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更新 01/29/2010
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2009年度 研究部会・グループの部会報告

(*は常設研究部会,#は研究グループ)

意思決定法 サービスサイエンス
統合オペレーション サプライチェーンストラテジー
評価のOR 食料・農業・環境とOR
待ち行列 数理モデルとその応用
安全安心学 ソフトコンピューティングと最適化
SCM時代の製造マネジメント ファイナンス理論の展開
画期における最適化 不確実性環境下での意思決定モデリング
価値の創造とOR 防衛と安全
計算と最適化の新展開 若手によるOR横断研究
ゲーム理論と市場設計 #不確実環境下での柔構造最適化モデリング

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統合オペレーション

・第3回

日  時: 12月7日(月) 18:00〜20:00
出席者: 10名
場  所: 学士会館本館(神田)303号室

テーマと講師:
「“官僚主導から政治家主導へ”は可能か ― 縦割り行政をどこまで改革できるか ― 」
 梅沢 豊(大東文化大学経営学部教授)
概 要:行政の統合オペレーションの観点から、民主党マニフェストの遂状検討(1.官僚任せではなく、国民の皆さんの目線で考えていきたい.2.縦に結びつく利権社会ではなく、横につながりあう「絆」の社会を作りたい.3.各省の縦割りの省益から、官僚主導の国益へ.4.縦型の利権社会から、横型の絆社会へ.5.中央集権から、地域主催へ.)が報告され、民主党が目指している政治・行政のあり方を企業経営におけるリエンジニアリングの考え方と対比し、両者の異同について議論された.

・第2回

日  時: 9月28日(月) 18:00〜20:00
出席者: 16名
場  所: 学士会館本館(神田)303号室

テーマと講師:
「地球温暖化とエネルギー」
前田忠昭(東京ガス椛纒\取締役・副社長執行役員)
概 要:地球温暖化に関するIPCCによる人為的排出CO2主因90%以上説に対して、太陽活動主因説等を主張する人たちもおり、こうした現状を紹介された.また、地球気温と大気中のCO2濃度の関係を考察された.講演を受け、鳩山新総理の1990年比25%CO2削減目標と国際的な義務化の影響、削減の可能性と方法論などについて議論した.

・第1回

日  時: 5月26日(火) 18:00〜20:00
出席者: 21名
場  所: 学士会館本館 309号室

テーマと講師:
「なぜ今、カイゼン式マーケティングなのか?」
 桑原利行(トヨタ自動車轄蒼熹フ売部)
概 要:生産や物流と同様、マーケティングにも科学的なアプローチが必要です。特に、人情と根性に頼りがちな現場のカイゼンをはじめ トヨタの目指す、お客様の評価や行動変化に対応するために考えられたカイゼン式マーケティングの定義とその必要性がいろんな参考例と共に紹介された.

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評価のOR

・第35回

日  時: 12月19日(土) 14:00〜16:30
参加者: 15名
場  所: 政策研究大学院大学 1階1A会議室

テーマと講師:
(1)「On Measuring the Inefficiency with the Inner-Product Norm in Data Envelopment Analysis」
武田朗子(慶應義塾大学)
概 要:DEAの効率性評価の安定性を測る手法として、投入/産出ベクトルを中心とした効率評価が変わらないセルの最大半径を内積ノルムにて求める方法が提案された。効率的DMUは凸二次計画問題に、非効率的DMUは非凸計画問題になることを示すとともに、非凸計画問題をLRCPと呼ばれる問題に同値変形して大域的最適解を求めるアルゴリズムの説明がなされた。

(2)「DEAによる新潟県等の産業の効率性等の実証分析」
蜩c正和(政策研究大学院大学)
概 要:新潟県とその隣県の産業について1992〜2007年の工業統計調査等のデータを用い、DEA効率性とMalmquistによる成長性を測定した。これらを評価軸とする新潟県の産業政策の制度設計と新潟県の隣県との共同産業政策について説明がなされ、入出力項目の選定などについて討議された。

・第34回

日  時: 11月21日(土) 13:30〜16:00
出席者: 11名
場  所: 政策研究大学院大学 1階1A会議室

テーマと講師:
(1)「評価基準が2つの場合の公平な配分:「足して二で割る」のDEAゲームによる論考」
中林 健(防衛省)
概 要:対立する2つの案がある場合に行われる「足して二で割る」という決め方について、DEAと協力ゲーム理論を組み合わせたDEA gameの枠組みにおいて、2基準型の問題のシャープレイ値と仁が「足して二で割る」解と一致することを証明した.さらにその哲学的および科学的な意義などについての討議がなされた.
 
(2)「大規模並列計算による野球の戦力評価」
大澤 清(さくらアカデミア梶j
概 要:野球の期待得点値の計算方法について、走塁能力も考慮した67状態のからなる進塁モデルを提案することで、走塁・守備の成績を反映した形で勝率への影響を定量的に評価した.また大規模並列計算環境を用いて打者14名から最適打順を40分程度で算出する高速計算手法についての解説がなされ、最適打順について討議された.

・第33回

日  時: 10月24日(土) 13:30〜16:10
出席者: 13名
場  所: 政策研究大学院大学 1階1A会議室

テーマと講師:
(1)「An epsilon-based measure of efficiency in DEA 」
刀根 薫 (政策研究大学院大学)
概 要:After the explanation about Pareto-Koopmans efficiency measures, the method so-called "epsilon based-measure(EBM)" was proposed. The EBM can examine the robustness and stability of efficiency measure of DMUs regarding parametric change of input multiplier variables. A scheme for selecting an appropriate value of epsilon was also discussed.

(2)「Comparative Study on Bankruptcy Assessment by DEA and DEA-DA」
後藤美香(電力中央研究所)
概 要:A use of DEA-DA(Discriminant Analysis) for bankruptcy-based financial analysis was presented. This approach is very different from the conventional use of DEA because we have long applied DEA to the measurement of operational performance or productivity analysis. This study of methodological comparison from computational
results of DEA and DEA-DA was discussed.

・第32回

日  時: 6月20日(土) 13:30〜16:00
出席者: 11名
場  所: 政策研究大学院大学 1階1A会議室

(1)「A mathematical programming approach for the Fare-Lovell axioms on DEA」
関谷和之(静岡大学)
概 要:Indication of efficient bundles, Monotonicity,Homogeneity, Continuity, Units invarianceの5公理を満たす効率測定が提案された。疑似生産可能集合が扱われ、その構成には対角要素1非対角要素εの行列が用いられた。最大のε の探索や仮定の不成立に関しても議論された。

(2)「産業連関表とネットワークDEAによる都道府県と道州の効率分析」
天達洋文 (成蹊大学)
概 要:都道府県の産業連関表にネットワークDEAを用いて分析した報告である。東京都の効率が高く、太平洋側は日本海側より高く、人口は多く面積は小さい方が効率は高い。香川・宮崎は県内部の分析をすると効率は高くなる。道州制導入での経済効率の低下についても報告された。効率性の意味や他評価との比較の必要性が議論された。

・第31回

日  時: 5月23日(土) 13:30〜16:00
出席者: 14名
場  所: 政策研究大学院大学 4階4A会議室

テーマと講師:
(1)「Nonparametric Efficiency Estimation in the Presence of Contextual Variables」
Andrew L. Johnson (Texas A&M University,USA)
概 要:In productivity analysis, there are variables that are contextual to the production process. This presentation builds upon the results of Kuosmanen and Johnson (2008) who showed a convex nonparametric least squares approach could be used to estimate DEA efficiencies. It is described that contextual variables can be modeled by the treatment in the stochastic frontier analysis literature.

(2)「Technical Efficiency based on Cost Gradient Measure」
筒井美樹(電力中央研究所)
概 要:Cost gradient measure (CGM) model is proposed. This model enables us to measure
technical efficiency along the direction that incorporates both the technology and the unit price information. In this model, projection to the efficiency frontier is
defined by the cost gradient direction of each DMU. From the management point of
view, this model will satisfy the cost managers' intention.

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待ち行列

・第217回

日  時: 12月19日(土)15:00〜17:30 
出席者: 29名
場  所: 東京工業大学 西8号館W棟809号室

テーマと講師:
(1)「離散時間優先権付き待ち行列における平均待ち時間」
滝根哲哉 (大阪大学)
概 要:複数のクラスの客が到着する離散時間単一サーバ待ち行列を考察した.各クラスの客が割込み優先権規律,あるいは,非割込み優先権規律に従いサービスを受ける場合の,各クラスの客の平均待ち時間の陽表現を示した.

(2)「Scheduling to balance energy and delay」
Adam Wierman (カリフォルニア工科大学)
概 要:計算機システム設計の際に,従来考えられてきた待ち時間等の指標に加え,処理を行う際に要する電力コストなどを考慮した新しい性能評価の可能性について議論を行った.

・第216回

日  時:11月21日(土) 14:00〜17:00 
出席者:24名
場  所:東京工業大学 西8号館W棟809号室

テーマと講師(*は講演者):
(1)「Stochastic Comparisons in Revenue Management Under a Discrete Choice Model of Consumer Behavior」
増田 靖(慶應義塾大学)
概 要:航空会社の予約クラス等に用いられる Revenue Management において,客の到着がランダムである場合を考え,客の購買行動が期待される利潤に与える影響について議論された.

