ベイジアンラフ集合

出典: ORWiki

【 べいじあんらふしゅうごう (Bayesian rough set) 】

可変精度ラフ集合では, 許容誤差率\varepsilon\,の定め方が問題となる. \varepsilon\,を用いずに確率情報を導入したラフ集合として ベイジアンラフ集合がある. 対象の集合をU\,とすると, 集合D\subseteq U\,の対象の割合は\mathrm{P}(D)=|D|/|U|\,となる. |X|\,X\,の基数を表す. U\,の分割を{\mathcal E}=\{E_1,\cdots,E_p\}\,とすると, E_i\,のもとでの条件付確率\mathrm{P}(D|E_i)\,\mathrm{P}(D)\,より大きければ, E_i\,は集合D\,への帰属を助長する. ベイジアンラフ集合では, \bigcup\{E_i\in {\mathcal E}|\mathrm{P}(D|E_i)>\mathrm{P}(D)\}\,と 下近似(正領域)を定めている.