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研究活動案内2007年 研究部会報告
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2007年 研究部会・グループの部会報告

(*は常設研究部会,#は研究グループ)

OR/MSとシステムマネジメント コンピュテーション
統合オペレーション 食料・環境問題における数理的手法
評価のOR ソフトコンピューティングとOR
待ち行列 知的決定支援の理論と方法
安全安心学 不確実性環境下での意思決定の理論と応用
SCM時代の製造マネジメント 不確実環境下での柔構造最適化モデリング
ORと実践 若手OR研究者の会
ゲーム理論と経済理工学

防衛と安全

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統合オペレーション

日  時: 平成19年11月30日(金)18:00〜20:00
出席者: 6名
場  所: 学士会館303号室

テーマと講師:
「サービスイノベーションと統合OR」 山田郁夫(元三菱総研)
概 要:8月5日に米国オレゴン州ポートランドにて開催されたシンポジウム「Technology
Management in the Service Sector」(PICMET主催)の議論から、サービスサイエンスの最近の研究動向が紹介された。 サービスサイエンス研究の必要性、課題、科学的アプローチ、産業化、教育、施策などについて報告された。

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評価のOR

・第24回

日 時:12月15日(土)13:30〜16:30
出席者:9名
場 所:中央電気倶楽部 213号室

テーマと講師:
(1) 「Impossibility and possibility theorems for social choice functions on incomplete preference」
山本芳嗣 (筑波大学)
概 要: 複数の選択肢に対する複数の個人の選好を集約して、選択肢の中から社会が選ぶべき物を決める問題は、社会選択の問題として知られている。この発表では、相互評価の場面のように、個人の選好の定義域が制限されている場合について、戦略的操作可能性を考慮した社会的選択関数の存在、非存在についての結果を報告した。さらに、卒業研究の順位付け問題に対する最適化モデルの計算結果を報告した。

(2) 「プロ野球球団の最大勝率算定と補強分析におけるDEA感度分析」 関谷和之 (静岡大学)
概 要: プロ野球各球団の推定現有戦力から各球団の最大勝率(戦力の有効活用度)と次期シーズンに向けての戦力整備をDEA感度分析により検討した.2006年セパ両リーグのペナントレースの結果から、投手力、打撃力を推定した。この推定戦力と最終勝率により生産可能集合を規定し、戦力活用不足の度合いを測定した。


・第23回

日  時: 10月20日(土) 13:30〜16:00
出席者: 12名
場  所: 政策研究大学院大学

テーマと講師:
(1) 「順序付け尺度のゲーム論的解釈と数値計算による検証」  流王智子 (筑波大学)
概 要: 審査員が複数人おり、個々の審査員が評価できる対象は対象の一部である状況を想定し、順序付けの方法を研究する。この部分的な審査結果を総合した何らかの尺度を対象全体に与え、対象の順序付けに関する考察を発表した。

(2) 「ランクつき選好データとDEA」 小畑経史 (大分大学)
概 要: 複数の回答者にいくつかの対象に対する好みの順を回答してもらうことで得られるランクつき選好データをもとに,対象の総合的な人気の順位を決定するための手法がいくつか提案されている.そのような手法のうちDEAを利用するものを紹介した。



・第22回

日  時: 9月8日(土) 13:30〜16:00
出席者: 8名
場  所: 国際大学203号室(〒949-7277 新潟県南魚沼市国際町777番地)

テーマと講師:
(1) 「距離最小化加法モデルadd-minを用いた化学会社の評価」 上田 徹 (成蹊大学)
概 要:加法モデルなどのDEAでは効率的フロンティアまでの最大距離で効率性を評価する。しかし、これは最も実現しにくい目標を探すことになる。本研究では生産可能集合の効率的フロンティアへの距離最小化加法モデルを定式化し、その求解アルゴリズムを提案した。それを用いて化学会社を評価した結果を報告した。

(2) 「The winner is KOBE: Site selection for the next generation super-computing center」
刀根 薫 (政策研究大学院大学)
概 要:3月に次期スーパーコンの設置場所が神戸に決定した。この選定にはAHPとDEAが用いられた。AHPで全ての評価項目の評点を決定し、候補地の有利度と不利度をDEAで算定した。これらの分析結果から、18候補地から5箇所に絞りこまれ、現地調査等の詳細な検討により、立地検討委員会の最終報告として神戸と仙台を推薦されたことが紹介された。


・第21回

日  時: 5月26日(土)13:30〜16:30
出席者: 21名
場  所: 政策研究大学院大学

テーマと講師:
(1) 「Context-dependent Assurance Region DEA(CAR-DEA)」
Joe Zhu (Worcester Polytechnic Institute), Yao Chen (University of Massachusetts at Lowell)
概 要: Assurance Region制約をContext-dependent に対応させたDEA分析法を提案し、6つのオリンピック大会における国別成績に適用した結果を報告した.

(2) 「戦略形ゲームによるDEA解の解釈」 杉山 学 (群馬大学)
概 要: 非協力ゲーム理論における戦略形ゲームに基づいてDEAモデルを定式化し,ナッシュ均衡やパレート最適などに関する数値分析結果を示した.


・第19回

日  時: 1月13日(土) 13:00〜16:30
出席者: 14名
場  所: 福岡大学 A棟710教室

テーマと講師:
(1) 「複雑系によるモデリングと評価-遺伝的プログラミングを中心として」 時永祥三 (九州大学)
概 要: 人工的な株式市場や商品市場およびオークション市場のエージェントの動きをモデル化する方法として遺伝的プログラミング用い,価格変動分析などを行った。同時に,カオス的変動を発生する確定的予測モデルに基づく制御方法を提案した。

(2) 「評価を考慮した多段決定モデルについて」 中井 達 (九州大学)
概 要: アウトカムは評価の重要な要素であるが、それを数値化することは困難な場合が多い。アウトカムを考慮した決定問題を考えるために、生産物あるいはサービスに対して満足していると思う住民の割合をその基準とし、多段決定問題としてのモデル化の報告があった。

(3) 「DEAを用いたわが国鉄道事業の非効率性要因の分析と最適補助金の検討」 実積寿也 (九州大学)
概 要: 事業効率性を保証しつつ、鉄道インフラの健全性を保つような最適な関与レベルの算出するために、包絡分析法(DEA)を用いた分析フレームワークを関東・近畿・九州の民間鉄道事業者の財務データに適用した。効率性追求と両立しうる最適補助レベルを導くとともに、各事業者の非効率性の要因を明らかにした。

(4) 「財務分析の問題点のDEAによる解決」 永田吉朗 (長崎大学)
概 要: デュポンシステムを中心とする比率による財務分析(財務分析)には、分析によって抽出された企業財務の問題点間の重要性の差異を客観的に示すことが困難である、また改善の目標値が示されないという問題点が存在する。これらの問題点に対して、DEAを上場建設業の財務諸表データに適用して、分析値の解釈と改善目標を提示した。

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待ち行列


・第204回

日  時: 2月16日(土) 14:00〜16:30
出席者: 28名
場  所: 東京工業大学 西8号館(W)809号室
テーマと講師:
(1) 「マルチエージェントアプローチによる待ち行列システムの性能評価について」
奥田隆史 (愛知県立大学)
概 要:自律的に行動するエージェントが相互に作用することによってシステムの挙動が決定されるマルチエージェントシステムをシミュレーション手法として使った性能解析法が紹介された。適用例として、ヒューマノイド型ロボットの信頼性評価、コンテンツ配信ネットワークにおけるコンテンツ配置アルゴリズム評価などが報告された。
(2) 「経営に関わりのあるいくつかの課題について」 能上慎也 (東京理科大学)
概 要:サービス資源の割り当てや配分、またサービス提供時の混雑解消策について、客と経営者の両方の視点に立脚して課題提起された。例として、理髪店やカウンセリング等における多様な客へのサーバの割り当て問題、健康診断やテーマパークなどでの巡回客の混雑問題、入学選抜試験やゼミ配属における固定枠争奪問題が議論された。

 


・第203回

日 時: 平成19年12月15日(土) 14:00〜16:30
出席者: 28名
場 所: 東京工業大学 西8号館(W)809号室

テーマと講師(*は講演者):
(1) 「マルチクラス待ち行列の平均待ち時間の解析法とその計算量」 *平山哲治 (筑波大学)
概 要: マルチクラス待ち行列の平均待ち時間について関数解析的方法が示された。本解析方法を、優先権待ち行列、ポーリングシステム、フィードバック待ち行列システムに適用すると平均待ち時間の計算量が従来手法よりも少なくなることが示されていたが、マルコフ式ポーリングシステムについても同様な性質を持つことが検証された。

(2) 「再送パケット長保持性と無線ネットワークでのその影響について」
*池川隆司 (NTT)、高橋幸雄 (東京工業大学)
概 要: 再送制御を有するパケット通信において、再送パケット長が廃棄パケット長と等しくなる性質を考慮した転送パケット長のマルコフモデルが提案された。有線・無線統合網を想定した場合の平均往復応答時間や平均転送パケット廃棄率の解析解が導出され、無線網のビット誤り率が性能評価指標に与える影響を数値例により検討した。


・第202回

日  時: 平成19年11月17日(土) 14:00〜16:30
出席者: 21名
場  所: 東京工業大学 西8号館(W)809号室

テーマと講師(*は講演者):
(1) 「開始と締切りが設定されたシステムの到着モデルとその応用」 *松嶋敏泰 (早稲田大学)
概 要: 大学のウェブによる科目履修システムのように開始と締切りが設定されたシステムへの到着過程についてモデル化の検討結果が紹介された。対象期間の開始直後と締切り直後の特別な変動をモデル化する非定常ポアソン過程の強度関数のパラメータを推定する手法が提案され、実際のデータをもとに提案モデルの有効性が議論された。

