「複雑系とOR」第3回研究部会 開催報告

日 時 2013年20日(金) 18:30~19:30
場 所 小樽商科大学札幌サテライト 小講義室
出席者 15名

テーマと講師、概要:
「複雑系における意思決定と行動獲得」
木下正博(北海道工業大学)
 問題解決器として複雑系工学からアプローチする手法について解説が行われた。
 問題解決の手法として、「探索的」手法と「解析的」手法がある。複雑系工学では、解析的に問題を解決するのではなく探索的に問題を解決する。この場合、求められた解が「最適」である保証は得られないので、「最良」の解を探索したことになる。
 ナチュラルコンピューティングについて解説が行われた。
 ナチュラルコンピューティングは、自然システムを実際の社会現象に適用すること、人工生命、DNAコンピューティングを取り扱う考え方である。この中でも「群れ行動」における行動獲得、すなわち、「コレクティブエージェントモデル」について、コンピュータシミュレーションをもとに解説が行われた。特に、評価値のフィードバックによる強化学習を用いた行動パターンの獲得に関する研究例では、鼓動パターンの変化を実社会の群集行動の制御に応用可能でることが議論された。