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2017年度 活動報告

日時:2017年12月23日(土) 13:30 - 16:45
場所:大阪大学中之島センター
   〒530-0055 大阪市北区中之島4-3-53
   http://www.onc.osaka-u.ac.jp/others/map/index.php

プログラム:
13:30-13:35 開会の辞
  関西支部長 森田浩 (大阪大学)
13:35-13:40 趣旨説明
      オーガナイザー 多田実 (同志社大学)
13:40-14:30  地域統計の作成と分析利用の現状と課題—地域データの活用に向けて−
       芦谷恒憲(兵庫県企画県民部統計課・兵庫県立大学政策科学研究所)
14:45-15:35 人口減少にGISデータを活かす
       長谷川普一(新潟市都市政策部)
15:50-16:40 観光を「見える化」して外国人観光客を誘致する
       大井達雄(和歌山大学)
16:40-16:45 開会の辞
       多田実 (同志社大学)

各講演の概要:
タイトル:地域統計の作成と分析利用の現状と課題—地域データの活用に向けて−
講演者:芦谷恒憲
講演概要:統計は、地域づくりに取り組む上で重要な情報である。地域づくりの分析目的 は、関連する複数の項目を組み合わせた集計・分析により地域課題を浮かび上がらせるこ とである。
2000年以降、市町合併により基礎的自治体の規模が広がったため、市町単位のデータでは 地域の実情がとらえにくくなった。地域データを用いた地域分析の方法や課題について兵 庫県及び県内市町のデータやなどを用いた「まちづくりカルテ」などの事例を紹介する。

タイトル:人口減少にGISデータを活かす
講演者:長谷川普一
講演概要:本報告は、オープンデータとして新潟市が公開している年齢別・築年数別居住 者数クロス集計表から新築住宅の居住者特性を概観し、加えて空き家発生メカニズムを建 物台帳とGISにより明らかにしたうえで、それらから得られる政策的含意について考察する。

タイトル:観光を「見える化」して外国人観光客を誘致する
講演者:大井達雄
講演概要:まちづくりにおいてインバウンド観光への期待が高まっている。最近では地域と 協同して観光地域づくりを担うDMOが全国各地に作られ,その運営においてデータの継続的 な収集や分析にくわえて,エビデンスに基づいた戦略の策定がもとめられている。そこで, 1つの事例としてGPSデータによる外国人観光客の行動を分析し,効果的な観光振興策を策定 するためのヒントを講演することを予定している。
主催:OR学会関西支部
共催:評価のOR特設研究部会

日時:2017年11月11日(土) 13:00 - 16:50
場所:関西大学うめきたラボラトリ
   グランフロント大阪北館タワーC 9階901号室
   〒530-0011 大阪市北区大深町 3 番 1 号

プログラム:
13:00-13:05 開会の辞
        関西支部長 森田浩 (大阪大学)

13:05-13:10 趣旨説明
       オーガナイザー 山下信雄 (京都大学)

13:10-13:45 筑波大学での倉谷賞候補選出方法
       山本芳嗣 (元 筑波大学,現 静岡大学)

13:45-14:35 プログラミングコンテスト敢闘賞決定について
関谷和之 (静岡大学)

14:45-15:20 OR学会賞の変遷と学生論文賞のOR的選考方法
山下英明 (東京都立大学)

15:20-15:55 学生のレベルを底上げするために --- 柳浦研の場合
柳浦睦憲 (名古屋大学)

15:55-16:45 データ解析コンペティションへの挑戦
中田和秀 (東京工業大学)

16:45-16:50 開会の辞
       山下信雄 (京都大学)

各講演の概要:
タイトル:筑波大学での倉谷賞候補選出方法
講演者:山本芳嗣
講演概要:筑波大学社会工学類同窓会は毎年優秀な卒業研究に対して倉谷賞を贈呈しています.経営工学主専攻では卒業研究の発表に対する教員の評価をMajority Judgement によって集約した総合評価に基づいて同窓会に推薦する候補を選んでいます.自分の指導学生に対して甘い評価をつけてもそれによって総合評価を教員が操作できないという特徴を持つこの方法の紹介と問題点,その理論的な解決方法,さらに実用上の問題点を紹介します.