(2) 「Overflow probabilities in a two-node parallel queue.」
*Zbigniew Palmowski (Mathematical Institute, University of Wroclaw)
概 要: 2つのノードからなる流体型並列待ち行列システムについて、レビー過程を入力とする場合の待ち行列長の漸近特性が解析され、その結果が紹介された。2つのノードのうち、どちらか一方が閾値を超える場合や、同時に閾値を超える場合等の漸近特性が示された。また、複合ポアソン過程等を例に漸近領域での減衰率が求められた。


・ 第201回

日  時: 10月20日(土) 14:00〜17:30
出席者 29名
  東京工業大学 西8号館(W)809号室

テーマと講師 (*は講演者):
(1) 「自己駆動粒子系と渋滞学」 *西成活裕 (東京大学)
概 要:高速道路での車の自然渋滞などを、自己駆動する粒子群の現象として捉える数理物理的な方法論が紹介された。また、渋滞を解消するために、構成員が自主的に協調して判断する創発的社会システムの必要性が論じられた。

(2) 「On Call Center Scheduling」 *Alex Fukunaga (東京工業大学)
概 要:コールセンタスタッフのスケジューリング問題について、局所探索アルゴリズムとその適用事例が紹介された。スキルの異なるスタッフを考慮した待ち時間分布等の高速な評価アルゴリズムが今後の課題として挙げられた。

(3) 「Can we explicitly solve an M/M/c retrial queue for c > 2?」
*Yiqiang Q. Zhao (Carleton University)
概 要:複数サーバ待ち行列モデルについて、客が再呼する場合の解析結果が報告された。サーバ数が2までは陽な客数分布が得られる理由が、センサ過程と連分数の手法を用いることにより一層明確に理解されることが示された。


・ 第200回

日  時: 7月21日(土) 14:00〜17:00
出席者: 49名
場  所: 東京工業大学西8号館(E)10階大会議室

テーマと講師 (*は講演者):
(1) 「情報ネットワークの未来とそれを支える科学のあり方」 *村田正幸 (大阪大学 大学院情報科学研究科)
概 要: 現状のインターネットアーキテクチャと性能評価法の限界について指摘されるなか、将来の情報社会を支える新しいネットワーク科学の必要性が議論され、例として生物学にヒントを得たネットワーク制御が紹介された。

(2) 「性能評価(拡散近似)法と金融工学(オプション価格評価)〜その類似点と相違点〜」
*高橋敬隆 (早稲田大学)
概 要: システム性能評価手法としての拡散近似法に焦点をあて、情報ネットワークでの重負荷時の性能評価モデルと金融工学でのブラック・ショールズ微分方程式がともに拡散方程式を基礎とするなど両者の接点が議論された。

(3) 「混雑と待ち」 *高橋幸雄 (東京工業大学)
概 要: 交差点での混雑現象と信号機の周期、エレベータの待ち時間と運転方法など、実社会が直面する待ち行列上の課題とその解決手法について紹介がなされた上で、今後待ち行列研究が取り組むべき新たな視点が提示された。


・第199回

日  時: 5月19日(土) 14:00〜16:30
出席者: 25名
場  所: 東京工業大学 西8号館(W)809号室

テーマと講師 (*は講演者):
(1) 「生産-販売価格契約モデルとその解析について」 *中出康一 (名古屋工業大学)
概 要: 需要分布が販売価格に依存する生産―販売価格契約モデルについて,生産者や販売者の利益関数の性質(適当な条件下では販売者の利益関数が販売価格について単峰性を有する等)が紹介された.また,生産者と販売者の意思決定順序が利益関数にもたらす影響,及び複数の販売者からなる問題の現状について報告された.

(2) 「モバイル・エージェントの最適巡回政策」 *井家 敦,石坂充弘 (神奈川工科大学)
概 要: モバイル・エージェント技術をネットワーク監視に適用する場合に,ネットワークを構成する複数のノードを1つのモバイル・エージェントが巡回する際の最適政策(単位時間当たりの期待費用が最小となる巡回経路)に関する検討がされた.セミマルコフ決定過程を使った分析により最適政策が費用低減効果を持つことが示された.


・第198回

日  時: 4月21日(土) 14:00〜16:30
出席者: 27名
場  所: 東京工業大学 西8号館(W)809号室

テーマと講師 (*は講演者):
(1) 「客の移動を考慮した移動体通信システムのネットワークモデルと積形式解条件」
*塩田茂雄、 大塚憲治 (千葉大)、 町原文 (東京電機大)
概 要: 携帯電話のセルネットワークにおいて、各セルのユーザ数に関する定常分布が検討された。特に、セルの挙動が準可逆となる条件が考察され、通話ユーザ数と非通話ユーザ数の同時分布が積形式解となる場合の意味付けが明確化された。シミュレーションと比較した結果、積形式解の誤差は実用上充分な精度を保つことが示された。

(2) 「パケットサンプリングによる異常トラヒック検出精度への影響について」
*石橋 圭介、 川原 亮一、 森 達哉、 近藤 毅 (NTT)、 浅野 正一郎 (国立情報学研究所)
概 要: パケットサンプリングを用いた異常トラヒック検出手法について報告された。特に、パケット及びパケットフローの数的な異常検出において、パケットのサンプリング確率と異常トラヒックを見逃す確率との関係が検討された。また、監視間隔などの監視粒度と異常検出精度の関係も検討され、監視パラメータ決定法が示された。


・第197回

日  時: 2月17日(土) 14:00〜16:30
出席者: 19名
場  所: 東京工業大学 西8号館(W)809号室

テーマと講師 (*は講演者):
(1) 「直列対並列サプライチェーンのWinーWinバランシング問題」 *松井正之、*代 頴 (電気通信大学)
概 要: サプライチェーンにおける利益と信頼性の統合バランシング問題の考察結果が示された。2つのノードからなる直列型待ち行列連鎖でのモデルについてバランス行列表を作成し、両者の利益と信頼性がバランスする統合最適解の存在を楕円理論によって示した。同様に並列型待ち行列連鎖についても検討され、楕円理論が検証された。

(2) 「SIPサーバの負荷分散方式」 *佐藤大輔 (日本電信電話株式会社)
概 要: VoIP網の構成方法、特に既存の電話網における加入者交換機に相当するSIPサーバ配置方法の検討結果が示された。従来の電話網のように地域ごとの市内交換機に加入者を収容するのではなく、加入者番号ごとにSIPサーバを分散配置する構成方法が提案された。シミュレーションの結果、災害時の輻輳耐力が向上することが示された。

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安全安心学


・第5回

日  時:1月25日(金) 19:00〜21:00
出席者:20名
場  所:田町キャンパスイノベーションセンター7階 708教室

テーマと講師:
「社会安全政策のシステム論的展開−企業犯罪を中心に−」 警察庁 四方 光(警察庁)

概 要:企業文化や人間人格の働きの解明には,パラダイム・システムの概念が有効で個人,企業と法,政府との間の相互関係の解明にも,システム論アプローチが適当である. さらに「社会安全政策論」は,従来の刑事政策を超えた社会の諸主体による総合的な安全政策論つまりソーシャル・ガバナンス論が求められるとの観点から講演があった.

 


・第4回

日  時: 9月21日(金) 19:00〜21:00
出席者: 16名
場  所: 東京ガス兜l松町本社13階1301会議室

テーマと講師:
「MOT(技術経営)に関わる事業化でのリスクマネジメントと企(起)業家精神」
出川 通 (株)テクノ・インテグレーション)
概 要: MOTの近況について,技術者のおかれている環境変化の点から解説した.MOTは,技術とマーケットの不確定さを克服するイノベーション・マネジメントへ移行しつつある.ハイテクのマーケティングと開発マネジメントにおけるリスクを減らす考え方,またそのためのプロジェクトマネジメントの方法論について説明があった.


・第3回

日  時: 7月20日(金) 19:00〜21:00
出席者: 11名
場  所: 日本ユニシス竃{社 6 階プレゼンテーションルーム

テーマと講師:
「迷惑メールの現状と業界動向」 池田 武 (パナソニックネットワークサービシズ)
概 要: 講演者は,2005年3月に発起人の一人として迷惑メール対策グループ(Japan Email Anti-Abuse Group ? JEAG)を設立し,現在ボードメンバーである.過去の迷惑メールの国際情勢の推移を概説し,日本から世界に送られる迷惑メールを減らしてきた経緯について解説があった.


・第2回

日  時: 5月18日(金) 19:00〜21:15
出席者: 18名
場  所: エネルギー総合工学研究所7F会議室

テーマと講師:
「事故やヒューマンエラーの分析と安全安心」 弘津祐子 ((財)電力中央研究所) 
概 要: 過去に起きた事故を,「事象の把握」,「問題の特定」,「背後要因追求」,「防止対策案の立案」の流れで分析をし,活用することが事故防止のために必要である.本講演では「ヒューマンファクターおよび組織事故」の視点に重点を置き,具体的なトラブル情報の収集・分析・活用の体系的な取り組みについて解説があった.


・第1回

  時: 4月20日(金) 19:00〜21:00
出席者: 26名
  所: エネルギー総合工学研究所6F会議室

テーマと講師:
「人間の振る舞いによる安全問題」 林 喜男 (慶應義塾大学)
概 要: 講師が長年取り組んできた人間信頼工学,ヒューマンエラー研究を,過去に実際に携わった研究テーマを振り返りながら総括した.「人間は本質的に誤りに陥りやすいものではなく,むしろ装置の故障や設計エラーが組み合わされたシステムの潜在的欠陥にはまってエラーを起こすものである」との視点の重要性を指摘した.