(2)「近接作用の原理に基づく自律分散ネットワーク制御の枠組みとその応用」
*会田雅樹(首都大学東京),高野知佐(広島市立大学),村田正幸(大阪大学),今瀬 真(大阪大学)
概 要:近接作用に基づく自立分散制御の枠組みについて議論された.具体的には,システムの望ましい大域的な振る舞いを解として持つ微分方程式を構成し,システムの構成要素は方程式に基づく隣接単位間の局所的な作用によって制御される方式の提案がなされた.

・第215回

日  時: 10月17日(土) 14:00〜17:00 
出席者: 25名
場  所: 東京工業大学 西8号館W棟809号室

テーマと講師:
(1)「マルコフ加法過程における占有測度の裾の漸近特性」
小林正弘(東京理科大学 博士後期課程2年)

(2)「コピュラによる多変量間の依存性のモデリング」
松尾佑輔(大阪大学 修士課程2年)

(3)「Dynamic Analysis of a Unified Multivariate Counting Process and Its Asymptotic Behavior」
黄 嘉平(筑波大学 博士後期課程2年)

(4)「レベル依存型QBDのためのバックワード・アルゴリズムと再試行型待ち行列への応用」
フン ドック トゥアン(京都大学 博士後期課程2年)

概 要:10月開催となる第215回部会では昨年度と同様に学生による研究発表を行った.
(1)では背後状態がM/G/1型の推移を持つ2次元離散マルコフ加法過程に対し,占有測度の裾の減少率をブロック推移行列の母関数を用いた式で表現する結果が紹介された.(2)では2変量コピュラの多変量コピュラへの拡張とパラメータ推定の方法について議論した.(3)では到着率が背後過程のセミマルコフ過程の振る舞いによって記述される変調ポアソン過程によって事象が発生する計数過程等の1次モーメントを導出した.(4)ではM/M/c/c+r再試行型待ち行列の定常状態確率に対し,公比行列の計算アルゴリズムを提案した.

・第214回


日  時: 7月18日(土) 14:00〜17:00 
出席者: 27名
場  所: 東京工業大学 西8号館W棟809号室

テーマと講師:
(1)「ORに関係するいくつかの研究テーマについて」
能上慎也(東京理科大学)
概 要:日常生活のなかの身近なORの研究テーマとして,Webサイトの解析やテーマパーク型の混雑現象,道路交通などのトピックが紹介され,これらに関連した確率モデルの提案や待ち行列理論を絡めて考察がなされた.

(2)「レベルクロッシング法とその周辺の関連事項」
片山 勁(中部通信トラヒック工学研究所)
概 要:レベルクロッシング法は,マルコフ過程のサンプルパスが一定のレベルを出入りする率が定常状態では平衡することを用いて定常状態確率を解析する手法である.残余処理時間による最短待ち行列モデルに本手法を適用し,定常分布を解析する手法が紹介された.

・第5回学生・初学者のための待ち行列チュートリアル

日  時: 6月20日(土) 14:00〜17:00 
出席者: 48名
場  所: 東京工業大学 西8号館E棟大会議室

テーマと講師:
(1)「生産システムの確率モデルと最適化」  山下英明(首都大学東京)

(2)「在庫理論とSCMへの展開」  中出康一(名古屋工業大学)
概 要:待ち行列研究部会では,待ち行列や応用確率に関連する分野の研究を志す学生や初学者を対象としたチュートリアルを毎年開催している.5回目となる今年は生産システムとサプライチェーンマネジメントをとりあげた.1件目の講演では,生産システムを待ち行列ネットワークとしてモデル化する手法が紹介され,待ち行列過程の準可逆性と一般化されたセミマルコフ過程について解説がなされた.2件目の講演では,2段階のサプライチェーンを考え,発注量等を決定する手法が紹介された.

・第213回

日  時: 5月16日(土) 14:00〜17:00 
出席者: 32名
場  所: 東京工業大学 西8号館W棟809号室

テーマと講師(*は講演者):
(1)「Exponential Limits in Heavy Traffic for Single-server Queues: Stationary Input」
Karl Sigman (Columbia University)
概 要:M/M/1待ち行列ではトラフィック密度を1に近づけたときの定常待ち時間分布は,指数分布に漸近的に近づくことが知られている.本発表では,客の到着間隔,処理時間過程が一般の定常過程であるようなG/G/1待ち行列を考え,待ち時間分布が指数分布に漸近的に近づくための十分条件を導出した.

(2)「Existence of an Equilibrium in Markov games with Strategic Complementarities」
*渡辺隆裕,山下英明(首都大学東京)
概 要:優モジュラゲームと呼ばれ純粋戦略でナッシュ均衡が存在するゲームと,マルコフゲームと呼ばれるマルコフ意思決定過程の意志決定者を2人以上としたゲームとを考え,有限離散時間マルコフゲームが純粋戦略の均衡を持つ十分条件を示した.

・第212回

日  時: 4月18日(土) 14:00〜17:00 
出席者: 26名
場  所: 東京工業大学 西8号館W棟809号室

テーマと講師(*は発表者):
(1)「確率過程を用いた排出権,燃料,卸電力の価格変動分析」 遠藤 操((財)電力中央研究所)
概 要:欧州では二酸化炭素排出権は市場で取引されている.本発表では,排出権取引の背景と,その価格が電力,石油や天然ガス価格と連動して変動することを解説し,時系列モデルを用いて価格変動を推定する試みを紹介した.

(2)「インターネット上でのリアルタイム通信のQoS確保技術(PCN)と待ち行列について」
佐藤大輔(NTTアドバンステクノロジ(株))
概 要:インターネット上でのリアルタイム通信において,確率的なパケットマーキング方式の提案がなされた.しきい値による画一的なマーキングを行う従来方式に比べ柔軟な輻輳制御が可能となることがシミュレーションによって検証された.

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SCM時代の製造マネジメント

・第29回

日  時: 12月18日(金) 18:00〜20:00
出席者: 14名
場  所: 青山学院大学 総研ビル 10階18会議室

テーマと講師:
「2009年ノーベル経済学賞受賞者ウイリアムソン教授の研究業績」
加藤篤史(青山学院大学経営学部)
概 要:取引費用経済学の枠組みの中で、従来は取引における取引費用の大きさに影響を与える要因が明らかにされていなかったのに対し、それらの要因を明らかにしたウィリアムソンの業績についての講演であった。これらの要因は、1.資産の特殊性2. 不確実性3. 取引の頻度であるが、要因の前提条件として限定合理性と機会主義があることが示された。

・第28回
日  時: 11月12日(木) 18:00〜20:00
出席者: 17名
場 所: 青山学院大学 総研ビル 9階16会議室
テーマと講師:
「経営目標と現場の努力を結ぶ「TPマネジメント」」
秋庭雅夫(東京工業大学名誉教授)

概 要:20年近くに亘るTP(Total Productivity)の提唱・実践・指導された経験の中から、TPの思想および実践例について紹介があった.TPとは、数値化可能な経営指標の目標を設定し、その目標を達成するための各施策に寄与率などを用いて個々の施策の達成が全体目標に寄与する様子を可視化することにより、全体の目標をより確実に達成できるようにする活動である.

・第27回

日  時: 10月23日(金) 18:00〜20:00
出席者: 25名
場  所: 青山学院大学 総研ビル 9階16会議室

テーマと講師:
「需給マネジメント法とそのポストERP/SCM用ツール」
松井正之 (電気通信大学)
概 要:POP(Point Of Production)とPOS(Point Of Sales)によって需給データをリアルタイムに取り、流動数曲線により需要と供給とのギャップを把握して、スループット管理に活かす方法の解説と、独自の楕円形理論を基礎としたペア戦略マップを利用したサステナビリティ管理の方法の解説があった.

・第26回

日  時: 9月4日(金) 18:00〜20:00
出席者: 32名
場  所: 青山学院大学 総研ビル 9階16会議室

テーマと講師:
「NECパソコン事業におけるSCM改革の取り組み事例」
若月新一(NECパーソナルプロダクツ)
概 要:パソコンの生産におけるトヨタ生産方式,ERP,及びRFIDの導入による一連の改善活動について紹介があった。サプライヤにも協力してもらい、30分サイクルで都度計画変更に合わせて納入することにより工場内の在庫を減らし、また電波距離の違う2つのRFIDを使い分けるなど、多岐にわたる具体的な改善内容について紹介があった。

・第25回


日  時: 7月24日(金) 18:00〜20:00
出席者: 33名
場  所: 青山学院大学 総研ビル 9階16会議室

テーマと講師:
「受注生産における日次MRPの実際」 伊藤大介(オークマ)
概 要:オークマにおいて2002年に導入したERP+カスタマイズソフト800本に加え、自社作成のエクセルVBA等によるユーザインタフェースカスタマイズ800本を活用したオークマ式ERP構築について、各種内部構造(マスターデータの持ち方や、4種類のBOMの使い分けなど)についての詳細な解説を交えながらの説明が行われた。

・第24回

日  時: 6月19日(金) 18:30〜20:30
出席者: 38名
場  所: 青山学院大学 総研ビル 9階16会議室

テーマと講師:
「現場業務の立場からみたSCMの課題と陥りやすい問題」
石野智子(日立製作所,技術士(経営工学) )

概 要:需要予測を絡めた工場出荷から物流販売の領域を中心に社内外で数多くのSCM改善プロジェクトを進めてきた経験に基づき、企業で抱えているSCMの課題について紹介があった。質疑では、業種による差異や問題分析のパターンの有無、問題分析をエンジニアリングに落とすときの難しさ、需要予測の精度など、様々な切り口での質問と議論があった。

・第23回

日  時: 5月29日(金) 18:00〜20:00
出席者: 21名
場  所: 青山学院大学 総研ビル 9階16会議室

テーマと講師:「プロセス産業を対象とした生産スケジューリングのアクティビティモデリング」
北島禎二(東京農工大学大学院)
概 要:化学プロセス産業における、主に生産スケジューリングを中心とした生産業務のアクティビティモデリングについて、既存の国際標準であるISA-88/95の現状の説明があり、その問題点として、生産設備のモデリングが不十分であることや、安全が全く考慮されていないことなどを指摘した上で、講演者が取り組んでいるIDEF0を用いたアクティビティモデリングの紹介が行われた.