タイトル:プログラミングコンテスト敢闘賞決定について
講演者:関谷和之
講演概要:
静岡大学数理システム工学科では,2011年度からPBL科目「プログラムコンテスト」を開講している.本科目では,グループ活動による TSPのソルバーを開発し,その性能とアルゴリズムの面白さをレース部門とプレゼン部門で競い上位グループを表彰する.表彰されるグループは 優れたプログラミング能力を有することが多く,劣ったグループはコンテストへの挑戦意欲持続が難しい.そこで,敢闘賞を導入し,レース部門と プレゼン部門での表彰には至らないが,グループ能力を勘案すると,十分な成果を上げたグループを表彰する.本講演では敢闘賞決 定における DEA適用事例を報告する.

タイトル:OR学会賞の変遷と学生論文賞のOR的選考方法
講演者:山下英明
講演概要:
日本OR学会は創立60周年を迎えたが,学会賞の歴史も1968年に大西記念文献賞が創設されて以来,改革が繰り返し行われている.本講演では,OR学会賞の歴史を振り返るとともに,部分的な順位付けが与えられたもとで,合理的な全体の順位付けを提示するKemenyの方法を説明し,この方法を学生論文賞の選考に適用した事例を紹介する.

タイトル: 学生のレベルを底上げするために --- 柳浦研の場合
講演者:柳浦睦憲
講演概要:
ゼミの進め方など,研究室の学生のやる気を引き出し,レベルを底上げするためにこれまで工夫してきたことについてお話しします.ゼミについていくのがやっとの学生も含め,研究室全体のレベルを上げるためにと思って行ってきたことが,間接的によくできる学生が良い成果をあげるためにも役立っているのではないかと思います.

タイトル:データ解析コンペティションへの挑戦
講演者:中田和秀
講演概要:
ここ数年、我々のグループは経営科学系研究部会連合協議会が主催しているデータ解析コンペティションに参加している。このコンペティションへの参加を通じて感じたことを報告する。また、充実したデータ解析をグループで進めていくコツについて、我々の経験をもとに紹介する。
OR 学会関西支部では昨年度に引き続き「2017年度関西支部若手研究発表会」を開催いたします.
本若手研究発表会では,

 ・若手研究者によるポスターセッション
  (優秀な発表に対しては「優秀発表賞」を授与します.)
 ・講演会
   -- 梅谷 俊治 先生 (大阪大学)
   -- 小林 宏樹 様  (大阪ガス株式会社)
 ・懇親会

を行い,若手研究者の発表機会を設けて研究意欲を増進するとともに,
若手研究者間での所属を超えた交流を促すことを目的としています.

「若手研究者」としては大学院修士課程・博士課程の方を想定しています.
ただし,参加資格を若手に限っているわけではありません.
「若手を卒業した」皆様からは,ポスターセッションでのアドバイスや,懇親会での若手研究者への激励を頂ければと思います.

本研究発表会は以下の要領で実施いたします.会場の収容人数の都合上,発表者・参加者とも事前の登録をお願いいたします.
【日時】2017 年 10 月 28 日(土) 午後
    ※ポスターセッション発表者の人数により開始時刻を決定します.
     参加者には追ってご連絡します.
【場所】関西大学うめきたラボラトリ
    〒530-0011 大阪市北区大深町 3 番 1 号
    グランフロント大阪北館タワーC 9 階 901 号室

【優秀発表賞のお知らせ】
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2017 年 10 月 28 日(土)に開催された「日本オペレーションズ・リサーチ学会 関西支部2017 年度 若手研究発表会」における優秀発表賞は,以下の 3 件と決まりました(筆頭著者氏名の五十音順に記載).

○木村 雅俊(大阪大学大学院),滝根 哲哉(大阪大学大学院)
タイトル:「レベル依存するM/G/1型マルコフ連鎖の定常分布数値計算とその応用」

選考理由:本発表では,レベル依存する一般のM/G/1型マルコフ連鎖に対し,レベルN以下に条件付けられた定常分布を効率的かつ高精度に数値計算する手法が提案された.レベル降下方向の率行列に着目した数値計算手法を確立し,さらに計算された条件付き定常分布に対する誤差上界を与えた.発表では,再呼のある待ち行列モデルに対する数値例を通じて,提案された数値計算法の有効性が示された.非常に幅広い待ち行列モデルの定常解析に利用できる汎用の数値計算法を示した,優れた研究発表であった.