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SCM時代の製造マネジメント


・第2回

  時:5月18日(金) 18:00〜20:00
出席者:19名
  所:青山学院大学 青山キャンパス 総研ビル 9階16会議室

テーマと講師: 「生産情報システムにおける環境制約への配慮」  
手島歩三 ((有)ビジネス情報システム・アーキテクト)
概 要: 生産情報システムのあり方に関して、環境の配慮や個別ビジネスの特色の強化などを論点に問題提起があった。特に、ERPパッケージで達成できないと考えられる範囲についての議論がなされた。


・第1回

  時: 4月13日(金) 18:00〜20:00
出席者: 16名
  所: 青山学院大学 青山キャンパス 総研ビル 9階16会議室

テーマと講師: 「マテリアルフローコスト会計の理論と実践」  古川芳邦 (日東電工梶j
概 要: 環境管理会計の仕組みについて、従来の組織単位に対しフロー単位の管理を行う、マテリアルフローコスト会計についての紹介があった。廃棄物にも価値を認めて会計計算を行う点が特徴的である。

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ORと実践


・第10回

日  時:1月26日(土)〜27日(日)14:00〜17:00(26日) 
9:30〜10:10(27日)
出席者:16名(両日)
場  所:おやべクロスランドホテル (〒932-0821 富山県小矢部市鷲島65-1)

テーマと講師:
(1日目:26日)
(1)「石川県における耕作放棄と直接支払い制度の効果について」 西村譲二,前田隆(金沢大学)
概 要:集落協定締結農家からの聞き取りアンケ−ト調査結果から,石川県における耕作放棄の現状とその要因が報告された.また中山間地域等直接支払制度の実施状況の特徴及び課題並びに今後の中山間地域集落の将来性について論及した.
(2)「協力ゲームとその双対ゲームについて」 菊田健作(兵庫県立大学)
概 要:特性関数型協力ゲームの双対ゲームと呼ばれるものについて述べた後,別の考え
方によって元の協力ゲームから得られる新たな協力ゲームを紹介した.破産問題から導かれる協力ゲームと関連付けながら,協力ゲームと新たなゲームの組が満たす性質について解説した.その性質の解釈が今後の検討課題であることを述べた.
(3) 「交通とOR −−情報との戦い−−」 小林正樹(愛知文教大学)
概 要:交通の分野でもORが多用されている.車・鉄道・航空,それぞれの業界紹介の
後,特に鉄道の現状について説明を行った.機器が導入され多くのデータが入手されるようになったものの果たして有効利用されているのか?乗客への還元は?得られた情報を元に繰り広げられる企業・各現場・利用者,それぞれの戦いを考察した.

(2日目:27日)
(1)「可変の制限時間を設けた優先処理システムにおける優先度の評価」
蒲野良隆,小林 香,片山 勁(富山県立大学)
概 要:全処理式の優先クラス及び時間制限式の非優先クラスの2クラスM/G/1バケーションモデルで,平均制限時間T=0時と∞時の厳密解から得た,任意のTでの平均待ち時間の近似値の特性を報告した.クラス別トラヒック量と優先程度での最適なTをコスト関数により定めたが,用いるコスト関数についてはさらに検討が必要である.

 


・第9回

日  時: 平成19年11月17日(土) 14:30〜17:00
出席者: 9名
場  所: Tビジネスプラザ武蔵 (〒920-0855 石川県金沢市武蔵町14番31号)

テーマと講師:
(1) 「Minimum chi square method of AHP」 関谷和之 (静岡大学)
概 要: AHPの一対比較行列に対する重要度算出法に固有ベクトル法がある.固有ベクトル法はペロン・フロベニウスの定理から無限大ノルム最小化問題として記述できる.一対比較行列に対する最小χ2乗法は行列バランシング問題に帰着し,1ノルム最小化問題としてモデル化する.これらノルムの双対関係から両者を比較検討した.

(2) 「不確実性・不確定性を考慮したポートフォリオ選択問題に関する数理的研究とその応用」
蓮池 隆, 石井博昭 (大阪大学)
概 要: 現代社会の高度・複雑化により,様々な不確実要因が増加し,金融市場においてもより幅広い状況へ適用可能なモデルの構築が必要となっている.そこで本研究では,金融資産への投資モデルであるポートフォリオ選択問題に対し,投資家のもつ曖昧さも考慮した拡張モデルを定式化し,その効率的解法の提案を行った.


・ソフトコンピューティングとOR(合同)

日  時: 9月19日(水) 14:30〜17:30
出席者: 15名
場  所: 福井工業大学FUT タワー多目的会議室

テーマと講師:
(1) 「製薬企業における合併効果の分析」 宮重徹也 (富山商船高等専門学校)
概 要: 新薬の研究開発には多額の研究開発投資が必要であり,この研究開発投資の増大を目指した合併行動が継続している.しかし,新薬の研究開発は,特徴の全く異なる研究
と開発という2つのプロセスから構成される.そこで本研究では,このような合併行動が製薬企業の研究成果と開発成果に及ぼす効果について報告した.

(2) 「不確実性を考慮した競合施設配置問題に対する意思決定モデルとその解法」 宇野剛史 (広島大学)
概 要: 店舗のように他の施設との競合関係を考慮した施設配置問題では,利用者の分布や購買力等の情報を基に利用者を効果的に獲得可能な位置を求める必要がある.このようなデータは不確実性を伴うことから,本研究ではそれらを確率変数として扱うことで問題を定式化し,最適配置を効率的に導出するための解法について報告した.

(3) 「リスク・マネジメントを支援するテキストからの課題発見プロセスの研究
   〜製造現場でのイノベーションをめざして〜」 村山秀次郎 (広島経済大学)
概 要: 製造ミスは製造原価に与える影響が大きく,リスクマネジメントとして捉える企業が増えている.しかし,防止策は事故単位で策定されているため,相対的に事故は減少していない.そこで,本研究では提携企業において提案プロセスを実証し,それにより得られた新しい知見について報告した。


・第7回

  時: 7月21日(土) 14:30〜17:00
出席者: 13名
  所: 石川県文教会館 406会議室(〒920-0918 金沢市尾山町10−5)

テーマと講師:
(1) 「塗装ラインを含む混合品種組立てラインの製品投入順序付け問題」  柳 在圭 (金沢大学)
概 要: 本研究では,混合品種組立ラインとその前工程である塗装ラインにおける製品投入順序付けを多目的最適化問題として扱うことにより,塗装ラインでの段取り回数削減,2つのライン間の在庫削減,混合品種組立ラインでの平準化達成,この3点を考慮した生産ライン全体の効率改善を図ることを目的とする.

(2) 「今思うこと・・・40年の大学生活を振り返って」  中島恭一 (前富山県立大学長)
概 要: 姫路工業大学(現兵庫県立大)に23年半,富山県立大学に16年半と40年間に亘り公立大学に勤務してきたが,この間のシステム信頼性・安全性に関する研究活動を,
OR学会やOR研究者との関連を中心に振り返った.また,最後の6年間は学長として,競争と個性化の時代にふさわしい大学改革の推進にあたった.その教訓とこれからの地方大学の在り方について述べた.


・第6回

日  時: 5月19日(土) 14:30〜17:00
出席者: 12名
場  所: 富山県民会館601室

テーマと講師(*は講演者):
(1) 「中国における地域経済発展の不平等について−収束性の観点から−」
 *胡 水文, 前田 隆 (金沢大学)
概 要: 本報告では改革開放後の中国における,所得格差の収束の問題を検証した.主にクロスセクションとパネルデータの比較分析,さらにパネルデータの問題を克服するために,GMM分析を行った.その結果,中国においては所得格差の絶対収束が成立せず,条件付収束であることを確認し,さらに所得格差の要因を考察した.

(2) 「製薬企業の成長モデルと合併効果」  宮重徹也 (富山商船高等専門学校)
概 要: 本講演では,『医薬品企業の経営戦略―企業倫理による企業成長と大型合併による企業成長―』(慧文社)に基づいて,製薬企業の企業成長モデルを示したうえで,その企業成長モデルに対して大型合併の及ぼす効果について講演を行った.具体的には,製薬企業の研究開発能力,内部資源,医薬品売上高に及ぼす効果を分析した.


・第5回

日  時: 1月27日(土) 14:30〜17:00
出席者: 10名
場  所: 富山県高岡市生涯学習センター5階 501室

テーマと講師:
(1) 「視覚障害者高等教育のための教育支援システム開発の試み」 高木 昇 (富山県立大学工学部)
概 要: 全盲の視覚障害者が数学などで利用されるグラフを理解するためには触図が使われる.本研究では,視覚障害者の高等教育で利用されるグラフの触図化支援システムの開発概要を説明する.本システムでは,グラフの画像データからの文字領域・非文字領域抽出,文字認識,点字翻訳,点字自動配置などの技術開発が必要となる.

(2) 「最適化に関する学習のためのロボット活用と教育効果」 成瀬喜則(富山商船高等専門学校)
概 要: 合理的な意思決定方法を学習させるためのいくつかの実践を試みた.学習者が自ら課題を設定して,AHPや効用関数を用いて課題を解決することによって,意思決定に関
する知識を深めた.実践前後に取ったアンケート分析によると,学習者の意思決定方法の有効性に対する認識が深まることが分かった.