・第22回

日  時: 4月3日(金) 18:00〜20:00
出席者: 52名
場  所: 青山学院大学総研ビル9階16会議室

テーマと講師:
「グリーンSCM構築への取組み」  関根史麿(花王)
概 要:花王における環境に配慮したSCMの取り組みについて、サプライチェーンの見える化と独自の需要予測技術をベースとした在庫低減と商品切り替え時の廃棄レス化のほか、長距離トラック輸送の高積載率化(99%)、商品のコンパクト化による輸送効率向上など、様々な取り組みの紹介があった.

・第21回

日  時: 3月13日(金)  18:00-20:00
出席者: 32名
場  所: 青山学院大学 総研ビル 9階16会議室

テーマと講師:
「化学プロセスにおける生産スケジューリングシステムの導入事例紹介」
森山 梢 (三菱化学エンジニアリング)
概 要:化学プロセスの生産計画システムの開発・導入事例について紹介があった.以前は生産計画担当者が手作業で作成しており、計画作成の手間と情報共有の難しさが問題であった。システム開発においては、人間系での計画作成ノウハウを計画ルール上の制約に折り込むことにより、人が見て問題ないレベルの計画作成が可能となった.

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価値の創造とOR

・第8回

日  時: 12月16日(水) 13:00〜14:00
出席者: 12名
場  所: 大阪大学情報系先端融合科学研究棟2階B211室

テーマと講師:
「イノベーションを支援するリスク分析ソリューション」
村山秀次郎(広島経済大学)
概 要:製造ミスは製造原価に及ぼす影響が強く,危機管理として捉える企業が多い中で,
事故防止策は事故単位で取られ,相対的に事故は減っていないのが現実であり,過去の事故分析から防止策を策定し確実に実施すべきである.本研究における提案プロセスの適用が製造現場での技術革新の起因となり始めた現象や普及のためのソリューションが示された.

・第7回

日  時: 11月13日(金) 16:00〜17:00
出席者: 8名
場 所: 大阪大学情報系先端融合科学研究棟2階B211室

テーマと講師:
「Retailing Policy for Perishable Item Sold from Two Bins」
Hark Hwang (Korea Advanced Institute of Science and Technology)
概 要:This study deals with retailing policy for perishable item sold from
two bins. We developed mathematical models for the following two cases under a Last-In-first-Out (LIFO), First-In-First-Out (FIFO), and mixed issuing policy. These models are solved by Tabu search and its validity is illustrated through comparative studies.

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画期における最適化

・第4回

日  時: 11月26日(木) 15:00〜17:30
出席者: 24人
場  所:京都大学 工学部2号館 情報1講義室

テーマと講師:
(1)「4連結グラフやオイラーグラフ上の辺素パス問題」
小林佑輔(東京大学大学院 情報理工学系研究科)
概 要:本講演では,辺素パス問題において,講演者によって得られた,入力グラフが4辺連結グラフやオイラーグラフの場合に対する単純で高速なアルゴリズムや,入力グラフが一般的な場合に対するRobertson-Seymourのアルゴリズムよりも単純なアルゴリズムが紹介された.

(2)「順序木の簡単・簡潔な表現法」
定兼邦彦(国立情報学研究所)
概 要:本講演では,n 節点の順序木のデータ構造に関して,静的な木の場合は 2n + O(n/log^c n) ビット(cは任意の正の定数)領域ですべての操作を定数時間で行い,動的な木の場合は 2n + O(n/log n) ビット領域ですべての操作を O(log n) 時間で行えるデータ構造など,講演者による結果が紹介された.

・第3回

日  時: 9月17日(木) 15:00〜17:45
出席者: 18名
場  所: 京都大学 工学部10号館 情報1講義室

テーマと講師:
(1)「木のL(2,1)-ラベリング に対する線形時間アルゴリズム」
小野廣隆(九州大学 大学院システム情報科学研究院)
概 要:グラフのk-L(2,1)-ラベリングとは,頂点へのk以下の非負整数の割り当てで,距離1の頂点間では2以上,距離2の頂点間では1以上の差があるものを言う.木に対するk-L(2,1)ラベリングの中で最小のkを求める問題が線形時間可解かは未解決であった.本講演では,講演者らによって得られた,木に対する線形時間アルゴリズムが紹介された.

(2)「劣モジュラ費用集合被覆問題」
永野清仁(東京工業大学 情報理工学研究科)
概 要:本講演では,非負な劣モジュラ関数を目的関数とする頂点被覆問題,枝被覆問題,集合被覆問題に対する劣モジュラ関数の離散凸性を用いた近似アルゴリズム,劣モジュラ頂点被覆問題に対する連続緩和問題の半整数性を利用した効率の良い2近似アルゴリズムなど,講演者らによる結果が紹介された.

・第2回

日  時: 6月12日(金) 15:00〜17:45
出席者: 22名
場  所: 京都大学 工学部2号館 101講義室

テーマと講師:
(1)「論理式における否定数の限定」
森住大樹(京都大学大学院情報学研究科)
概 要:本講演では,論理関数をAND,OR,NOT演算からなる論理式によって記述する際に最低限必要となるNOT演算の数を評価する反転計算量に関して,任意の関数に対して,それが高々n/2の切り上げ(nは入力変数の数)であること,さらに否定標準形論理式においても,任意の関数に対して反転計算量が多項式で抑えられることなど,講演者による結果が紹介された.

(2)「単調論理関数の双対性判定問題に対する高速な並列アルゴリズム」
牧野和久(東京大学大学院情報理工学研究科)
概 要:与えられた単調なCNFとDNFの等価性を判定する単調双対性問題に対して,多項式時間アルゴリズムが存在するか否かは有名な未解決問題である.本講演では,講演者らによって得られた,準多項式個のプロセッサを用いてpolylog時間で解く高速な並列アルゴリズムについて述べられた.

・第1回

日  時: 4月16日(木) 15:00〜18:00
出席者: 42人
場  所: 京都大学 工学部総合校舎 213号室

テーマと講師:
(1)「最大マッチングに対する定数時間近似アルゴリズム」 吉田悠一(京都大学大学院情報学研究科)
概 要: 本講演では,次数を制限したグラフ上の問題に対する定数時間近似アルゴリズムについて紹介された.さらに,極大独立集合,最大マッチング,最小頂点被覆,最小集合被覆問題に対する定数時間近似アルゴリズムにおいて,既存のものより指数的にクエリ計算量の小さいものが得られるという講演者らの結果について述べられた.

(2)「Hadwiger予想の決定性」 河原林健一(国立情報学研究所)
概 要: 本講演では,すべてのグラフはK_tマイナーを含むかt-1彩色可能であるというHadwiger予想に関する講演者の結果が紹介された.特に,与えられたグラフがHadwiger予想を満たすか否かを決定するO(n^2) アルゴリズムが存在すること,および,極小サイズのすべての反例のサイズの上限について述べられた.            

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計算と最適化の新展開

・第4回

日  時: 11月21日(土)16:00〜17:30
出席者: 27名
場  所: 中央大学後楽園キャンパス6418教室

テーマと講師:
「State-of-the-Art in the Solution of Control-Related Nonlinear Optimization Problems」
Hans D. Mittelmann(Arizona State University)
概 要:最適化ソフトウェアやベンチマークをまとめたwebページ(Decision Tree for Optimization Software)の概要紹介に引き続き、PDE制約付き最適化問題、および、システム同定問題に対する非線形最適化の応用研究について報告がなされた.

・第3回

日  時: 10月24日(土)14:00〜18:15
出席者: 41名
場  所: 中央大学後楽園キャンパス6418教室

テーマと講師:
(1)「文字列データの高速類似性解析と可視化技術」
宇野毅明(国立情報学研究所)
概 要:巨大な文字列データから類似する部分文字列の組を高速で発見するための新しい
手法と、類似する位置を2次元上に可視化する方法について紹介が行われ、従来検出できなかった類似性についても可視化した事例が報告された。

(2)「最適制御法の思考型ゲームへの応用:名人を超える将棋プログラム作成への取り組み」
保木邦仁(東北大学)
概 要:将棋ソフトBonanzaの作成にあたり、過去の4万局に及ぶ棋譜データから評価関数を自動生成し、指し手の探索に当たっては全幅探索を行うなど、従来になかった発想で開発されたことが紹介され、さらなる改良に対して大いに議論が沸いた。

・第2回

日  時: 7月25日(土)14:00〜17:55
出席者: 12名
場  所: 中央大学後楽園キャンパス6402教室

テーマと講師:
(1)「平滑化スプライン最適化による最適ヘッジ問題」 山田雄二(筑波大学)
概 要:資産価値変化に対する最小分散ヘッジ問題が線形回帰と同一視できることを踏まえ、一般化加法モデルによる非線形回帰によるヘッジ問題を分析し、その実務的文脈における解釈と、数値実験による有効性などが示された。