○仲川 諒馬(京都大学大学院),増山 博之(京都大学大学院),檀 寛成(関西大学)
タイトル:「巡回セールスマン問題の近似解法に対する極値統計を用いた計算停止基準」

選考理由:本発表では,組合せ最適化問題における近似解法に対し,極値統計を用いた計算停止基準が提案された.確率変数の集合における最大値や最小値が従う分布に関する理論的考察に基づいて単位時間期待改善率と呼ばれる量を定義し,それを用いた計算停止基準が考案された. さらに,巡回セールスマン問題の近似解法に対する数値実験を通じて,計算停止基準の有効性が示された.組合せ最適化の近似解法における実用上重要な問題に対し独創的なアプローチで取り組んだ,優れた研究発表であった.

○引間 友也(京都大学大学院),山下 信雄(京都大学大学院)
タイトル:「基底追跡ノイズ除去に対する有効制約法」

選考理由: 本発表では,基底追跡ノイズ除去と呼ばれるスパース最適化問題に対する高効率な解法が提案された.基底追跡ノイズ除去の双対問題が,有効制約法に適した構造を有することに着目し,この問題の最適解を高速に求める手法が確立された.発表では,数値実験により,提案 された手法の有効性が確認された.本研究は,理論的な興味深さに加えて,圧縮センシングに代表される応用上重要な問題に対しても貢献する所が大きく,優れた研究発表であった.

当日は,参加者の皆様にも審査に加わって頂きました.ありがとうございました.参加者の皆様の審査結果を参考にしながら,選考委員会にて厳正な審査を行い,上記 3 件を選定しました. なお,今回選に漏れた発表の中にも,優れた発表が多数ありました.今後も引き続き OR 分野での研究を進めて頂けますよう,心より期待しております.

(文責:井上 文彰(大阪大学) 本研究発表会オーガナイザー)

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日 時
2017年6月3日(土)14:00-17:00(13:30開場)

場 所
大阪工業大学梅田キャンパス301会議室
大阪市北区茶屋町50番
https://www.oit.ac.jp/rd/access/index.html

講演題目1
提携の実現に制限のある協力ゲーム

講 師
楠木 祥文 氏 (大阪大学)

概 要
従来の提携形ゲームではプレイヤーのすべての提携が実現可能であると仮定されているが,現実には種々の要因によって実現が不可能な提携が存在する.そのような状況を扱うために,分割,コミュニケーション構造,許可構造などの実現可能な提携を表す種々の提携構造が提案されている.本講演では,最も良く研究されている提携構造である弱和閉集合システムとその特殊形に限定して,提携構造を伴うゲームの研究について紹介する.

講演題目2
プロジェクト・リスクの対策効果の定量化について

講 師
福田 裕一 氏(発表者,金沢学院大学),桑野 裕昭  氏(金沢学院大学)

概 要
プロジェクト・リスク・マネジメントにおけるリスク対策の現状および問題点を指摘する.その問題解決のため,リスク対策の効果を定量的に表現するための数理モデルを提案する.さらに,この数理モデルを用いて,リスク対策の対象とすべきプロジェクト・リスクを定量的に選択する手法について述べる.


○日時:2017年3月11日(土) 13:00〜15:20

○場所:関西大学うめきたラボラトリ
     グランフロント大阪北館タワーC 9 階 901 号室
     〒530-0011 大阪市北区大深町 3 番 1 号
     アクセスマップ: http://www.kansai-u.ac.jp/renkei/sys_img/calendar_160.pdf#search=%27関西大学うめきたラボラトリ%27

○プログラム:
  13:00−14:00 記念講演会 

   「複数財に対する繰り返しオークションと離散凸解析の繋がり」
        塩浦 昭義 氏(東京工業大学)、2016年度OR学会第6回論文賞受賞者

 14:00−15:20 支部総会
 1. 日本OR学会関西支部2016 年度若手研究発表会優秀発表賞 授賞式
 2. 議案:
  (1) 2016年度事業報告について
  (2) 2016年度決算報告について
  (3) 2017年度支部役員の選出について
  (4) 2017年度事業計画について
  (5) 2017年度予算案について
  (6) 2017年秋季研究発表会およびシンポジウム開催について
  (7) その他