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ゲーム理論と経済理工学

・第18回

日  時:2月1日(金)17:00〜18:30
出席者:20名
場  所:東京工業大学大岡山キャンパス西9号館707号室

テーマと講師:
「A Simulation Study of Learning a Structure: Mike's Bike Commuting」
石川竜一郎(筑波大学)
概 要:1主体が経験を通してゲームの構造を学習する過程について,シミュレーションによる分析の報告がなされた。Kaneko-Klineによるマーキングの概念を導入することで,特定の情報の学習に要する時間が飛躍的に短縮することなどが紹介された。後半では,選好の学習についての分析結果が紹介され,活発な議論がなされた。


・第17回

日  時:1月18日(金) 17:00〜18:30
出席者:25名
場  所:東京工業大学大岡山キャンパス西9号館707号室

テーマと講師:
「Domestic Political Survival and International Conflict: Is Democracy Good for Peace?」
Tomas Sjostrom (ラトガース大学)
概 要: 民主主義の度合いと平和との関連について,実証研究の結果が報告された。一般に,民主化が平和に繋がると考えられているが,報告では,民主主義の度合いによって, 完全なる民主主義国 (FD),限定的民主主義国 (LD),独裁国 (Dic) を分類し,LDが独裁を含む他のタイプよりも攻撃的でありLD間に軍事紛争が起こり易いことが示された。


・第16回

日  時:1月11日(金) 17:00〜18:30
出席者:31名
場 所:東京工業大学大岡山キャンパス西9号館707号室

テーマと講師:
「Why Do Bicameral Chambers Usually, but Not Always, Agree? A Game Model」
福元健太郎 (学習院大学)
概 要: 二院制の議会において,第一院で可決された議案が第二院において修正されたとき,第一院がそれを受け入れる可能性についての分析が報告された。本報告では,各院が他の院の状況について正確な情報を持たない情報不完備な状況を想定し,情報が不完備になるほど,そして議案の重要性が増すほど,議案は修正され,さらに両院協議会に持ち込まれる度合いも高まることが示された。


・第15回

日 時: 平成19年12月22日(土)16:00〜17:30
出席者: 20名
場 所: 東京工業大学大岡山キャンパス西9号館707号室

テーマと講師:
「Marriage game のvNM 安定集合」 和光 純 (学習院大学)
概 要: マリッジゲームにおけるvNM安定集合の存在性について報告があり,モンテカルロ・シミュレーションにより各側6名までのcomplete marriage gameにvNM安定集合が存在するという結果が示された。また,各側4名については全数検査により存在が確認されたことや,コアマッチングにより特徴付けられるマリッジゲームのあるクラスでの存在性が示された。


・第14回

日 時:平成19年12月14日(金) 17:00〜18:30
出席者:35名
場 所:東京工業大学大岡山キャンパス西9号館707号室

テーマと講師:
「An Axiomatic Approach to a Theory of Man as a Creator of the World」 松井彰彦 (東京大学)
概 要: 意思決定主体が,過去の経験から世界観を作り上げていく理論について報告があった。従来のゲーム理論では,主体は客観的に構成されたゲームをプレイするが,報告では主体自らが,経験との整合性等の公理を満たすように,直面している世界をゲームとして構成していくことが考えられている。応用例の紹介もあり,活発な議論が行われた。


・第13回

  時: 平成19年11月16日(金) 17:00〜18:30
出席者: 25名
  所: 東京工業大学大岡山キャンパス西9号館707号室

テーマと講師:
「Incentive Problem in Intergovernmental Transfers: Differences between Two Infinitely Iterated Leadership Models」 鈴木明宏 (山形大学)
概 要: 地方政府に対して中央政府が先に補助金を交付する中央先導型(CL)モデルと,地方政府の財政状態に応じて支払う地方先導型(DL)モデルとについて,無限期間の 繰り返しを考慮して分析した場合の報告があった。CLのほうは公債による借り入れ競争,DLでは補助金の獲得競争が起こり,補助金交付のタイミングによらず社会的ジレンマ状況に陥ることが示された。



・第12回

  時: 10月12日(金)17:00〜18:30
出席者: 35名
  所: 東京工業大学大岡山キャンパス西9号館707号室

テーマと講師:
「Second-best congestion pricing and user anonymity in general static transportation networks」
増田 靖(慶應義塾大学)
概 要:道路網などのネットワークに対して,一部の経路にのみ混雑課金がされる場合の料金設定方法について報告があった。まず,課金問題,およびセカンドベストとなる課金方法の簡潔な形での表記法とその説明がなされた。さらに利用者の機会費用が一様でない場合の分析について報告があり,活発な議論が行われた。


・第11回

  時: 6月22日(金) 16:30〜17:45
出席者: 30名
  所: 東京工業大学大岡山キャンパス西9号館 707号室

テーマと講師:
(1) 「Cooperation on Climate-Change Mitigation」
樽井 礼 (Department of Economics,University of Hawai'i at Manoa)
概 要: CO2ガスなどの排出規制と気候変化について、動学的なゲームモデルを構築し、各国間の自発的な排出規制が部分ゲーム完全均衡において達成されることを理論的に示すとともに、現在の状況をシミュレートするシミュレーションモデルを構築し、自発的規制によってどのような気候の状態が達成されるかを示した。

(2) 「Contributing or Free-Riding: A Theory of Endogenous Lobby Formation」
小西秀男 (Department of Economics,Boston College)
概 要: 政府へのロビー活動に関する2段階のゲームモデルを構築し、perfectly coalition-proof Nash equilibrium を均衡概念として用いることにより、どのようなロビー活動が均衡として生じるか、また ロビー活動にフリーライドするグループが現れるかについて考察し、ロビー活動の対象となる状況の違いによって、さまざまな異なる結果が生じることを明らかにした。


・第10回

日  時:3月13日(金)16:00〜17:30
出席者:25名
場  所:東京工業大学大岡山キャンパス西9号館607号室

テーマと講師:
「Between freedom and enforcement: public goods and costly punishment」
Karl Sigmund (Faculty for Mathematics, University of Vienna)
概 要: 公共財問題などの共同事業において,貢献度の低い参加者に対する懲罰行動が,参加者の貢献度を高く保つ役割を持つことが知られている。この懲罰行動がどのように発生するかに焦点を当てた研究について発表があった。共同事業に参加するか否かを任意に選べる状態が,懲罰行動を助長していることが示された。



・第9回

日  時:2月17日(土) 14:30〜17:45
出席者:30名
場  所:東京工業大学大岡山キャンパス西9号館707号室

テーマと講師:
(1) 「A Choice of Auction Format in Seller Cheating: A Signaling Game Analysis」
渡辺隆裕 (首都大学東京都市教養学部経営学系)
概 要: 売り手が不正行為をする可能性があるとき,ファーストプライスオークションかセカンドのどちらを採用するほうが望ましいかを,シグナリングゲームとして分析した。両タイプの売り手がセカンドプライス方式を選ぶという一括均衡が存在することから,不正をしない売り手にもセカンドプライス方式が選ばれ得ることが示された。

(2) 「量子ゲーム理論について」 筒井 泉 (高エネルギー加速器研究機構 素粒子原子核研究所・理論部)
概 要: ゲーム理論の拡張への試みとして,また量子情報科学への寄与を念頭に近年研究が盛んな,量子ゲーム理論についての紹介があった。講演では,量子ゲーム理論により囚人のジレンマが解消する可能性や, 対称量子ゲームの一般論など,代表的な結果から最近の発展まで幅広く紹介された。


・第8回

日  時: 1月27日(土) 14:30〜17:45
出席者: 18名
場  所: 東京工業大学大岡山キャンパス西9号館707号室

テーマと講師:
(1) 「Strategic Sophistication and Cooperation in Experiments」
竹内あい (早稲田大学大学院経済学研究科)
概 要: 意思決定主体の戦略的推論能力が,協力行動にどのように影響するのかを,実験により検証した報告がなされた。推論能力を測る実験を行った後,公共財供給ゲーム(VCM)の実験を行った結果,被験者の推論能力とVCMでの貢献度に統計的に有意な関係があり,推論能力の高い被験者ほど貢献度が高いことが確認された。

(2) 「Dynamics of R&D Collaboration in IT Industry」 中嶋亮 (筑波大学人文社会科学研究科)
概 要: 1985〜1995年のアメリカにおけるIT事業の研究開発協力のネットワークについて,動的実証研究の発表があった。報告では,ネットワークが次第に大規模になり,ネットワーク内でHub (/ star) となる企業が出てくることが示された。また,企業の特性に関する調整後は,triadic closure などの偏りが顕著となることも示された。


・第7回

  時:1月12日(金) 17:00〜18:30
出席者:18名
  所:東京工業大学大岡山キャンパス西9号館715号室

テーマと講師:
「Population Sustainability of Social and Economic Networks」
Youngsub Chun (School of Economics, Seoul National University)
概 要: プレイヤーの集合が変化したときのネットワークの変化に焦点を当てた,ネットワーク形成についての研究報告がなされた.ネットワークに関して,リンク持続可能性をはじめとする4つの持続可能性を定義し,配分に関する緩い条件のもとでPairwise安定性との両立性がないことなどが報告された.

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コンピュテーション

・第5回

日  時:1月31日(木)15:00〜17:30
出席者:18名
場  所:京都大学工学部8号館 共同第5講義室

テーマと講師:
(1)「Multi-sphere schemeにおける球の衝突判定について」 今道貴司(京都大学)
概 要:詰め込み問題に対するmulti-sphere schemeが提案された.これは,詰め込む物
体を球の集合で近似して配置を求めるものであり,まずその概要が説明された.その後,計算上ボトルネックになりやすい,球集合の衝突判定問題に対するスラブ分割と平面走査を組合せたアルゴルリズムを提案し,計算結果が報告された.
(2)「周期的なタイムスロット付きジャストインタイムスケジューリング問題の近似解法」
千葉英史 (関西学院大学)
概 要:与えられた納期ちょうどにジョブの処理を完了するスケジュールを求める,ジャ
ストインタイムスケジューリング問題を扱った.まず既存研究の紹介があり,その後周期的なタイムスロットという概念を導入し,スロット数最小化問題に対するネットワークフローを利用した近似解法が解説された.さらに数値実験の報告があった.
(3)「ホーン理論の内包・外包に対する演繹推論」 小野廣隆 (九州大学)
概 要:まず,人工知能における知識ベースと演繹推論,ホーン理論(式表現・モデル表
現)等の概要を説明し,ホーン知識ベースの内包・外包を定義した.そして,式表現とモデル表現の各々における,内包・外包に対する演繹推論の計算複雑性に関する結果が紹介され,その一部について証明の説明が与えられた.