(2)第1部:「量子化学からでてくる半正定値計画と多倍長計算」
第2部:「オープンソースコミュニティでのソフトウェア開発とコミュニティマネジメン
トについて --OpenOffice.org/FreeBSD.orgへの参加を通して-- 」
中田真秀(理化学研究所)
概 要:第一部では量子化学に現れる半正定値計画(SDP)問題、および、多倍長精度版
のSDPソルバーの開発の動機と現状について報告があった。第二部ではこれまでのフリーソフトウェア開発での経験談を踏まえ、あるべきコミュニティマネジメント像について議論がなされた。

・SCOPE@つくば − 未来を担う若手研究者の集い2009−
日  程: 5月30日、31日
出席者: 116名
場  所: 筑波大学筑波キャンパス

今年度の発表賞を以下の方々に授与しました。
最優秀発表賞
氏名 所属 テーマ
小林佑輔 東京大学 (n-3)-連結度増大問題に対するマトロイド構造を利用したアルゴリズム
今道貴司 京都大学 矩形ストリップパッキング問題に対する厳密解法

優秀発表賞
氏名 所属 テーマ
越川 満 筑波大学 統計翻訳におけるフレーズ対応最適化を利用した翻訳候補のリランキング
神山直之 中央大学 辺容量が一定のグリッドを一般化した動的ネットワークにおける普遍的最速フロー問題に対する多項式時間アルゴリズム
安井雄一郎 中央大学 大規模最短路問題に対する高速処理システム-メモリ階層構造の考慮とクラスタ& クラウド技術による高速化-
山中翔太 京都大学 絶対値計画問題に対する主双対法と逐次線形化アルゴリズム
松川恭明 筑波大学 二次割り当て問題に対する完全正行列を用いた緩和について
山口大輔 中央大学 An Improved Approximation Algorithm for the Traveling Tournament Problem


・第1回

日  時: 3月21日(土)14:00-18:15
出席者: 29名
場  所: 中央大学後楽園キャンパス6402教室

テーマと講師:
(1)「半正定値行列補完における双対性とその SDP への応用」
小島政和(東京工業大学)
概 要:半正定値行列変数を含むあるクラスの最適化問題が、コーダルグラフで特徴づけられる疎性構造を有する場合に、それを規模の小さな問題に変換する方法について説明がなされ、数値計算を通して提案方法の効果が示された.

(2)「A Facial Reduction Approach in Conic Programming」
村松正和(電気通信大学)
概 要:一般の錐計画では、内点許容解が存在しないとき、数値的困難により内点法がうまく動かない場合があることを示し、それを克服するための方法を提示した.
また、それが既存の方法と双対の関係にあることなどを指摘した.

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ゲーム理論と市場設計

・第9

日  時: 12月11日(金)16:30〜18:00
出席者: 22名
場  所: 慶應三田キャンパス第一校舎107番教室

テーマと講師:
「Is the truth-telling equilibrium salient?: an experiment on direct Nash implementation」
若山琢磨(龍谷大学)
概 要:複数均衡メカニズムにおける協調の失敗のフォーカルポイントによる回避可能性について報告があった.ある社会選択関数を遂行する,正直均衡を持つ 場合と持たない場合の複数均衡メカニズムにおける実験結果が報告された.その結果,正直均衡はフォーカルポイントとなり,正直均衡を持つ場合の均衡達成率が持たない場合より高いことが示された.

・第8回

日  時: 11月13日(金) 16:30〜18:00
出席者: 27名
場  所: 慶應三田キャンパス第一校舎107番教室

テーマと講師:
「Choosing someone with monetary transfers: a comprehensive analysis」
藤中裕二(首都大学東京)
概 要:貨幣移転を伴う一非分割財の公平配分問題について報告があった。無羨望配分やその中でも最大余剰を等分する等分無羨望配分がいくつかの厚生基準において望ましいことや,それぞれをナッシュ均衡・支配されないナッシュ均衡で実現する簡潔なメカニズムが示された。さらにメカニズムの有効性を示唆する実験結果が示された。

・第7回


日  時: 10月9日(金) 16:30〜18:00
出席者: 28名
場  所: 慶應三田キャンパス第一校舎107番教室

テーマと講師:
「Cooperation in Repeated Prisoner's Dilemma with Outside Options」
グレーヴァ香子(慶應義塾大学)
概 要:外部オプション付き繰り返し囚人のジレンマゲームについて報告があった.外部オプションによって得られる利得の期待値が同じでも,それが確実なときと比較して不確実な場合において協調行動が起こりやすくなり得ることが示された.また,様々な外部オプションの構造におけるそのための必要十分条件が報告された.

・第6回

日  時: 7月10日(金) 17:00〜18:30
出席者: 20名
場  所: 東京工業大学大岡山キャンパス西9号館6階607号室

テーマと講師:
「繰り返し指導者ゲームにおける進化的現象 −リーダーシップの進化メカニズム−」
秋山英三(筑波大学大学院システム情報工学研究科)

概 要:各エラー付き繰返し指導者ゲームの進化シミュレーションについて報告があった.
36回の試行を生き残った戦略が持つ,行動を調整できない相手に指導者を譲らない,指導者になった記憶があれば指導者になろうとする,指導者になった記憶がなく相手に指導者の経験があれば追随者になろうとする,という3つの共通点が報告された.

・第5回


日  時: 6月19日(金) 15:15〜18:30
出席者: 26名
場  所: 東京工業大学大岡山キャンパス西9号館6階607号室

テーマと講師:
(1)「Reflecting inequality of claims in gains and losses」
笠島洋一(University of Rochester)
概 要:各主体の主張に応じ、資源配分をおこなう問題における公理的接近についての報告があった.各主体が獲得した量および獲得した量の主張に対する不足分に着目した4つの公理に焦点を当てたこの研究では,比例配分ルールは常に4公理を満たし,また主体の数が4以上のとき4公理を満たす唯一の配分ルールであることが示された.

(2)「安定結婚問題における虚偽表明の可能性判定問題について」
松井知己(中央大学)
概 要:安定結婚問題についての報告があった.男性の選好リストを所与とし,与えられた完全マッチングをGale and Shapleyが提案したGSアルゴリズムによって達成する女性の選好リストが存在し,多項式時間で求められることが示された.また,与えられた部分マッチングを含む完全マッチングを達成する女性の選好リストについての議論も行われた.

・第4回

日  時: 6月12日(金) 16:10〜18:50
出席者: 20名
場  所: 東京工業大学大岡山キャンパス西9号館7階707号室

テーマと講師:
(1) 「Characterizing False-name-proof Allocation Rules in Combinatorial Auctions」
東藤大樹(九州大学大学院)
概 要:ネットオークションのようなオークショニアが参加者の特性を知らない状況下の
組合せオークションにおけるメカニズムデザインに関する研究報告があった.メカニズムを構成する財配分ルールと支払ルールのうち,特に財配分ルールに対し匿名操作不可能性と呼ばれる条件を提示し,弱単調性および劣加法性によって特徴づけた.

(2) 「匿名の開環境における協力ゲームについて」
大田直樹(九州大学大学院)
概 要:インターネットのような匿名の開環境下の提携ゲームについての研究報告があった.このような状況では,匿名性により不正行為が行われる可能性がある.不正行為に対し頑健な性質を匿名操作不可能性と定式化し,それを満たす解概念が提案された.特に匿名操作不可能シャプレイ値は,いくつかの公理によって特徴付けられた.

・第3回

日  時: 5月29日(金) 17:00〜18:30
出席者: 26名
場  所: 東京工業大学大岡山キャンパス西9号館6階607号室

テーマと講師:
「Expanding 'Choice' in School Choice」 安田洋祐(政策研究大学院大学)
概 要:学校選択制度に関する新しいアルゴリズムについて報告があった.DAアルゴリズムは学生側にとって戦略的操作不可能だが,選好の強度に関する情報を扱わないため,学校側が無差別を許す選好を持つとき非効率な結果を導くことがある.報告では,学生側の選好の強度を加味したCADAが紹介され,効率性が改善されることが示された.

・第2回

日  時: 4月24日(金)17:00〜18:30
出席者: 20名
場  所: 東京工業大学大岡山キャンパス西9号館6階607号室

テーマと講師:
「Transpersonal Understanding through Social Roles, and Emergence of Cooperation」
Jeff Kline(Department of Economics, Bond University)
概 要:経験の蓄積によって個人の信念が形成されるようなゲーム的状況を分析する帰納的ゲーム理論についての研究報告があった.2個人が,役割を時折交代しながら戦略形ゲームをプレイする状況において,個人内協調均衡という概念を定義し,役割交代の頻度が十分大きければ,均衡において協力的な帰結が得られることが示された.

・第1回

日  時: 3月2日(月) 14:00〜15:30
出席者: 10名
場  所: 東京工業大学大岡山キャンパス西9号館6階607号室

テーマと講師:
「Economies with indivisible goods and pooling games」
Glev Koshevoy(Central Institute of Economics and Mathematics, Russian Academy of Sciences)
概 要:売り手と買い手が存在するような非分割財の市場についての研究報告があった.売り手が財を複数の消費者に売ることができる場合、取引される財が買い手にとって代替的であるか、補完的であるというそれぞれの条件のもとで、均衡の存在を証明した.これらの条件の役割について、離散凸解析の議論と関連させた解説があった.

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食料・農業・環境とOR

・第12回

日  時: 11月30日(月) 11:00〜12:00
出席者: 11名
場  所: 農研機構 東京リエゾンオフィス 談話室

テーマと講師:
「食料自給率問題に対する数理モデル分析手法の適用」
大山達雄(政策研究大学院大学)
概 要:まず食料需給と食料自給率の推移を概説し,次いで食料自給率を供給熱量変動と自給率変動に要因分解し分析を深めた.さらに食料供給システムをネットワークフロー最適化問題として定式化し自給率向上政策の分析結果が報告された.その後,数理モデルの拡張可能性や今後の分析課題についてディスカッションを行った.

