平成30年度北海道支部活動報告

支部共催イベント「AI の MIRAI、俳句の未来 - 俳句対局 in 北海道大学 - 」

日時:平成30年7月13日(金)13:30〜17:30
場所:北海道大学 学術交流会館 講堂(306席)
   〒060-0808 北海道札幌市北区北8条西5丁目

【プログラム】
開会の挨拶 13:30-13:40 川村秀憲 氏(北海道大学 教授)
講演 13:40-15:20
休憩 15:20-15:35
俳句対局 15:35-16:30
休憩 16:30-16:45
感想戦 16:30-16:55
閉会の挨拶 17:10-17:15 酒井裕司 氏(財団法人さっぽろ産業振興財団 専務理事)



【講演概要】

基調講演1
 講師:松原仁 氏(はこだて未来大学 教授)

講演1
 テーマ:「超絶 凄ワザ!」の裏側
 講師:仁木島健一 氏(NHK ディレクター)

講演2
 テーマ:AI俳句に対決するための人類会議
 講師:キムチャンヒ氏(100年俳句計画 編集長)

講演3
 テーマ:AI俳句の中身 その1
 講師:石田崇 氏(株式会社テクノフェイス 代表取締役)

講演4
 テーマ:AI俳句の中身 その2
 講師:米田航紀 氏(北海道大学)

講演5
 テーマ:大塚凱とgAI
 講師:大塚凱 氏(東京大学)

 概要:そもそも、gAIはNHK「超絶 凄ワザ!」の撮影をきっかけに大塚凱
    の作品中5000句程度をAI一茶くんの教師データとしたものであり、
    一茶や子規といった現代俳句以前の俳句を中心に学習を行うAI一茶
    くんとは一味違ったアウトプットが評価された背景を説明した。そ
    の一方で、gAIの作品における助詞の甘さや名詞同士の距離の近さを
    指摘し、字余り・押韻といったテクニックが再現されれば更に高度
    な作品が多く生まれる可能性を示唆した。また、一般に作者と作中
    主体が同一であると見なされ「一人称の文学」と称される俳句対し
    て、テクストへの信用を裏付ける主体が存在しないAI俳句は、「人
    間の創造性」という“幻想”を浮き彫りにし、AIに対する倫理とい
    う問題を孕みながら、詩人を揺さぶる試みになりうると評した。

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