・第4回

  時: 平成19年11月22日(木)15:00〜17:30
出席者: 13名
  所: 京都大学工学部3号館 N8講義室

テーマと講師:
(1)「2部グラフにおける最小重み K_{t,t}-free t-因子の組合せ的アルゴリズム」 高澤兼二郎 (東京大学)
概 要: 重みつき単純2部グラフに対し,K_{t,t}-free t-因子の中で重み最小のものを
求める問題を,特にt=2の場合について扱った. まず重みなしの問題に対するPapのアルゴリズムを詳細に説明し,その後,このアルゴリズムをベースとする主双対アルゴリズムが提案された.また,このアルゴリズムから得られる諸結果について説明があった.

(2) 「劣モジュラ罰則を含む組合せ最適化問題の緩和問題に対する効率的解法」 永野清仁 (東京大学)
概 要: 施設配置問題において,どの施設にも割り当てられない点集合を許すが,そのような集合に対して劣モジュラ性を持つペナルティが課せられる問題を扱った.この問題に対してLovasz拡張を用いた緩和問題を導入し,Nesterovによる凸最適化手法(劣勾配法,スムーズ最小化)を用いたアルゴリズムが提案された.


・第3回

  時: 10月12日(金)15:00〜17:30
出席者: 30名
  所: 京都大学工学部8号館 共同第5講義室

テーマと講師:
(1) 「Arc-disjoint in-trees in directed graphs」 神山直之 (京都大学)
概 要:有向グラフにおける根付木の詰め込み問題をテーマに,まずEdmondsによる根が単一であるときに根付木が詰め込み可能であるための必要十分条件が紹介された.続いて,この結果を,根が複数あり,各根に対する根付木の数が与えられているケースに一般化した定理が与えられ,その詳細な証明が説明された.

(2) 「無向グラフにおける集合連結問題」 福永拓郎 (京都大学)
概 要:シュタイナー森問題など様々なネットワーク設計問題を含む集合連結問題を取り上げ,この問題に対する解の詰め込み定理を導き,問題の近似整数分解性が示された.また,この結果を利用した近似アルゴリズムが提案され,シュタイナー森問題等に対する既存の結果との比較が行われた.


・第2回

  時: 8月2日(木) 15:00〜17:30
出席者: 9名
  所: 京都大学工学部8号館 共同第5講義室

テーマと講師:
(1) 「完璧にサンプリングしよう−過去からのカップリング」  来嶋秀治 (京都大学)
概 要: まず、マルコフ連鎖モンテカルロ(MCMC:Markov chain Monte Carlo)法を解説した。続いて2行分割表を取り上げ、CFTP(coupling from the past)アルゴリズムによって「完璧サンプリング法」を実現した講演者らの結果が紹介された。最後にまとめと今後の課題について議論した。

(2) 「修士論文公聴会スケジューリング問題の計算複雑さ」  宮崎修一 (京都大学)
概 要: 京都大学情報研究科知能情報学専攻の修士論文公聴会スケジューリングについて取り上げ、その背景とモデル化について説明があった。続いて、ともに2つのパラメータをもつ2種類の最適化問題を定式化し、それぞれについて計算複雑さに関する結果が与えられた。最後に今後の課題について議論した。


・第1回

  時: 5月31日(木)15:00〜17:30
出席者: 22名
  所: 京都大学工学部8号館 共同第5講義室

テーマと講師:
(1) 「多項式最適化問題に対する半正定値計画緩和」 脇 隼人 (東京工業大学)
概 要:与えられた多項式が2乗多項式(Sum of Squares)であるか?という判定問題が 半正定値計画問題(SDP)に帰着できることを示し,続いて多項式の疎構造を利用しSDPのサイズを小さくする手法について説明があった.そして,この結果を多項式計画問題に適用する方法について触れ,数値実験結果によって提案された手法の有効性を示した.

(2) 「Non-crossing spanning trees」 Magnus Halldorsson (Dept. of Computer Science, University of Iceland)
概 要:平面上の点集合とそれらを結ぶ辺集合(曲線)からなるトポロジカルグラフにおいて,辺が交差しない全域木を求める問題を取り上げ,与えられるグラフの交差辺対数をパラメータとするパラメトリック計算量について解説があった.特に,バックトラック法の計算量,グラフセパレータを用いたアルゴリズムの計算量について詳細な説明があり,さらに計算量の下界について議論された.


・第5回

  時: 2月28日(水)15:00〜17:30
出席者: 13名
  所: 京都大学工学部8号館共同第6講義室

テーマと講師:
(1) 「無交差ラーマングラフの列挙」
谷川眞一(京都大学工学研究科建築学専攻)
概 要:ラーマングラフ全体はマトロイド構造を有するが,無交差ラーマングラフ全体にはそのような性質はない.しかし本講演では,辺のフリップを上手く定義することによって,逆探索法による列挙ができることを示した.また,数値実験の結果について報告があった.

(2) 「頻出集合発見問題に対するアルゴリズム技術」
宇野毅明(国立情報学研究所・総合研究大学院大学)
概 要:まず列挙アルゴリズムの研究について,幅広いサーベイ的な説明を行った.続いて,頻出集合発見問題を取り上げた.素朴なアルゴリズムは実用的ではなく,高速化の方法が提案された.このプログラムは最優秀インプリメント賞を受賞し,その詳細な結果報告があった.

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食料・環境問題における数理的手法

・第5回

日  時:1月25日(金)15:00〜16:00
出席者:13名
場  所:大阪大学吹田キャンパス

テーマと講師:「地産地消型の学校給食献立システムについて」
加島智子(大阪大学)
概 要:環境問題への対応,地域貢献を目指した地産地消型の学校給食献立システムにつ
いて,支給対象者の年齢,性別に基づく様々な制約条件を考慮した数理最適化の取り組み,特にラフ集合,ファジィ数理計画,遺伝的アルゴリズムを用いたシステムについて報告された。


・第4回

  時: 平成19年11月2日(金)15:00〜16:00
出席者: 8名
  所: 東北大学経済学部 第16演習室

テーマと講師:
「わが国の食料需給の状況と食料供給ネットワークモデル分析」 吉井邦恒 (農林水産省)
概 要: まず食糧需給と自給率の推移について、横ばいもしくは微減の傾向が続いている現状について紹介があった。さらに輸入・国産食料の供給から消費にいたるまで、その中間での加工等の処理を含めた食糧供給モデルをネットワークモデルとして構築し、ネットワークフロー最適化問題を解くことによって食料自給率最大化を達成するためには供給から消費までどのようなプロセスを経ることが必要かを求めた研究結果について解説があった。


・第3回

  時: 平成19年10月27日(土)15:00〜16:00
出席者: 9名
  所: 小樽商科大学 1号館332会議室

テーマと講師:
「環境保全と台湾原住民集落の再建について」 邵 珮君(長栄大学、京都大学)
概 要:1999年の台湾における地震後の復興について、特に少数民族の集落の復興についての現状と課題についての解説があった。台湾には複数の少数民族集落があり、それぞれが周辺の環境に依存しつつ、独自の文化を維持してきた。震災後の復興に当たっては固有の文化の維持と、周辺環境の保全の両立が大きな課題であり、一律的な復興策ではなく集落固有の環境に応じたさまざまな復興策をとっている現状が紹介された。


・第2回

  時: 平成19年10月13日(土)15:00〜17:00
出席者:8名
  所:九州大学農学部1号館6F602号室

テーマと講師:
(1) 「農業技術体系データベースを用いた営農計画支援システム」 南石晃明 (九州大学)
概 要: 複数の農業技術関連データベースを用いた農業生産計画支援システムについて,その連係性,操作性,有効性について報告があり,その実用可能性について議論がなされた.

(2) 「環境負荷低減農業技術の経営的評価」 佐藤正衛 (農研機構)
概 要: 除草剤を使わずに雑草の発生を抑制し,環境負荷や除草作業の軽減を図るリビングマルチ密植栽培と呼ばれる栽培法を大豆栽培に用いた事例が紹介された.コスト面を考慮した場合,商品(収穫物)の付加価値等を検討することにより,この農法が経営的に成り立つかどうかの議論がなされた.