・第11回

日  時: 11月9日(月) 11:00〜12:30
出席者: 9名
場  所: 東京穀物商品取引所 403会議室
テーマと講師:
(1)「農産物先物市場と農業リスクマネジメント」
山下雅弘(東京穀物商品取引所経営企画部)
概 要:本報告では,まず農産物先物市場の歴史的形成過程を概観し,先物取引の仕組みとその機能の理論的解説が行われた。次に農業生産における先物市場の利用のあり方について,農業生産者にとってのリスクとその対策の観点から考察された。最後に農業リスク管理に向けた新たな先物市場の利用上の課題が提示され,議論を行った。

・第10回

日  時: 9月24日(火)15:00〜17:00
出席者: 8名
場  所: 農研機構 東京リエゾンオフィス談話室

テーマと講師:
(1)「化学物質管理関連2法の見直し・法改正とリスク管理の進展」
亀屋隆志(横浜国立大学大学院環境情報研究院)
概 要:本報告では,化学物質管理の世界的な潮流と化管法,化審法を中心とする法体系整備に関する国内動向について解説された。これら化学物質管理におけるパラダイムシフトの環境リスク評価,リスク管理に与える影響が考察されるとともに,リスク評価のための情報プラットフォーム構築の取組みと今後の研究課題が提示された.

(2)「環境安全と食品安全におけるリスクコミュニケーションの共通点と違い」
中村 功(横浜国立大学大学院環境情報研究院)
概 要:本報告では,化学物質を中心とした環境安全と食品安全について,そのリスク分析の方法(リスク評価,管理,リスクコミュニケーション)について共通点と相違点が考察された.次いで,これらの点をふまえてよりよいリスクコミュニケーションを行なうために,分野別のリスクの特徴を理解することの重要性が検討された.

・第9回

日  時: 8月11日(火) 13:30〜16:00
出席者: 18名
場  所: 九州大学農学部2号館109号室

テーマと講師:
(1)「植物生産のための統合化情報交換形式(BIX-pp)の概要と応用事例」
星 岳彦(東海大学開発工学部)
概 要:本報告では,まず植物生産情報の記録規格として提唱されたBIX-pp規格の概要が紹介された。次に当規格によるデータを活用した生産検証,生産比較,診断等の応用事例とともにそれらを実現する応用ソフトウェアが説明された。さらに,生産予測・計画,サプライチェーンのシステム化に関する展望をふまえ議論を行った。

(2)「圃場地図上で農作業の管理を支援する「作業計画・管理支援システム」」
吉田智一((独)農研機構 近畿中国四国農業研究センター)
概 要:日本農業の特徴の一つといわれる零細分散錯圃の圃場を効率的に管理するための農作業計画・管理支援システムPMSの概要が紹介された。本システムは,地理情報システム(GIS)に基づく圃場マップを活用し,圃場単位に情報管理が可能である。当システムの活用方法と応用事例の解説の後,今後の研究課題が検討された。

・第8回

日  時: 6月19日(金)13:30〜15:00
出席者: 10名
場  所: 農研機構 東京リエゾンオフィス

テーマと講師:
「農業金融と信用リスク評価」
高橋秀明(日本政策金融公庫農林水産事業本部)

概 要:本報告では,まず日本農業の現状と課題の整理が行われた。次にそれら課題の克服に対し金融的側面から支援する方法論について,とくに信用リスク評価の視点から説明が行われた。その後,信用リスク評価に用いるデータベースと統計モデル,それらを活用した情報システムの高度化と今後の課題について意見交換が行われた。

・第7回

日  時: 4月1日(水) 13:30〜15:00
出席者: 10名
場  所:農研機構 中央農業総合研究センター 研究情報棟2階、データ整理室

テーマと講師:
「デリバティブ市場とプライシング」
谷 保明(害UICKホールセール事業本部)
概 要:本報告では,まずデリバティブ市場におけるプライシングの理論的説明が行われた.次に金融情報サービス会社が配信する金融情報について制度,商品内容の具体例が報告され,金融情報と農業関連市場との関連性が検討された.さらに農業における金融情報の利用,圃場情報を活用した金融情報生成について意見交換が行われた.

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 数理モデルとその応用

・第4回

日  時: 11月28日(土) 14:30〜17:00
出席者: 10名
場  所: 金沢学院大学大学院サテライト教室
 (〒920-0919 石川県金沢市南町3番1号 南町中央ビル6階)

テーマと講師:
(1)「様々な人達における発達に関する認知」
 奥田裕紀(金城大学医療健康学部)
概 要:青年群,中年群,高齢者群において,1歳〜80歳までの人達が,運動,新規・操作,コミュニケーション,社会的ルール,生活の5評定項目群に関して,自分でうまく出来ると思う程度の評定平均値と,各評定対象年齢の人達の自立度との関係等を検討した研究の他,発達と自立の認知等に関する複数の研究について講演を行った.

(2)「人間行動へのアプローチ ―構造方程式モデリングの観点から―」
 前川浩子(金沢学院大学文学部)
概 要:構造方程式モデリング(SEM)は,複数の構成概念や観測変数を含んだ柔軟なモデル構成が可能な統計的手法である.直接観測できない構成概念を扱うことが多い社会・人文・行動科学の分野ではSEMは有益な手法の一つとして注目されている.本研究会では,仮説検証のための確認的因子分析と多母集団同時分析の紹介を行った.

・第2回

日  時: 7月18日(土) 14:30〜17:00
出席者: 12名
場  所: 富山市国際交流センター (〒930-0002 富山市新富町1丁目2-3 CiCビル3階)

テーマと講師(*は講演者):
(1)「集計関数を用いた凹性の一般化」
*金 正道(弘前大学大学院理工学研究科),桑野裕昭(金沢学院大学経営情報学部)
概 要:メンバーシップ関数の集計関数に基づいた準凹性の一般化を導入し,その性質を調べた.また,ファジィ多目的計画問題およびそのファジィスカラー計画問題を考え,一般化された準凹性の性質を用いてパレート最適解および妥協解の間の関係や性質を導いた.

(2)「ORを用いた大学食堂における食育向上の試み」
*武市祥司(金沢工業大学),木村大地(日本電気),五藤智久(日本電気),仲尾由雄(富士通),丸橋弘治(富士通研究所),湯上伸弘(富士通研究所),大本隆史(東京大学消費生活協同組合), 室田一雄(東京大学)
概 要:大学における福利厚生施設の一つである大規模食堂を事例の対象として,サービ
スの体系化や方法論構築のために基礎的な検討を行った.具体的には,東大生協本郷第二食堂における食育向上のために実施した調査・分析・新しいサービス試行など,OR手法に基づく様々な活動とその試みを紹介した.

・第1回


日  時: 5月23日(土) 14:30〜17:00
出席者: 12名
場  所: 金沢学院大学大学院サテライト教室
(〒920-0919 石川県金沢市南町3番1号 南町中央ビル6階)

テーマと講師:
(1)「農業の多面的機能の維持と中山間地域等直接支払制度の役割」ORからのアプローチ
 西村譲二(金沢大学大学院人間社会環境研究科),前田 隆(金沢大学人間社会研究域経済学経営学系)
概 要:中山間地域等直接支払制度を非対称情報下における政府と集落とのインセンティブ契約として定式化し,制度の特徴と機能を分析した.そして耕作放棄を防止し,農業の多面的機能の維持・増進を図るためには現行制度における条件不利度の区分の詳細化,正確な限界費用の推定及び交付単価の見直しが必要であることが示された.

(2)「セルオートマトン,数理と応用」
 大鑄史男(名古屋工業大学おもひ領域)
概 要:講演者が勤める大学の11階建建物内の避難流動シミュレーションが紹介され,各階への人数配置,障害物配置,避難計画等による全館避難時間への影響が具体的に示され,
素朴な直観に反する結果も示された.また,このシミュレーションの基礎になっているセルオートマトンの力学についても,ウルフラムの4分類と共に紹介された.


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 ソフトコンピューティングと最適化、数理モデルとその応用(合同)

・第3回

日  時: 10月3日(土) 14:30〜17:00
出席者: 11名
場  所: 福井工業大学福井キャンパス 多目的会議室
 (〒910-8505 福井市学園3丁目6番1号 FUTタワー15階)

テーマと講師:
(1)「生徒エージェントを用いた人工学級シミュレーション」
前田義信(新潟大学大学院自然科学研究科)
概 要:社会問題である“いじめ”に関して,その背景に友人関係の動的形成過程があると想定し,形式的価値を属性とするエージェントがバランス理論に従った相互作用により価値を変化させて友人関係を形成していくというマルチエージェントシミュレーションを行い,他人と価値を共有できない孤立したエージェントが出現するという結果について議論がなされた.

(2)「ロボカップサッカーにおいてロボットの限られた動作でのサッカー戦術」
山西輝也(福井工業大学工学部)
概 要:2050年,サッカーのワールドカップ優勝国チームに勝つ自律型ヒューマノイド
ロボットチームを作る,と言う目標を掲げ,ロボット工学と人工知能の融合と発展のためのプロジェクトであるロボカップを紹介し,我々が今,参加しているロボカップサッカー3Dシミュレーション部門でのロボットプレイヤーの動作の開発とその動作の下での最適なサッカー戦術を議論した.


