日本OR学会関西支部記念講演会

講演者: 塩浦 昭義 氏 (東京工業大学)
      2016年度OR学会第6回論文賞受賞者

日時: 2017年3月11日(土)13:00~14:00

場所: 関西大学うめきたラボラトリ
    グランフロント大阪北館タワーC 9 階 901 号室    
    〒530-0011 大阪市北区大深町 3 番 1 号
    アクセスマップ:
http://www.kansai-u.ac.jp/renkei/sys_img/calendar_160.pdf#search=%27関西大学うめきたラボラトリ%27

講演題名: 「複数財に対する繰り返しオークションと離散凸解析の繋がり」

摘要: 本講演では、複数財に対する繰り返しオークションについて、離散凸解析の
観点から話される。繰り返しオークションとは、価格を少しずつ変更しながら繰り返し

入札を行わせ、最終的に財の均衡価格を求めるアルゴリズム(メカニズム)である。
Ausubel (2006) は競り上げ型の繰り返しオークションを提案し、ある自然な仮定の
下で均衡価格が得られることを示している。本講演では、均衡価格の計算が
離散凸解析におけるL凸関数の最小化問題と見なせること、さらに Ausubel の競り
上げオークションが既存のL凸関数最小化のアルゴリズムに一致することを
説明する。また、この理解に基づき得られた新たな繰り返しオークションを紹介する
と共に、繰り返しオークションの反復回数に対する理論的な解析結果について述べる。