準ニュートン法

出典: ORWiki

【じゅんにゅーとんほう (quasi-Newton method)】

制約なし最適化問題 \mathbf{min}f(x)\,(ただし \ f:\mathbf{R}^n\to \mathbf{R}\,)を解くための勾配法の1つ. 勾配 \nabla f(x)\, を用いてヘッセ行列の近似行列を生成して, ニュートン法と同様の効率を得るように工夫されている. k\, 回目の反復でヘッセ行列の近似行列を B_k\, としたとき, 連立1次方程式 B_kd_k=-\nabla f(x_k)\, の解 d_k\, を探索方向に選び, x_{k+1} :=x_k+\alpha_kd_k\, (\alpha_k\,はステップ幅) によって近似解の点列 \{ x_k\}\, を生成する. 行列 B_k\, は更新公式を用いて逐次生成され, 特にBFGS公式が有効である.