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 ソフトコンピューティングと最適化、価値の創造とOR(合同)

日  時: 9月26日(土)  14:30〜17:20
出席者: 20名
場  所: 大阪大学情報系先端融合科学研究棟2階B211室

テーマと講師:
(1) ファジー解析のファイナンス実務領域への応用可能性
津田博史(同志社大学理工学部)
概 要:バブル全盛期に遡ってファジー理論がファイナンス分野で日の目をみることがなくなった経緯とその扱いが不当である理由の説明の後,ポートフォリオ最適化問題に対して,インプライド期待リターンやポートフォリオマネージャーの観点を導入し,期待リターンをファジィ数として捉えることで,新しい最適化アプローチの可能性があることが示唆された.

(2) 確率的木探索法とその応用
松本慎平(大分工業高等専門学校制御情報学科)
概 要:本講演で紹介する確率的木探索法は,評価関数が不要な探索アルゴリズムであり,
コンピュータゲームにおいて特に有効な思考アルゴリズムとして注目を集めている.最初にそのアルゴリズムの概要が説明され,次に一人完全情報ゲームやスケジューリング問題に対する応用例が紹介された.

(3) 情報ネットワークにおける生物に着想を得た自己組織制御
ライプニッツ賢治(大阪大学大学院情報科学研究科)
概 要:新型情報通信ネットワーク環境に求められる高い拡張性,柔軟性,適応性,頑健性を達成するための手段として,自己組織化システムである生物の機構に着想を得た研究
が近年活発に行われている.本講演では生物の環境変化に対する適応性・頑健性の原理に基づく,新しい自己組織型ネットワーク設計法や制御技術が述べられた.



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 ソフトコンピューティングと最適化

・第4回

日  時: 12月19日(土)16:00〜17:30
出席者: 15名
場  所: 広島大学 中央図書館ライブラリーホール

テーマと講師:
「鉄鋼業におけるサプライチェーンマネジメント」
谷崎隆士 (近畿大学)
概 要:サプライチェーンマネジメントを製造プロセスに適用・実用化する際には,製品
の供給先である,顧客の規模・業態が異なるため,顧客毎に課題と対応策が異なる場合が多い.従って,顧客のタイプに応じたサプライチェーンマネジメントの仕組みを構築し,同じシステム上に実装する事によって,各々の課題解決を行う事が必要となる.本講演では,鉄鋼業での実施事例を用いたケーススタディについて紹介された.

・第1回

日  時: 7月11日(土) 14:00〜15:00
出席者: 37名
場  所: 広島大学 中央図書館ライブラリーホール

テーマと講師:
「競合性に着目した施設配置問題に対する意思決定モデルとその解法」
宇野剛史(徳島大学)
概 要:店舗のように他の施設との競合性を考慮する必要のある施設配置問題では,他の施設の位置や提供するサービスの質,施設に対する需要におけるシェア配分の傾向など,考察する状況に応じてモデル化する必要がある.本講演では,定式化された施設配置問題をいくつか紹介し,最適配置を効率的に導出するための解法についての報告がなされた.

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 ファイナンス理論の展開

・第4回

日  時: 7月9日(木) 17:00〜19:00
出席者: 51名
場  所: 秋葉原ダイビル12階 首都大学東京秋葉原サテライトキャンパス

テーマと講師:
(1)「ベイズ統計学とファイナンス」
中妻照雄 (慶應義塾大学経済学部)
概 要:近年各方面でベイズ統計学に対する関心が高まりつつある.本講演ではベイズ統計学の基本的な考え方とそのファイナンスへの応用の可能性について概観した.
@主観確率に基づく意思決定,Aベイズの定理による主観確率の更新,Bベイズ的アプローチによるポートフォリオ選択,C資本コストのベイズ推定

(2)「確率積分の安定収束と最適ヘッジ戦略」
深澤正彰 (大阪大学金融・保険教育研究センター)
概 要:Black-Scholesなど完備なモデルにおいても、ヘッジ取引を有限回に制限するとある種の非完備な構造が現れる。この問題は確率積分のリーマン和による近似誤差が条件付き正規マルチンゲールに安定収束する事実に対応している。これに対し、中心極限定理を一般の確率的分割に拡張し、漸近分散の下界を達成する最適ヘッジ戦略を構成したので紹介した。

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 不確実性下の意思決定モデリング

・第4回

日  時: 10月10日(土) 15:00〜17:30
出席者: 21名
場  所: 大阪大学豊中キャンパス法経大学院総合研究棟509セミナー室

テーマと講師:
(1)「ネットワーク外部性が働く市場に参入する事業者数とサービス普及の関係:人工市場シミュレーション分析」
小澤 順(大阪府立大学大学院経済学研究科), 中山雄司(大阪府立大学経済学部)
概 要:スモールワールドのネットワークで構築された消費者市場におけるサービスの普及がシミュレーションモデルによって分析された.事業者数の増加により,ネットワーク外部性が減少しサービス普及率が低下すること,サービスの相互乗入は,提携事業者の消費者獲得数を増加させるが他事業者にはあまり影響を与えないことが示された.

(2)「Analysis of Brand Characteristics of Music Artists in the CD Market: Case of Japan」
高橋一樹(筑波大学大学院システム情報工学研究科)
概 要:音楽CD市場を対象に,Artist Loyalty と Market Sensitivity の2つの軸で顧客セグメンテーションを行ってセグメント毎に顧客の購買行動を表すマルコフ連鎖モデルが構築された.2003年から2005年の売上データを用いた実証分析では,顧客行動やアーティストのブランド力に関する結果が示された.

・第3回

日  時: 8月12日(水) 11:20〜16:50
出席者: 17名
場  所: 神戸大学 瀧川記念会館

テーマと講師:
(1)「Colonel Blotto Gameについて」
寺岡義伸(近畿大学 経営学部)
概 要:競合する2人のプレーヤがn種の事業への努力配分を決めるゲーム(古典的なColonel Blotto Game とその拡張)に関する結果が紹介された.多くの具体例に対してNash 平衡点を明示的に導出する計算方法や結果が紹介された.

(2)「ラフ集合を用いた献立推奨システム」
加島智子(大阪大学 大学院情報科学研究科)
概 要: アンケート結果からラフ集合理論を用いて利用者の嗜好ルールを抽出して嗜好に合った献立を推奨する意思決定支援システムの概要が紹介された.利用実験によって利用者の嗜好に合った献立推奨が行われていることが確認された.

(3)「時刻に依存した割引率をもつ2人売り出しサイレント・ゲーム」
北條仁志(大阪府立大学 大学院理学系研究科)
概 要: 価値が増加している商品に対して売りに出された瞬間に経過時刻に依存した割引率で不連続に下落するような2人非0和タイミングゲームが分析された.2人のプレーヤが共にサイレント・プレーヤである場合に対して,このゲームにおけるNash平衡点が導出された.

(4)「提携値に関する不完全情報協力ゲームの構築へ向けて」
桝屋 聡(大阪大学 大学院基礎工学研究科)
概 要:一部の提携に対する利得が分かっていないような不完全情報協力ゲームに対して,上限ゲーム,下限ゲーム,基底ゲームという概念が提案された.特に各一人提携と全体提携のみに対する利得が分かっている場合の Shapley 値や仁が求められ, それらの関係が示された.

(5)「競合環境下での不確実性を伴う施設配置問題に対する解法アプローチ」
宇野剛史(徳島大学 総合科学部)
概 要: 追従型企業の競合施設配置問題が分析された. 利用者の購買力を確率変数とした確率計画問題に定式化した後で, この問題の 0-1 計画問題への変換が示された.戦略的振動に基づくタブー探索法を用いた近似解法が紹介され, 数値実験の結果も示された.

(6)「Copulaの多重従属な競合リスクモデルにおける識別可能性問題への応用」
米山寛二(兵庫県立大学 環境人間学部)
概 要: 確率論的リスク評価の競合リスクモデルにおける識別可能性問題を解決するために,潜在故障時間の同時分布に対して既知のCopulaを仮定する場合が紹介された.事例として,「生活習慣病に対する死亡数」(女性)に対して,本方法論を適用した結果が示された.

・第2回

日  時: 7月18日(土) 14:45〜17:45
出席者: 11名
場  所: 関西学院大学大阪梅田キャンパス K.G. ハブスクエア大阪 10階 1003号室

テーマと講師:
(1)「Bandit Problems with Availability Constraints」
山崎和俊(大阪大学金融・保険教育研究センター)
概 要: Multi-armed bandit 問題において, arm が利用できなくなる可能性を考慮した問題と, arm が故障する可能性があるが修理できるような問題が分析された. 両問題において, index 戦略では最適値を実現できないが indexablity が成り立ちindex 戦略の中では Whittle index 戦略が最適であることが示された. 同時に,
Whittle index 戦略の性質, 計算方法, 計算例も示された.

(2)「転換社債ファイナンスによる投資問題へのゲーム・オプション的アプローチ」
江上雅彦(京都大学大学院経済学研究科)
概 要:最適なタイミングで転換社債を発行して資金調達を行い生産設備を拡張する問題が分析された.ゲームオプション的アプローチを用いて, 転換社債・投資オプションの価値と転換権行使・投資実行の問題が解決された. 特に, 状態変数が幾何ブラウン運動に従う場合に関して, 最適戦略, 価値関数が具体的に求められ, 普通社債での資金調達との比較が行われた.