・第1回

  時: 6月29日(金) 13:00〜14:40
出席者: 13名
  所: 那覇簡易保険レクセンター

テーマと講師:
(1) 「Research and Development of Simulation for Urban Heat Island」 謝 俊民 (東京大学)
概 要: 都市のヒートアイランド現象をシミュレーションするシステムを開発し、それを用いていくつかの具体的な解析を行った結果の紹介があった。街区の建物の配置において、配置が同じでも風が通るような緑地帯の有無で温度分布が変化すること、また建物の構造、エアコンの配置によっても温度分布が変化することが示された。

(2) 「サトウキビのバイオマス利用およびバイオ燃料の現状と課題」 上野正美 (琉球大学)
概 要: まず、バイオマス全体について、京都議定書発効より環境問題とバイオマスとの 関連について概略の説明があった。その後バイオエタノールの国際的な状況と、沖縄のサトウキビを用いたバイオエタノールによる燃料製造への取り組みの紹介があり、沖縄などの島嶼地域における循環システムについての重要性や課題が示された。

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ソフトコンピューティングとOR

・第5回

日  時:2月16日(土) 13:30〜16:30
出席者:9名
場  所:大阪大学工学部P1-212教室(大阪大学吹田キャンパス)

テーマと講師:
(1)「Muth meets Tiebout under Agglomeration Economy:When compact city emerges?」
黒田達朗 (名古屋大学)
概 要:人口減少や環境面から,限定された空間に高密度で居住すべしというコンパクトシティの概念が主張されている.このような人口分布が,資本と家計の自由な移動を前提としたとき,どのような条件の下で実現するかを,住宅,集積の経済,地域間競争を取り入れた数値実験によって分析し,さらに社会厚生上の問題点を示した.
(2)「複合的樹枝構造による不確実性下の決定分析」 瀬尾芙巳子(京都大学)
概 要:不確実で多様な経営環境下の戦略的な問題解決のための支援システムとして,決定分析における樹枝構造分析(DTA)の多目的拡張と,情報のあいまい性を考慮した複合的な多段階構造の構築について論じた.まず最近のOR研究における決定分析の現状について問題点を探り,最後にコンピュータ支援システムの利用を紹介した.


・「不確実性環境下での意思決定の理論と応用」研究部会と合同

日  時: 12月15日(土) 14:00〜17:00
出席者: 24名
場 所: 関西学院大学大阪梅田キャンパス 1004教室

テーマと講師:
(1) 「モンテカルロ法による事業投資リスク分析とリアルオプション分析」 辺見和晃 (構造計画研究所)
概 要: 手法としては古くからあるモンテカルロ法ではあるが,90年代後半以降の経営改革の流れの中で,事業会社での投資評価,企業価値評価などに用いられるようになってきている.本発表では,主に事業投資評価のリスク分析およびリアルオプション分析への適用ついて,現状と可能性を報告した.

(2)「あるエキゾチックな金利デリバティブの価格付けと最適複数停止問題」 大西匡光 (大阪大学)
概 要: 短期市場金利 LIBOR に書かれた,Chooser Flexible Caps と呼ばれるエキゾチ
ックな金利デリバティブの価格付けは,予め定められた上限を超えない回数の停止が許される最適複数停止問題として定式化される.本講演では,その定式化に至るロジックと,最適停止規則の持つ性質について解説を行った.




・第1回

  時: 5月25日(金) 15:00〜16:00
出席者: 29名
  所: 広島大学 東広島キャンパス 工学研究科C1棟112室

テーマと講師:
「集団形成に関するマルチエージェントシミュレーション」 前田義信 (新潟大学)
概 要: 小中学校の学級集団におけるいじめ問題の形式的構造を解明するために,複数の中から幾つかの価値をランダムに見出すエージェントから成るマルチエージェントモデルを提案した.ランダムに選択した2人のエージェントが局所的に同調行動と排除行動を繰り返すとき,集団全体として形成されるグループについて報告した.

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知的決定支援の理論と応用、不確実性環境下での意思決定の理論と応用

・第5回

日  時:2月16日(土)12:00〜14:30
出席者:22名
場  所:茨木セントラルホテル 1階 会議室

テーマと講師:
(1)「マルチエージェント・セルオートマトン法による避難時歩行者流動のシミュレータ作成について」
大鑄史男(名古屋工業大学)
概 要:講演者が勤務されている大学の建物内の避難時歩行者流動に関するシミュレータ作成について,アルゴリズムと共に紹介された.本研究に先行する原初的なモデルにおいて,標識,避難誘導員,複雑な障害物配置,出口の配置などの様々な条件下で避難流動が創発させられている様子がアニメーションにより表現された.
(2)「不確実性下の意思決定分析」 郭 沛俊(横浜国立大学)
概 要:区間確率問題と一回限りの意思決定問題を取り上げた.区間確率問題については区間確率の性質,同定法,結合方法などを提案した.一回限りの意思決定については期待効用関数最大化原理と違って,まず自然状態を選択肢ごとに選び,次は選ばれた自然状態に基づき,最適選択肢を決めるという二段階意思決定方法を提案した.

 


知的決定支援の理論と方法


・第4回

  時: 平成19年12月10日(月)16:00〜17:30
出席者: 22名
  所: 大阪大学 吹田キャンパス工学研究科電気電子情報工学専攻電気棟E3-112室

テーマと講師:
「Machine Learning and Optimization」 Kristin P. Bennett (Rensselaer Polytechnic Institute)
概 要: Support Vector Machines (SVMs) and other Kernel Methods using quadratic and linear programming have emerged as a predominant family of methods in machine learning in the last ten years. This talk provides a basic understanding of the ideas behind kernel methods sufficient to allow practical application of the methods and to provide background for those interested in researching further into the subject.


・第3回

  時: 平成19年11月14日(水) 14:00〜17:00
出席者: 21名
  所: 大阪大学 豊中キャンパス 待兼山会館2階会議室

テーマと講師:
(1) 「強化学習を導入したエージェントから構成されるマルチエージェントシステムの分析」
柴田淳子 (神戸学院大学)
概 要: 蟻が砂糖を食べる動きを模倣したSugarscapeモデルは,非常に単純なエージェントの行動ルールから創発的な現象が現れる.このような現象を用いて,文化や闘争などの社会ネットワークが分析されている.本発表では,環境の変化に適応するために,エージェント自身が行動ルールを獲得するモデルについて報告した.

(2) 「ヴェイグ・オークション・モデル」 桑野裕昭 (金沢学院大学)
概 要: ファジィ集合間に定義されるランキングの概念を自然に拡張することで,ファジィ集合の拡張のひとつであるヴェイグ集合に関しても同様の取り扱いが可能であることを示した.また,その応用として競売対象に対して不確定な評価を許すヴェイグ・オークション・モデルを提案し,その基本的な結果を与えた.


・第1回

  時: 6月6日(水)14:00〜17:00
出席者: 22名
  所: 大阪大学 豊中キャンパス 待兼山会館2階会議室

テーマと講師
(1) 「カオスカ学系を用いた大域的最適化手法」 巽 啓司(大阪大学)
概 要:局所的解を多数持つ大域的最適化問題に対するメタヒューリスティック解法として,カオス力学系を利用した探索手法を紹介した.単純な降下法にカオス的な挙動を付加したカオスアニーリング法や,Particle Swarm Optimizationなどの多点探索方法にカオス力学系を組み合せた求解法について述べた.

(2 )「鉄道輸送計画の自動作成」 高橋 理(三菱電機(株) )
概 要:鉄道輸送計画問題の分類や特徴について概説するとともに,実用化に向けた取り組みの一例として,列車ダイヤ乱れ時における乗務員運用スケジュールの自動変更について,
アルゴリズムや実用化にあたっての課題などを紹介した.

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不確実性環境下での意思決定理論と応用

・「ソフトコンピューティングとOR」研究部会と合同

日 時: 12月15日(土) 14:00〜17:00
出席者: 24名
場 所: 関西学院大学大阪梅田キャンパス 1004教室

テーマと講師:
(1) 「モンテカルロ法による事業投資リスク分析とリアルオプション分析」  辺見和晃 (構造計画研究所)
概 要: 手法としては古くからあるモンテカルロ法ではあるが,90年代後半以降の経営改革の流れの中で,事業会社での投資評価,企業価値評価などに用いられるようになってきている.本発表では,主に事業投資評価のリスク分析およびリアルオプション分析への適用ついて,現状と可能性を報告した.

(2) 「あるエキゾチックな金利デリバティブの価格付けと最適複数停止問題」  大西匡光 (大阪大学)
概 要: 短期市場金利 LIBOR に書かれた,Chooser Flexible Caps と呼ばれるエキゾチ
ックな金利デリバティブの価格付けは,予め定められた上限を超えない回数の停止が許される最適複数停止問題として定式化される.本講演では,その定式化に至るロジックと,最適停止規則の持つ性質について解説を行った.



・第1回

  時: 5月19日(土)14:00〜17:00
出席者: 13名
  所: 流通科学大学 講義棟3 1階 3101会議室

テーマと講師:
(1) 「経済学部Webサイトアクセスログからの受験生の推定」 橋間智博 (兵庫県立大学)
概 要: 項目反応理論を用いて,アクセスログからWebサイト内における各ページの特性を求め,訪問者の訪問目的ごとにクラスタリングをし,訪問者の目的を推定した.兵庫県立大学経済学部Webサイトにおける受験生の推定と,リアルタイムで訪問者の閲覧履歴から各ページとの関係を求め,訪問者が求めていると予想されるページを提示する実験について述べた.

(2) 「消耗品ビジネスにおける市場構造と最適価格政策」 三道弘明 (大阪大学)
概 要: キャノンのプリンタと交換インク,ジレットの髭剃りと替え刃,ブリタの家庭用
浄水器とフィルターのように,システム本体の価格を抑え,代わりに消耗品である交換部品の価格を高く設定することで大きな利益が得られる市場が存在する.ここではこのようなビジネスモデルを消耗品ビジネスモデルと呼ぶこととし,それが成立するような市場構造の解明を試みた.また最適価格設定についても言及した.


不確実性環境下での意思決定理論と応用 /
知的決定支援の理論と方法 (共催)


・第5回

日  時: 2月10日(土)12:30〜15:30
出席者: 19名
場  所: 関西学院大学大阪梅田キャンパス(K.G.ハブ スクエア大阪)1406会議室

テーマと講師
(1) 「Contamination for multistage stochastic programs」 Jitka Dupacova (Charles University)
概 要: Contamination technique will be examined as a possible approach to
robustness analysis of results obtained for multistage stochastic linear programs with respect to changes of their structure or of the input data. We focused on the case when the already selected scenario tree got extended for additional scenarios and/or additional stages.

