可変精度ラフ集合

出典: ORWiki

【 かへんせいどらふしゅうごう (variable precision rough set) 】

決定表が誤差を含む場合には, 通常のラフ集合の下近似が極端に小さくなり, 有益な解析が行えない. これに対処するため, ある程度の誤差を許容した可変精度ラフ集合が提案されている. 許容誤差率を\varepsilon\in [0,0.5)とすると, 集合Dの可変精度ラフ集合による下近似(正領域)は, ラフメンバシップ値を用いて, \{ x \in U \mid \mu_D(x) \geq 1-\varepsilon \}と定められ, 上近似(可能領域)は,\{ x \in U \mid \mu_D(x) > \varepsilon \}と 定められる.Uは対象の集合である. \varepsilon=0のとき,通常のラフ集合と一致する.