・第1回

日  時: 5月16日(土)14:15〜16:45
出席者: 18名
場  所: 関西学院大学大阪梅田キャンパス K.G. ハブスクエア大阪 1408号室

テーマと講師:
(1)「不確実・不確定性による区間値を考慮したポートフォリオ選択問題」
 蓮池 隆(大阪大学大学院情報科学研究科)
概 要:不確実性に加えて投資家の主観性や多様な情報の解釈といった不確定性を考慮したポートフォリオ最適化モデルが提案された.不確定性を将来収益率に対する確率変数のパラメータに区間値の形で導入した目標収益率最大化モデルが凸計画問題や線形計画問題に帰着できることが示された.

(2)「Hotelling複占モデルにおける需要分布とその応用」
 三道弘明(大阪大学大学院経済学研究科)
概 要:最初に,市場の需要量が確定的なHotelling複占モデルにおける種々の均衡が示された.さらに,消費者の出発時刻を確率変数とした市場の需要量が確率的なモデルが提案され,独占市場における均衡が分析された.

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 防衛と安全

・第20回

日  時: 12月18日(金)15:30-18:00
出席者: 46名
場  所: 政策研究大学院大学 講義室F

テーマと講師:
(1)「ベイジアンネットモデルを用いた船舶臨検計画」
樋口英樹(防衛大学校)
概 要:インド洋等で行われている海上阻止活動での船舶の対処順序決定にベイジアンネットワークを組み込んだ待ち行列シミュレーションモデルを構築し評価した。その結果、密輸船数の多寡による情報の価値の違いや船舶データベース整備の効果を定量的に明らかにし、ネットワークを中心とした運用での情報の利用方策を示した。

(2)「軍事能力数量化手法と周辺諸国の軍事バランスの変化の研究」
東 義孝(防衛研究所)
概 要:米国における軍事能力数量化の枠組みを概観し、人的能力やC3I能力を考慮した独自の軍事指標により各国の空軍軍事能力バランスを評価した。その結果、グローバルに展開する米国空軍力の優位性の継続、並びに、日本周辺における中国の空軍力突出の可能性を明らかにし、今後の日本の対処方策を示した。

(3)「国際平和協力活動等における中央即応集団の任務と活動」
大場 剛(陸上自衛隊)
概 要:2007年陸上自衛隊に新設された中央即応集団の意義や編成・役割、今日までの国際平和協力活動等を紹介した。普段から関係機関との連携構築に努めることが重要である。また、これまでの活動で得た教訓から国際平和協力活動での方向性を見出し、今後は、さらに機動性を重視した活動を行っていく方針である。

・第19回

日  時: 11月20日(金) 15:30〜18:00
出席者: 36名
場  所: 政策研究大学院大学研究会室4A

テーマと講師:
(1)「特殊作戦における無人偵察機の空中捜索最適モデル」
森田修平(防衛大学校)
概 要:テロ犯に即応するような特殊作戦実施時に無人偵察機を効率的に運用するための意思決定を支援するモデルについて解説した.いくつかの訓練場面について,意思決定者が作成した行動計画とモデルから出力される計画とを比較したところ,モデルによる計画の方が目標発見機会を50%も増大できることが確認された.
(2)「モデリング・シミュレーション・分析および実験(MSA&E)を通じた防衛計画作成の改善」
ロナルド ロペス,片山隆仁(ボーイングインターナショナルコーポレーション)
概 要:脅威の変遷や費用の制約のため一層複雑化する防衛計画策定環境において,調達や開発に関する意思決定を適切に行うため,MSA&Eは重要な手法になってきている.講演ではMSA&Eが防衛計画作成にどのように使用され役立てられてきたかについて,多くの事例を挙げて紹介された.

・第17回

日  時: 9月29日(火) 12:45〜14:15
出席者: 50名
場  所: 防衛大学校図書館AVホール

テーマと講師:
「グラフ上の探索問題とその周辺」
菊田健作(兵庫県立大学)
概 要:探索問題(一方的な捜索,捜索ゲーム,ランデブー捜索)の概要と解析的成果について解説した.解析的な成果は条件を制限した場合のみ得られており,より複雑な問題に対してはシミュレーション等による解決の試行が示唆された.研究会後は海上自衛隊の護衛艦「むらさめ」を見学し,実働部隊の国防任務に関する知見を得た.

・第16回

日  時: 7月23日(木) 14:00〜18:00
出席者: 54名
場  所: 政策研究大学院大学 1階会議室 1A・1B

テーマと講師:
(1)「首都直下地震による鉄道利用者の被害想定」
鳥海重喜(中央大学)
概 要:交通センサス情報に基づいて首都圏電車ネットワークモデルを構成し首都圏での鉄道利用状況の時間的・空間的分布を求めた.この分布から,帰宅困難者数の分布を求めた.また,中央防災会議が想定する2つの地震が発生した際に脱線する列車本数や死傷者数,その地域分布などの試算結果を紹介した.

(2)「瓦礫の下の医療」
吉村晶子(防災科学技術研究所),加古嘉信(京都府警察)
概 要:瓦礫の下の医療(CSM)特有の難しさについて概観し,尼崎での列車事故を例にCSM活動の実態を検証した.その際の教訓をもとに整備された,兵庫県にあるCSM訓練施設の概要が説明された.施設は個人技能の獲得やチームの連携向上に有効である.しかし現行の現地集結型の体制や救急救命士による医療行為の限界に問題がある.

(3)「最適配置問題の応用について」
鈴木敦夫(南山大学)
概 要:物流倉庫・配送センターの配置問題,センサーネットワークの階層化によるクラスタリング問題,センサーの被覆問題及びネットワークの等長分割問題など,最適配置問題のモデルと解法について紹介した.

・第15回

日  時: 6月16日(火) 16:00〜18:00
出席者: 20名
場  所: 政策研究大学院大学 4階研究会室 4A

テーマと講師:
「重要インフラのITサービス継続性とリスクコミュニケーションの重要性」
渡辺研司(長岡技術科学大学)

概 要:災害時等に企業や公共団体が業務を継続するための管理手法を早急に整備しなければならない.本発表では,重要インフラのITサービス部門での管理手法の規格や整備状況について解説された.利害を共有するステークホルダー間でリスク情報を共有し,管理範囲の切り分けを明確化しつつ抜けのない整備をすることが必要である.

・第14回


日  時: 5月22日(金) 16:30〜18:30
出席者: 35名
場  所: 政策研究大学院大学 5階講義室 L

テーマと講師:
「航空宇宙用自動飛行制御ソフトウエア開発における定量的信頼性評価法とその関連研究」
山田 茂(鳥取大学)
概 要:従来型の体系化されたソフトウエア開発とは異なり,小規模なソフト開発においては,経費削減のためのアジャイル開発法が主流になりつつある.実際の商用ソフトウエアや航空用飛行制御の組込ソフト開発の実測データから,残存バグ数を推定する複数のモデルの中で遅延S字モデルが全般的によく当てはまることが確認できた.


・第13回

日  時: 4月21日(火)16:00〜18:00
出席者: 25名
場  所: 政策研究大学院大学 4階研究会室4A

テーマと講師:
「国際紛争の構造」 村井友秀(防衛大学校)
概 要:近代から現在に至る国際社会において,人々は様々な考え方や便益性に基づいて安定した状況を構築する努力を積み重ねてきた.他方,戦争も多々発生している.冷戦期には国家間のイデオロギーの違いが戦争の発生理由の1つであったが,冷戦後は1民族1国家への機運が高まり,民族間対立が紛争の誘因となってきている.

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 若手によるOR横断研究 (第11回),不確実性下の意思決定モデリング(第5回)合同

日  時: 12月19日(土)15:30〜18:00
出席者: 20名
場  所: 京都大学工学部8号館共同5講義室

テーマと講師:
(1)「完璧にサンプリングしよう -- 過去からのカップリング」
来嶋秀治(京都大学・数理解析研究所)
概 要:目標分布からのランダム生成技法,マルコフ連鎖モンテカルロ法に関して, 講演者らが提案した「閉ジャクソンネットワークの均衡分布からの完璧サンプリング法」を中
心に解説がなされた. 本手法では, 単調なマルコフ連鎖を設計して過去からのカップリング法を用いることにより,定常分布への収束スピードが改善された.

(2)「私の履歴書」
田畑吉雄(南山大学・大学院ビジネス研究科)
概 要:経済学, 基礎工学, 工学, ビジネススクールに所属し多岐にわたる分野で活躍してきた講演者の経歴と研究内容が紹介された. 理論的な研究成果の報告にとどまらず,現
実問題を解決した事例や, 就職, 異動, 仕事等に関する話も紹介された.

 

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 若手によるOR横断研究

・第10回

日  時: 11月27日(金) 13:00〜14:30
出席者: 29 人
場  所: 京都大学 工学部8号館2階共同2講義室

テーマと講師:
「The Power of SDP Relaxations - Computing Strong Bounds for QAPs and Graph Problems」
Hans D. Mittelmann (Arizona State University)
概 要:本講演では,二次配置問題(QAP)と接吻数(kissing number)問題に半正定値計画(SDP)緩和を適用することにより,既存の結果よりも近似度の高い結果が得られることが示された.また,発表者がウェブで公開しているベンチマーク集が紹介され,具体的な問題例,アルゴリズムの利用法などの説明も行われた.