(2) 「タイミング・ゲームをめぐって」 寺岡義伸 (大阪府立大学)
概 要: タイミング・ゲームは,行動を起こす時期が早過ぎれば失敗の可能性が高く,遅すぎれば競争相手に出し抜かれてしまう状況での,最適行動時期を決定する問題である.また,プレーヤにとって許された純戦略全体の集合が連続体の濃度の集合の典型的な例でもある.タイミング・ゲームの歴史と今後の問題点に関して解説された.

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不確実環境下での柔構造最適化モデリング

・第6回

日  時:2月23日(土) 13:30〜16:30
出席者:8名
場  所:千葉大学理学系総合研究棟 (1階105室)

テーマと講師:
(1)「Financial modeling under  Uncertainty Theory」
 Baoding Liu(Tsinghua University, China)
概 要:ファジイ理論において、確率論における確率測度の役割を果たすものとして
可信性測度を導入した。これと確率測度とから機会測度、更に不確実測度を定義した。これらの測度に応じて、複数の不確実過程を定義し、これら不確実ファジイ過程を用いてファジイ金融モデリングを行った。

(2)「再生核ヒルベルト空間とその応用」
 斉藤三郎(群馬大学)
概 要:ヒルベルト空間の枠で、線形写像を考えると自然に再生核の理論に結びつき、線形写像の逆の構成や構造を調べる基本的な役割を果す事を述べた。次に再生核の基本的性質、具体的な応用特に、有界線形作用素方程式のティコノフ正則化法への応用を紹介し、さらに非線形システムの同定や逆について紹介した。


・第5回

日  時:1月26日(土) 13:30〜16:30
出席者:10名
場  所:千葉大学理学系総合研究棟1階105室

テーマと講師
(1)「動的最適化における黄金最適」
岩本誠一(九州大)、安田正實(千葉大)、吉良知文(九州大)
概 要:黄金最適化とよぶ計画問題の観点から、ある2次最小化(主問題)および最大化(双対問題)を議論した。これらは黄金双対性の一体的なペアを構成する。さらに逆黄金双対としての最小化値関数、最大化値関数の性質も解析した。

(2)「黄金・白銀・青銅 ― 数と比と形と率と」
吉良知文(九州大)、江口将生(東鷹高)、岩本誠一(九州大)
概 要:黄金数、白銀数、青銅数を中心にして、それぞれの比、形、率との数理的関係を体系的に考察した。これらの数を定める2次方程式の定義から、連分数や多重根号法に着目し、議論した。さらに一般の第n貴金属数についても、比、長方形、縮小率との関係を展開した。


・第4回

日 時:平成19年12月22日(土)13:30〜16:30
出席者:8名
場 所:千葉大学理学系総合研究棟1階105室

テーマと講師:
(1) 「AHPにおける整合性診断とテトラッド比」  田中浩光 (愛知学院大学)
概 要: AHPにおいては一対比較値の生成が核であり、2項目間の比較結果を総合することで重要度の推定性能を獲得することができる。誤差(母数)モデルのもとでの、整合性の点検についてSpeamannの1因子モデルでの相関係数からなるテトラッド差の類似から、
新しくテトラッド比を提案し、期待される点検効果を報告した。とくに項目数4に着目し、既存の相対残差、C.I.を調べ、有効とみられる類型の発見ができた。

(2) 「区間ベイズ推定による適応型品質管理」
佐々木 稔 (日本化学工業)、 堀口正之 (弓削高専)、 蔵野正美 (千葉大学)
概 要: ベイズ推定を用いた適応型の品質管理については、多くの研究があり、現場での有効性が報告されている。しかし実際の適応場面では、事前情報に関しては、分布の推定、構成など大きな推定誤差を引き起こすことがある。ここでは区間ベイズ法として未知パラメータを測度のある区間で表そうと考え、母平均が未知、分散は既知の正規母集団に対する品質管理に適応して、事前情報に頑健な適応型の場合を提案できた。


・第3回

日  時: 10月27日(土) 13:30〜16:30
出席者: 14名
場  所: 千葉大学理系総合研究棟一階

テーマと講師:
(1) 「最適経路問題とその応用」 河村一知 (日本薬科大)
概 要: 平面上の格子点を端点から端点まで移動するとき経路上の危険度の 総和を最小にするような経路選択法に関する研究であり、始めから全ての危険度が読めれば最適経路は直ぐ求まるが、Step毎に視界範囲の危険度を比較する逐次経路選択の手法についての報告であった。

(2) 「非拡大写像の不動点近似に関する最近の結果」  青山耕治 (千葉大学政経学部)
概 要: ヒルベルト空間上の非拡大写像の不動点近似に関する最近の結果を述べた。強収束、弱収束に関して、さまざまな条件とその元での収束を論じた。最後に零点問題、均衡問題、不動点問題を関数解析の立場から定義し、それらの問題間の相互関係を詳しく述べた。

(3) 国際会議報告
「日中学術交流研究会」(天津理工大学)に参加して   蔵野正美 (千葉大)
「4th Model. Deci. for AI」(北九州市立大学)に参加して   堀口正之 (弓削高専)   
「The 5th Int. Comp.Conf.」(China)に参加して   影山正幸 (千葉大)


・第2回

日  時: 7月28日(土) 13:30〜16:30
出席者: 12名
場  所: 千葉大学理学系総合研究棟1階105室

テーマと講師:
(1) 「非加法性測度のルベーグ分解定理について」  李軍 (中国通信大学), 安田正實 (千葉大)
概 要: ファジー測度を一般化し、単調性のみを仮定する測度、いわゆる非加法性測度に関して、ルベーグの分解定理を考察した。この議論については、測度の連続性が重要なポイントになる。従来のいくつかの連続性の概念を拡張して得られた結果を用いることで新たな展開を試みた。

(2) 「最適IT投資計画へのGAの応用」  雨宮 孝 (摂南大)
概 要: IT投資への重要性は世間によく理解されている。しかし、投資そのものが真に企業や社会に役立ち、有効なものとして評価されるかは、多くの問題をもつ。 無形資産、つまり人材、組織力、マネジメント変革力などを考えるべきであろう。ここでは最適IT投資計画問題として、 これらを取り入れる非線形問題のモデル作成を試み, GAの応用可能性を述べる。

(3) 「IMS2007 Lhasa、Tibet、China、July1-6に参加して」  岩村 覚三 (城西大)
概 要: 第6回Information and Management Sciences、Lhasa、Tibetについて会議の概要や雰囲気の感想を述べられた。参加者数、会議規模、専門分野、主な参加者、さらに注目を引いた研究テーマについて報告がなされた。

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若手OR研究者の会


・第10回

日  時: 12月8日(土) 15:00〜17:30
出席者: 24人
場  所: 京都大学 8号館3階共同5講義室

テーマと講師:
(1) 「複数の代替案が存在する協力ファジイゲームとその解について」 桝屋 聡 (大阪大学)
概 要: 本研究では,「プレイヤーのとりうる代替案が複数存在する」,「提携への参加度が任意である」という状況を同時にみたす協力ゲームである多選択肢ファジィゲームを考え,「各プレイヤーは異なる考え方をもっている」という性質を考慮した新しい解の考案, 解の公理化, 数値例による評価が行われた.

(2) 「連結3分割問題の解に対するグラフ表現」 大田駿介 (京都大学)
概 要: グラフの3分割とは点集合の分割{V_1,V_2,V_3}のことであり, 指定された節点
s_1, s_2, s_3と自然数 n_1, n_2, n_3に対して, V_i が|V_i| = n_i を満たし, s_iを含む連部分グラフを生成するとする. 本発表は,線形時間で3分割を与えるデータ構造とその構築アルゴリズムが提案された.

(3)「M/GI/1待ち行列における系内客数分布の劣指数的漸近特性について」 増山博之 (京都大学)
概 要: 本講演では, M/GI/1待ち行列における系内客数分布の劣指数的漸近特性に関する近年の研究紹介や今後の展開について概説された.


・第9回

日  時: 10月13日(土) 15:00〜17:00
出席者: 25人
場  所: 京都大学 工学部8号館3階 共同5講義室

テーマと講師 (*は講演者):
(1) 「ユビキタス環境に適した大規模P2Pネットワークにおけるメッセージ転送とオブジェクト配置」
*冨本 隆, 橘 拓至, 杉本謙二 (奈良先端科学技術大学院大学)
概 要: 本講演では, ユビキタス環境に適した大規模P2Pネットワークの構築に向け,SkipNetを基にしたメッセージ転送法とオブジェクト配置法が提案された. 提案法では, メッセージにノード性能を示すIDを付与して, 指定した性能を持つノードに到達させる. 本方式の性能がシミュレーションにより評価され, その有効性が示された.

(2) 「GI+M/MSP/1/K待ち行列と無線環境におけるFEC性能解析への応用」
*村岡 俊, 増山博之, 笠原正治, 高橋 豊 (京都大学)
概 要: 本研究では,二つの独立なパケット流をもつ有限容量単一サーバ待ち行列において,サービス時間がマルコフサービス過程に従って変動する場合のパケットロス過程が解析された.本モデルの応用として無線基地局を経由するストリーミングサービスを考え,映像品質保証に必要な前方誤り訂正(FEC)の冗長度についての検討がなされた.


・第8回

日  時: 6月16日(水)15:30〜17:30
出席者: 16名
場  所: 京都大学 工学部8号館3階 共同5講義室

テーマと講師(*は講演者):
(1) 「長方形配置問題の近似解法」 今堀慎治 (東京大学)
概 要: 長方形配置問題に対する実用的な近似解法として, 2004年にBurkeらによって提案された手法が注目されている. 本講演では, その手法の効率的な実現法が示され, 理論と計算機実験の両面から計算量, および, 解の精度(近似比)の評価がなされた.

