱えている。特に温室効果ガスは日々の生産活動のなかで排出される。各県の生産の効率性を評価する際に、環境に影響をおよぼす温室効果ガスを抑制することも考慮にいれるべきであろう。
 各県の基本構造を人的資本部門と社会資本部門で組み立て、経済活動から産出される県のGDPを伸ばし、温室効果ガス排出量を抑制するモデルを提示する。そして、DEAのSBMをベースに各県の効率性を評価する。同時に部門ごとのスラック値を確認し、効率的と評価された県の全体効率値が真に効率的であるか検証する。さらに、このモデルの全体効率値をもたらす要因を探る。

要旨:天達洋文(発表者、IT DHARMA Ltd)・上田 徹
Data envelopment analysis(DEA)は自分でマネジメントを決められるDecision making units (DMU)の効率と、非効率な場合は、参考とする入出力を提案する。Banker et al. (2004)が指摘しているように、現在のDMUの効率評価には適しているが、多くの選択肢の中から最適な選択が必要な計画業務には適さない。通常、DEAはベストプラクティスだけを参考にしている。本文では、任意の効率値を持つ生産可能領域を定義するアルゴリズムを提案する。この生産可能領域を用いて、任意の効率レベルで、DEAの機能を使うことが出来るようになる、結果、DEAを計画業務でも使えるようになる。