・第9回

日 程:平成21年10月10日(土),11 日(日),12日(月)
出席者:48名
場 所:関西大学 飛鳥文化研究所(※本研究部会主催「若手研究交流会」内で実施)

テーマと講師:
(1)「最短路検索概観」
宮本裕一郎 (上智大学)
概 要:最短路問題の求解について,問題が与えられてから解くのではなく,最短路を(データベースなどから)検索するという観点から見直すと,様々なデータ構造とアルゴリズムの工夫が考えられる.本講演では,代表的な工夫である A*+Landmark,Bit Vector,Highway Hierarchy,Transit Node Routing などの手法が紹介された.
(2)「アルゴリズムに対する10の誤解―ソーティングを巡って」
岡本吉央 (東京工業大学)
概 要:「アルゴリズム」というものは厄介で,その性質について勝手な思い違いをしてしまうことが多い.本講演ではソーティングを例にとって,特に大学生に対して教えられる内容からどのような誤解が生まれやすいか(または生まれているか)を観察し,その解決が与えられた.
研究部会「若手によるOR横断研究」では,2009 年 10 月 11, 12 日に行った「若手研究交流会」で優秀な発表を行った以下の 3 名に「学生優秀発表賞」を授与した.
学生優秀発表賞
一般講演部門
氏 名 所 属 テーマ
谷川眞一 京都大学 木詰込み定理による構造物剛性の特徴づけ
加藤耕太 京都大学 動画ストリーミング配信のための無線環境におけるブロックロス連続性の評価

ポスターセッション部門
氏 名 所 属 テーマ
北野琢麻 豊橋技術科学大学 省電力のための待機中の電力管理

・第8回

日  時: 6月20日(土) 15:00〜17:00
出席者: 25名
場  所: 京都大学工学部 8 号館 3 階共同 5 講義室

テーマと講師(*が講演者):
(1)「CVaR 最小化に基づくサポートベクターマシン」
武田朗子 (慶應義塾大学)
概 要:サポートベクターマシーン (SVM) は統計的パターン認識手法であり,C-SVMや ν-SVM といったモデルがよく知られている.本発表では,ν-SVM,そしてその拡張モデルである Eν-SVM が,"金融業界でよく知られたリスク尺度 CVaR を最小化するモデル" であるという新しい解釈をすることが可能であることが紹介された.

(2)「多項式最適化問題に対する半正定値計画緩和と錐の面的縮小法について」
*脇 隼人,村松正和 (電気通信大学)
概 要:本講演では,二乗和多項式を求める半正定値計画問題に対して,錐の面的縮小法を適用することで,二乗和表現に不必要な単項式を全て除くことができることが紹介された.また,ある多項式最適化問題から得られる悪条件な半正定値計画問題を紹介し,錐の面的縮小法が有効に働くことが示された.

・第7回

日  時: 5月27日(水) 14:45〜16:15
出席者: 38名
場  所: 京都大学工学部 8 号館 3 階共同 5 講義室

テーマと講師:
「微分を使わない最適化法について」 山下信雄(京都大学)
概 要:本発表では,制約なし最小化問題に対する微分を用いない最適化法が紹介された.
本発表の対象となるのは,目的関数の評価がシミュレーションや数値計算などによって行われ,高精度な関数評価には莫大な計算コストがかかるような場合である.そのような問題には,微分に基づく最適化法や関数評価の回数が多いメタヒューリスティクスは適用できない.
本発表では,サンプル点から構築されたモデル関数に基づく信頼領域法が紹介された.
さらに,関数の評価精度が制御できる問題に対して,その制御基準が紹介された.

・第6回

日  時: 4月25日(土) 14:30〜18:00
出席者: 36人
場  所: 京都大学工学部 8 号館 3 階共同 5 講義室

テーマと講師(*は講演者):
(1)「Network DEAによる油圧ショベルの掘削操作評価モデル」
*中辻一浩,森田 浩 (大阪大学)
概 要:油圧ショベルで掘削作業をする際,操縦者の操作熟練度によって作業環境が同じ
条件でも,同じ燃料,同じ時間を使用しても掘削できる土の量が異なってくる.本発表では,ある操縦者が他の操縦者と比べて効率よく掘削作業ができているかを評価するために Network DEA を使用し,評価するために必要なモデルを提案した.

(2)「バックグラウンドトラヒックを考慮したブロックロスの連続性の評価」
*加藤耕太,増山博之,笠原 正治,高橋 豊(京都大学)
概 要:インターネットでのパケットロス対策としてFECが注目されているが,FECを
適用したブロックのロスがバースト的に起きるかランダムに起きるかについてはほとんど着目されていない.そこで本発表では,ブロックロスの連続性を,二種類のパケット到着過程を持つ有限バッファ単一サーバ待ち行列モデルで解析的に導出した.

(3)「外平面的化学グラフの立体異性体列挙アルゴリズムについて」
*今田友樹,大田駿介,永持 仁,阿久津達也 (京都大学)
概 要:本研究は,外平面的グラフ構造を持つ化合物が与えられたときに,その立体異性体をすべて列挙する効率のよいアルゴリズムの設計を目的とする.本発表では特に木構造化学グラフに対するアルゴリズムについてその詳細を説明し,また実際にアルゴリズムを実装して列挙を行なった結果を紹介した.

(4)「道州制導入が衆議院小選挙区制に与える影響」
*弘中 諒,梅谷俊治,森田 浩(大阪大学)
概 要:衆議院議員選挙の小選挙区制において,2006年時点で区割指針に沿った一票の格
差の下界は2.153倍と算出されている.格差は2倍未満が基本であり、区割指針の緩和を考える必要がある.本発表では道州制を導入し,区割画定問題において道州内で県境を跨ぐ区割を認めた上で最適区割を決める問題を提案し,その効果を示した.

(5)「マルチホップ無線ネットワークにおけるネットワークコーディングの性能解析」
*矢実貴志,増山博之,笠原正治,高橋 豊(京都大学)
概 要:近年,無線ネットワークにおけるネットワーク・コーディングの適用が注目されているが,コーディング処理時間が大きい場合スループットが低下する可能性がある.そこで本発表では 3 ノード直列ネットワークを 2 つのバッファを有する単一サーバ待ち行列でモデル化し,コーディング処理時間に対するスループット解析を行った.

(6)「カーネル技法を用いた資産配分関数の構築」
山下信雄,*吉田雅基(京都大学)
概 要:最適資産配分問題などにおいて,対象とする資産に関する経済指標を入力として
与えると,それに対する最適な投資割合を出力する関数を資産配分関数という.本発表では,この資産配分関数を求める問題を定式化し,さらにその双対問題の解とカーネル関数を用いて,最適な資産配分関数が与えられることを示した.

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 不確実環境下での柔構造最適化モデリング


・第2回

日  時: 8月24日(月)10:30〜8月25日(火)16:30
出席者: 6名
場  所: 神奈川大学横浜キャンパス24号館310会議室

テーマと講師:
[24日] 10:30〜16:30
(1)「Bayesian sequential decision in optimal stopping applied to Finance」
穴太克則
概 要:部分情報を持つ確率過程を観測する逐次統計的決定過程の解法とそのファイナ
ンスへの応用をチュートリアル形式にて発表.内容は,(1)共役分布族による情報更新
の手順(2)部分情報を持つベルマン方程式とその解法(3)不確実性化の投資案件の決定等のリアル・オプションへの適用例(4)その他.

(2)「所有期間最大化最適停止問題とその周辺」
来島愛子(東京理科大学工学部経営工学科)
概 要:最適停止問題の一つとして,相対的ベストを保持する期間の期待値最大化を目
的とした所有期間最大化問題がある.その拡張についてポアソン到着の場合の結果や期間の概念の拡張した問題を紹介し,今後の方向を示した.

(3)「Dai-Liuによる連続時間のファジイ過程存在証明――ブラウン運動のファジイ版について」
岩村覚三(城西大学理学部数学科)
概 要:可信性(Credibility)測度を用いた連続時間ファジイ過程の存在証明がDai-Liu により得られたことを詳細に説明した.このファジイ過程は現在,Liu過程と呼ばれている.

[25日] 10:30〜16:30
(4)「Some algorithms for probability updating」
影山正幸(統計数理研究所リスク解析戦略研究センター)
概 要:因果推論モデルとして最近注目を浴びているベイジアンネットワークの解説と代表的な確率伝播法であるLoopy belief propagation(LBP)とネットワークをJunction treeと呼ばれるtreeに変換してmessageを伝播する手法を紹介した.

(5)「ベイズ推定を用いた推移確率行列の区間表現とマルコフ決定過程について」
堀口正之(神奈川大学工学部数学教室)
概 要:区間ベイズ法により推定される未知の推移確率行列の区間表現について,区間の上・下限解を表す方程式についてディリクレ分布からベータ関数と不完全ベータ関数による導出方法とアルゴリズムの紹介を行った.

(6)「Discrete-time hybrid processes and decision making」
影山正幸(統数研),岩村覚三(城西大),*蔵野正美 (*は発表者)
概 要:可信性過程と確率過程を Prof.B.Liuのchance measureのアイディアで融合し,不確実性のもとでの変動過程をより柔軟に記述する過程(extended hybrid process)を構成し,その性質を調べた.さらに,この過程をベースに多段決定過程をモデル化して,その最適化に関して考察した.

・第1回


日  時: 5月23日(土) 14:00〜17:00
出席者: 7名
場  所: 神奈川大学横浜キャンパス24号館310会議室

テーマと講師:
「連続時間ファジイ過程とその周辺」
 岩村覚三(城西大学)

概 要:Nahmiasのファジイ変数概念とファジイ集合のunrelatedness概念を拡張して無限次元possibility spaceを構成した。この上に、どのような連続時間ファジイ過程がありうるかを論じた.

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