(2) 「サンプリングに基づくフローサイズ分布推定法」
*橋本英憲,巳波弘佳 (関西学院大学),内田真人 (九州工業大学)
概 要: 通信ネットワークにおいて,フローサイズ分布がべき乗則に従うことが以前から知られている. 本研究では, サンプリングされたパケットのフローサイズ分布もべき乗則に従うこと,および, その分布のべき指数はサンプリング確率に依らず元の分布のべき指数に一致することが示された.


・第7回

日  時: 5月26日(土) 15:00〜17:30
出席者: 27人
場  所: 京都大学 工学部8号館3階 共同5講義室

テーマと講師(*は講演者):
(1) 「時間依存距離付きネットワークにおける二地点間の最短路アルゴリズム」
*大嶋達也, 永持 仁 (京都大学)
概 要: 各枝の長さが関数として与えられたネットワーク上で, 始点の出発時刻に対する終点の最短到着時刻関数を求める時間依存最短路問題に対しては, 厳密アルゴリズがOrdaとRom(1990)により既に提案されているが, 本講演では出発時刻幅を制限するかわりに, より高速少メモリで厳密解を出力するアルゴリズムが提案された.

(2) 「上位層再送と複数波長に対する割込み制御を考慮したバーストセグメンテーションの性能解析」
*フン ドック トゥアン, 増山 博之, 笠原 正治, 高橋 豊 (京都大学)
概 要: 光バースト交換網ではバーストの競合によるIPパケットの廃棄を軽減するため,バースト・セグメンテーション方式が提案されている. 本講演では, 波長変換器がある場合と無い場合に対し, 二種類のサーバ選択法に基づく再送型バースト・セグメンテーション方式の性能解析を, 複数サーバ待ち行列モデルを用いて行った.

(3) 「重量付き矩形モジュール詰込問題」
*暮部 裕介, 巳波 弘佳,茨木 俊秀 (関西学院大学)
概 要: 重さを持つ矩形集合を, 重心が領域中心に近く, かつ慣性モーメントが小さくなるよう2次元領域に詰め込む問題に特化したヒューリスティックアルゴリズムの設計と, そのシミュレーションによる評価実験について講演がなされた.


・第6回

日  時: 4月14日(土)15:00〜17:30
出席者: 21名
場  所: 京都大学 工学部 8号館3階 共同5講義室

テーマと講師:
(1) 「P2P型実時間サービスにおける分散型ユーザ管理方式の性能解析」 倉谷和彦 (京都大学)
概 要: Skypeに代表される実時間型P2Pサービス網では,ユーザ情報はユーザノードから選ばれた複数のスーパーノードによって管理されており,その数はネットワークの状態に応じて動的に増減する.そうした情報管理機構を連続時間マルコフ連鎖でモデル化し,平均呼設定時間に関する性能解析について講演がなされた.

(2) 「準変分不等式に対するギャップ関数と一般化Nash均衡問題への応用」 久保田 雄統 (京都大学)
概 要: 一般化Nash均衡問題は,準変分不等式問題に再定式化できることが知られている.準変分不等式問題を数値的に解くため,ギャップ関数を用いる手法が提案されているが,停留点が必ずしも大域的最適解になっているとは限らない.本講演では,このギャップ関数の微分可能性など,いくつかの性質について議論がなされた.

(3) 「大規模な制約なし最小化問題に対するコーダルグラフを用いたスパース準ニュートン法」
黒川典俊 (京都大学)
概 要: 大規模な無制約最小化問題を解くには,疎性を利用することが有用である.本講演では,目的関数のヘッセ行列の疎構造とそのコーダル部分グラフを用いた準ニュートン更新法が提案された.さらに,提案手法が速い収束性をもつようなコーダル部分グラフを求めるヒューリスティックなアルゴリズムも提案された.

(4) 「ストリーミングにおける分散型コンテンツ配信の性能評価」 桐原健爾 (京都大学)
概 要: 本講演では, 多対一送信方式に基づくストリーミングサービスの通信品質改善効果を評価するため,ストリーミングサーバとクライアント端末の間に存在するボトルネックルータを有限バッファ待ち行列でモデル化し,オリジナルデータに付与された冗長度がもたらす品質改善効果について検討がなされた.

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防衛と安全

・第8回

日  時:2月15日(金)16:00〜18:00
出席者:33名
場  所:政策研究大学院大学本館4階 会議室4A

テーマと講師:
「テロに関するシナリオ分析とモデリング」 中村健蔵, 渡邊利之(陸上自衛隊小平学校)
概 要:テロ事案に対して重要施設を防護する際に,想定するいくつかの警備シナリオに基づいて効率的な警備資源配分方法を策定するためのモデルが示された.計算の主要部分はモンテカルロ型シミュレーションにより実行される.また,シナリオを変更することで,デモ鎮圧など様々な別の状況にも適用できることが説明された.


・第7回

日  時:2月1日(金)16:00〜18:00
出席者:27名
場  所:政策研究大学院大学本館4階 会議室4A

テーマと講師:
「広域緊急医療体制の高度化」 山田憲彦,庄野 聡(防衛医科大学校)
概 要:大規模災害等で生命の危機に瀕している被災者に対し,緊急に医療を提供し生存率を向上させる制度が現在整備されつつある.その骨子は災害派遣医療チーム(DMAT)と広域医療輸送の整備であり,実現に向けて,地域ごとの救急医療に余力を持たせ,地域間でDMATを効率的に運用するための情報を管理し発信する機能の確立が課題となる.


・第6回

日 時:平成19年12月14日(金)16:00〜18:00
出席者:24名
場 所:政策研究大学院大学 本館4階会議室4A

テーマと講師:
「海上保安庁が行なっている海賊対策について」 鏡 信春 (海上保安庁)
概 要: 海賊事案は近年減少傾向にあるが,これは国際的な海賊情報のネットワーク作り及び海峡沿岸国の取締りの強化による部分が大きい.海上保安庁では東南アジア諸国の海上保安業務を担当する組織に対し,長年,専門家を派遣したり協同訓練を働きかけたりして人材育成に積極的に関与し,こうした成果の実現に重要な役割を果たしてきている.


・第5回

日  時: 平成19年11月16日(金)16:00〜18:00
出席者: 23名
場  所: 政策研究大学院大学 本館4階会議室4A

テーマと講師:
「捜索理論の研究の骨組み」 飯田耕司 (元防衛大学校教授)
概 要: 捜索理論研究を歴史的に振り返りつつ、対象となってきた諸問題の範囲を区分し、それぞれについて詳細な解説がなされた。次に、潜水艦捜索の実務で利用されたいくつかのORモデルの事例紹介があり、捜索理論が実運用で有効に利用されていた状況が生き生きと説明された。


・第4回

日  時: 10月26日(金) 16:00〜18:00
出席者: 22名
場  所: 政策研究大学院大学本館4階 会議室4A

テーマと講師:
「人的過誤を考慮した高速道路トンネル火災の防災対策」 八戸英夫 (工学院大学)
概 要: まず,一般,高速道路,トンネルについての現状と 問題点について説明があった後,トンネル火災の防災対策について 報告がなされた。側道等,設備は十分である現状を受けて, 人的過誤による被害に焦点を当て,最適な換気制御や 消火装置始動までの時間等,オペレーションに主眼を 置いた対策の報告があった。


・第3回

日  時: 9月19日(水)16:00〜18:00
出席者: 29名
場  所: 政策研究大学院大学本館4階 会議室4A

テーマと講師:
(1) 「陸上自衛隊のイラク人道復興支援活動における教訓」 山口敦史 (防衛省)
概 要: 陸上自衛隊のイラク人道復興支援活動の内容,およびその意義について説明があった。活動内容の中で,どのようなOR研究にニーズがあるか議論がなされた。

(2) 「陸自デジタル化部隊実験の目指すもの〜ORにもとめられる課題〜」 増田純一, 増田拓也 (防衛省)
概 要: 社会の情報化とともに戦闘形態も移り変わってきたと言える。こうした状況を受けて,前半は,ネットワーク中心の戦闘 (NCW) についての説明がなされた。後半は,陸上自衛隊のデジタル化部隊実験が目指すものと題して,防衛ORに求められる役割について議論がなされた。


・第2回

日  時: 7月27日(金)16:00〜18:00
出席者: 35名
場  所: 政策研究大学院大学本館4階 研究会室4A

テーマと講師:
(1) 「ゲーム理論と防衛問題」 宝崎隆祐 (防衛大学校)
概 要: いくつかの防衛問題を具体例として挙げながら,初心者のためのゲーム理論の入門的解説が行われた。
(2) 「核査察と密輸取締のゲーム」 宝崎隆祐 (防衛大学校)
概 要: ゲーム理論の防衛問題への適用としてInspection Game(査察ゲーム)を取り上げ, 国際核査察問題,密輸取締問題に関する最近の研究について報告があった。


・第1回

日  時:6月29日(金) 16:00〜18:00
出席者:37名
場  所:政策研究大学院大学本館1階 会議室1C
200
テーマと講師:
(1) 「テロリズムリスクの予測と評価」 大内正俊 (昭和大学),大山達雄 (政策研究大学院大学)
概 要: テロリズムリスクの予測と評価という観点から,テロリズムに関する研究動向の報告がなされた。特に,テロリズム研究のアプローチを内的モデル,外的モデルの2つに分類するとき,後者が有用であることが示された。さらにテロリズムリスクの指標に基づく予測方法,その評価について,モデル分析の実例とともに紹介があった。

(2) 「今後の運営方針に関する検討」
概 要:今後の運営方針について意見交換がなされた。防衛問題,災害対策や都市計画等安全政策全般を対象にし,月1回を目安に研究会を行うことが決定した。

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